あらすじ
『第八の使徒』完全捕捉! その一本は、神咲豊多香(かんざきゆたか)が憧れた高潔な「マドンナ」。彼女に謁見を許された者は、心せよ。万人を虜にする官能の芳香(アロマ)に酔いしれぬよう――。雫(しずく)と一青(いっせい)が用意したそれぞれのワイン。その二本のシャンパーニュには決定的な違いがあった! 豊多香が遺した『使徒』に隠された“マドンナ”を探し出したのはどちらなのか……!? 『第八の使徒』編、決着!
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Posted by ブクログ
早美さんのエピソードも良いのだが
なんでもワインで丸く収まっていくのが
少々しっくりこない。
マドンナのようにワインに懸けていた人なら
わかるのだが。
雫だけでなく、一青サイドもワインで解決。
同じ紹興酒を用意するのではなくワインで埋め合わせ
というのは、現実にはあまり考えにくい気がする。
車の前に飛び出してきた人に対して
怪我をさせてしまったお詫びと助けてくれる上
ご祝儀だなどと言い出すあたりとても気障。
Posted by ブクログ
「第八の使徒」ジャック・セロス・キュベ・エクスキューズ NV。飲んでみたいものだ。ネットで見つかれば、1本20000円ぐらいかぁ。ブラン・ド・ブランで、ベースはジャック・セロスの“イニシャル”と同じ。
ワイン・アドヴォケート誌では、「完熟した桃、ローストしたナッツの香り、フレッシュさを引き立てる香りの数々をもち、エキゾチックでスパイスのきいたワインである。余韻も長く、綺麗でリフレッシュする」と、92点を付けている。
後半のエピソード。台湾料理に合わせる、100年近い熟成を経た「黄ワイン」というのは初めて知ったが、機会があれば試してみたいものだ。まぁ、そんな機会はまずこないだろうけども。