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Posted by ブクログ
雑誌の大幅再編成によりシリーズをクローズさせることを余儀なくされた完結巻である。ここではやや足早に物語は展開しているが、次のシリーズが楽しみとなる伏線が敷かれているのはさすがだろう。
今回は夏のエスコート編をテーマに仕立てが為されていて、少し珍しいのはラウラ個人で引き受け最後まで織部の助けを借りなかったorder197「お茶漬けの味」だろうか。途中で織部の見解を挟むようなこともなく最後まで描いたのだから、彼女もまた成長著しいのかもしれない。
失敗に終わったペッツォーリ氏とユーリアの会談など、ペッツォーリ社のナポリ進出も含めてこれからの展開に期待できる内容となっていた。
シリーズ全体の評価も含めて、ここでは星五つと評価している。シリーズが継続しているのは大変喜ばしいことであるし、次のシリーズからも読んでいきたい。
Posted by ブクログ
2012/06/30:借り本。最終巻なのですね。この巻を読んだと思い込んで新シリーズの1巻を読んでしまい、いつの間に店が?!と驚いてしまいました。