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Posted by ブクログ
二巻にわたって描かれた腕時計編を完結させる30巻である。壮大なスケールで欧州を巻き込んだ時計の物語は、最終的には「技術の粋に挑む時計職人と、それを後押しする人々」という感動的なフィナーレを迎えている。
内実は本当に申し分ないものだった。時計を絡めた蘊蓄の質も高く、物語の進みも緩急が本当にお見事。技術的課題に挑戦する難しさと、そこに挑戦する若き職人の苦悩が十二分に描かれた今巻はシリーズでも指折りの内容だっただろう。
時計の発注に関する簡単なガイダンスまで付属したこの巻は必携の一冊だろう。文句なしの星五つである。
Posted by ブクログ
親が娘に掛ける想いとそれに真摯に応える男のかっこ良さに感動。
29巻から続く腕時計編の後半2巻目。ネタバレはあまりしたくないんですが、最後の課題にさしかかってからの親父さんの腹の括り方からハッピーエンドのくだりは震えたね。すっげー!そしてオリベの時計ほしいー!!
なかなか全巻集めづらい巻数になってきましたが、29巻と30巻だけでもなかなかにオススメ。
Posted by ブクログ
前巻に続いて時計ということで、正直難しくてよくわからなかったです。
が、時計の技術的なところはおいといて、全体の流れとしておもしろかった。
さて、次は時計関係の本を読もうかな。