【感想・ネタバレ】王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 28のレビュー

あらすじ

イタリア・ナポリの泥棒市に住む日本人、織部悠。ナポリ中の“究めし職人”から“ミケランジェロ”と賞賛された伝説の名仕立て屋が、唯一認めた弟子である。マフィアのドンを継ぐ若き後継者の為、威厳と貫禄のある一着を依頼された悠は!? 悠の若き日を描いた緊迫の「シチリア・マフィア編」完全収録!!

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Posted by ブクログ

 28巻は織部の過去を描いた「シチリア・マフィア編」が収録されている。シチリアのファミリーでの跡目争いに巻き込まれた織部が、少壮にあっても今と変わらず動じぬ姿で注文のツイードジャケットを仕立てる姿が描かれている。
 とはいえ、ここではツイードという生地そのものが重要な役割を果たしており、「先代と同じ仕立てのはずなのに、そこにオーラが伴わない」という問題には織部も頭を悩まされている。その解決がなされたのは物語終盤。
 全体を通した展開もダイナミズムがあり、一冊の巻としての構成がよく計算された相変わらずの見事な手並みであった。
 長期連載ゆえの構成の妙であろう。これもまたシリーズの旨味だと判じ、ここでは星五つで評価している。

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2016年08月30日

Posted by ブクログ

シチリア・マフィア編。変わっていかなければならないのは辛いけど大切やな。かっこのいい装いを俺もしてみたいな。

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2010年11月06日

シリーズ作品レビュー

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