ソムリエ見習いの紫野原(しのはら)みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまった。しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫(かんざき・しずく)のみごとなデキャンタージュによって救われる。実は彼は世界的に有名はワイン評論家、神咲豊多加(かんざき・ゆたか)の息子であった――。神の気まぐれが生み落とした“一本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語が始まる。
Posted by ブクログ 2021年04月17日
『神の雫』1
・ビール会社のセールスマンを務める神咲雫は、国際的なワイン評論家の息子である。亡くなった父の財産はワイン界のプリンスと呼ばれる遠峯とワインの評論対決をすることで遺産相続を決めることになる。これをきっかけに、神咲は初めてワインを飲むことになる。そこで幼少の頃に教え込まれていたことが、全...続きを読む
ソムリエならぬ一般ピープルにはワインのテイスティングなんてスノッブの極みに思えるけど、主人公はそれを心象として表現する、ってところが度を越していて素晴らしい。ストーリーの進行の遅さも殿堂級?
Posted by ブクログ 2009年10月04日
『ソムリエ』もよかったが、こちらもいい。ソムリエの方は、ドメーヌやシャトーの歴史や逸話を知られて面白かったが、こちらは味の追究というか・・・その文学的表現が興味深い。本当にそんな感じがするのか飲んでみたくなる。また、高いワインばかりでなく、数千円の手ごろなワインも紹介されているので、買ってみようかと...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ワインを取り扱ったマンガで、自分のようにワインを全く知らなくても何も気にする事無く楽しめる。昔やっていた「ソムリエ」と言う漫画になんとなく印象が似ているが、こちらの方がタッチが太く読みやすいだろうか。久々にジャケットだけで判断して買った漫画だが、その魅力に吸い込まれた。巻末ではその巻で扱ったワインな...続きを読む
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