あらすじ
ついに『第五の使徒』がそのヴェールを脱ぐ。『第五の使徒』決戦のとき。富士の山荘へ再び集う神咲雫(かんざき・しずく)と遠峰一青(とおみね・いっせい)。ガイドのアンディに導かれ、マッターホルン登頂に成功した雫は、下山時に開けたワインを『使徒』と確信し、いよいよその表現に挑む。一方、単独登頂を試み、吹雪に消えた一青は、果たして“孤高の頂”に辿り着くことができたのか!?
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Posted by ブクログ
音羽楼の店主、雫たちがやっていることは
相当失礼なことなのに、声をかけて
最終的にはちゃんと話を聞いてくれて立派な人だ。
中国から評判の良い本場の調味料を取り寄せて
使っているつもりが、それに化学調味料が入っていて
というのは哀しい。
素材に気を遣っていたし、お客さんでも気が付かない人の方が多分多かっただろう。
ただ、チャイニーズ・レストラン・シンドローム、つまりグルタミン酸ナトリウム症候群は
グルタミン酸ナトリウムのせいではなかったという研究成果があるはずで
化学調味料という名前のせいで風評被害を受け
日本ではうま味調味料という呼び方に変わっているぐらいなのに
一応原因としては諸説あると言いつつも
「非自然由来食品である」という誤りを堂々と台詞として言わせるのはいかがなものか。
10日で出展準備はかなり厳しいと思うし
何を持ち込み何を販売するかは実際は事前申請ではないかと思うのだが
恐らく成功するのだろうし、成功させて欲しい。
Posted by ブクログ
マッターホルン登頂を果たした雫は、みずからの得た「第五の使徒」のこたえを披歴しますが、ただちにそれが誤りであることに気づきます。この戦いも一青の勝利となりますが、一青は自分がマッターホルンで開封したワインである「モンラッシュ」の名を雫が挙げたことに驚き、あらためて雫の感覚の鋭さを実感させられます。
つづいて、みやびの同級生だった高杉の見合い話をめぐるエピソードがあり、一青が思わぬかたちでストーリーにかかわることになります。
その後、太陽ビールワイン事業部が「フード&ワインショー」に参加することになり、中華料理のチェーン店である「音羽楼」と提携することになります。最初は、音羽楼の社長である林岳彦(はやし・たけひこ)と厳しく対立していた本間は、中華料理に合うワインはイタリア・ワインしかないとがぜんやる気になり、「フード&ワインショー」の出店に向けて動き出します。
Posted by ブクログ
やはりイケメンは…
やはり通常合わせないものとのワインは面白いね。
気づいたが、ワインの味に興味がないらしい。ストーリーを楽しむ読み方をしてる。