あらすじ
世界をルフに還そうとするシンドバッドに抗い、アリババ達は最強の布陣で聖宮へ!聖宮内の七つの迷宮で待ち受けるシンドバッドは、自らの過去を語ると共に、アリババ達に神の問いかけをする…
迫力の魔装バトルと共に、それぞれの信念がぶつかり合う!さらに、白龍との戦いで敗れた後に“死後の世界”を訪れていたアリババ。そこで出会った人々、また復活までの間に起きていたこととは!?
死闘も、思考も、想像を凌駕していく!魂の魔導冒険譚第35巻!!
感情タグBEST3
討論
王とマギと神による運命についての討論。他の作品じゃ絶対に見られないような面白い話です。アリババの力、他人を巻き込む力。
ぶつかり合いながらも前へ進むという彼らが目指す世界において最も王にふさわしい力、カリスマではないか、と。
アリババ、埴輪の謎が解明する!
うんうん!
シンドバッドが実施したい事が明確に分かりました!
それに反対するアラジンの考えも納得。
しかし、アリババがいい方向にもっていく!
本当に策士だと思う、頭がいいよ。
暗黒大陸で埴輪になっていた謎も分かります!
パラレルワールドとか異次元の話で面白かった!
Posted by ブクログ
物語の核心を突く35巻である。対立する考えを持つアラジンとシンドバッド、異質な考えを持つアルバ、そしてそれらの考えに意見できるウーゴが論を争い、世界をどうすべきか論議する物語となっている。
ゼパル、フルフルと進みゆく迷宮攻略は、かつて死んでいたアリババの体験告白によって様相を様替えし、主役はシンドバッドからアリババへと移行する。
現状をつまらない茶番だと思い「早く終わんないかなあ、これ」(P.83)とこぼすアルバも、アルマトランの人々と復活を試みたアリババの体験には耳を惹き、どのような結果であれその結末は「うんざりだ」と断ずる彼女へとアリババは希望を提示している。
まさしく主人公の振る舞いであり、そうした主役交代を最後のページで端的に描く大高さんの描き方は素晴らしいの一言である。
改めて言うまでもないだろうが、本人が誰よりも優れている者よりも、配下の優れた人を率いられる者の方が王の器に相応しい。
せっかくの迷宮攻略を中断してしまう展開には疑問も残るが(ここでの本領への回帰は優れた展開だっただけに、やはり惜しまれる)、それをおしてもこの巻の展開は素晴らしい。
今回も星五つで評価したい。
Posted by ブクログ
ついにアラジンとアリババも、シンドバッドと激突!
ここでアリババの死んだ後のお話も明らかになって、また一つ話のスケールが大きくなった。縦横の壁を全部壊して死後の世界も繋げる…すごいな…。
アリババはまた一皮剥けたというか、自分の強みをはっきり認識してシンドバッドと対等以上に話をしているのがすごい。確かに、古今東西探しても死んでから生き返った人間はいないよね(笑)
ただそんな中で思いついた作戦を話しつつ、アラジン、シンドバッド、アルバ、ウーゴを巻き込んで議論を展開し、より良い作戦を生み出しているのが本当に出来る男だなと。
結局シンドバッドもアリババのペースに巻き込まれつつあり、これからどうなっていくのか益々分からなくなりました!
面白い
前回に引き続き王や運命とかなにかをシンドバッドがそれぞれに聞いています。それぞれの価値観だったり、あまり見ないシンドバッドの魔装が見れて面白いです。
Posted by ブクログ
白龍の闘いから。アラジン、アリババもそれぞれ迷宮攻略。ただ結局シンドバッドに「汝に問う!」って聞かれて自分の考え方話してるだけなのに戦う必要あるのかなって思ってしまった。これ7つ続くのかーと思っていたらアリババが流れを変えてくれた。アリババが死んでた間、誰と話をしたとか、どんなことがあったとかやっと判明して面白かった。アリババの確信を持って話す話し方が好き。一度死んで生き返った強み。最後の展開はなかなかゾクゾクした。いつのまにか巻き込まれてたー。予言通り。縦とか横とかよくわからないけど、スケールがでかいなって話。
35巻読みました。
なんかすごい混沌とした難しいテーマについて語ろうとしているけど大丈夫かなぁ。
これ最終巻にまとめられる?不安です。
Posted by ブクログ
アリババ、アラジン、シンドバット。
それぞれの言い分はわかるようなわからないような…
みんな戦う必要ある?
最終的にどのような結論に行き着くのかな。