あらすじ
幸運に抱(いだ)かれて出逢い、儚(はかな)く別れゆく――「それもまた、ワイン」。ワイン界に輝く稀代の雄・遠峰一青(とおみね・いっせい)を鋭敏なワイン感覚(センス)で補佐(サポート)してきたローラン。ワインがつないできた愛と信頼の関係にも終わりの時がやってくる。一青が選んだ別れのワインとともに、パリでは新たな出逢いの杯(グラス)も――。
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Posted by ブクログ
種味噌を全部失ってしまったけれど
顧客から売った味噌をかき集めて種にして
復活させよう、というエピソードはとても良かった。
小林さんは根は良い人なんだなと思うので好き。
ローランを批判する感想をいくつか見かけたが
彼女くらい嗅覚の良い人がブショネを飲もうとして
吐き気がするのは生理的反応で仕方ないことだと思う。
前もあんな騒ぎを起こしておいて、
結局ローランを切るのが理解できない。