あらすじ
「ザガン」と「ベリアル」という2つの「金属器」、そして、ジュダルの得た「依り代」の力で、ついに玉艶を追い込んだ白龍。だが、魔法を封じてもなお、異世界アルマトランのマギである玉艶を倒すことができない。宿命の対決の行方、そして行動を起こした白龍にアラジンとアリババは…!?
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改めて読むと・・・。
初めてこの巻を読んだ時は、白龍とジュダルを分からずやと思ってしまいましたが、再読すると分かる部分もあるなと思いました。
本当は、誰よりも自身のために、アリババの手を取るのが一番良いのは頭では分かっている。でも、「許したくない、手を取り合いたくない、なんで自分が許さなければならないのか。」と怒り狂う気持ちが渦を巻く。
白龍にとって、酷い目にあっても前向きに頑張ろうとするアリババは相当気に障る存在(しかも好きな子の想い人!)で、攻撃せずにはいられない。
ただ、あまりに多くの犠牲が出てしまいましたが、この本気のぶつかり合いがあってこそ、アリババと白龍がずっと後に和解出来たのも確かなんだろうなぁと複雑な気持ちになります。
白龍 vs アリババ!
白龍強い
何よりベリアルの魔装化した能力がエグい。
アラジンはソロモンの力魔法を出せるようになり、
ジュダルと決闘、ジュダルもモガメットの黒いルフを
持ってるから強いんだこれが
白龍は、あの結果になったけど。。
どうなるんだろう。
26巻も面白い!
白龍vsアリババ、アラジンvsジュダルの戦いが熱すぎる!!
最後の極大魔法の撃ち合いの決着は果たしてどうなったのか!?
Posted by ブクログ
いま最もハマっている漫画。
MXのマグノシュタット編からアニメから入ってコミックで復習して今に至る。
作者の、伏線張りつつも後ほどきちんと回収していく姿は非常に好感が持てる。どんどん広がる重層的な物語、そして展開が速い速い!アニメだとカラーで躍動感とスケール感すごいし緊迫感のあるBGMも相まって一話一話が濃厚なんだけど、コミックだとあんな大事なシーンがサラッとしていて無念。
また、価値観の違いや正義の定義など至極真っ当なテーマ設定でグサッとくる場面もある。汚れちまった大人向きだなあと。
あとは単純にジュダル×白龍、アリババ×アラジンを妄想しています。ほんと最低。汚れちまった悲しみに。
匿名
それぞれの戦い
アリババ対白龍、アラジン対ジュダルという因縁のある戦いが始まりました。ベルリアの魔装は他のと比べてもずっと脅威でしたし、アラジンとジュダルもどうなるのかドキドキです。
対極
どこまでも平行線、どこまでも対極の王の器。白龍にとって最も理想の正しい道を歩んでいるのは紅炎でもシンドバッドでもなくアリババなのではないか、と。でもその姿は今の白龍にとっては眩しすぎて目障り。もう殺すしかない。どこまでも初めて会った時と変わらずにいられるアリババと話したことで苛立ちは一層加速したことでしょう。そこに姉や想い人の話を持ち出されたとあればもう堕天した彼が取る道は排除ただ一択。変わらない彼の姿が眩しくて、否定したくて、その度に自分の現在位置を思い知らされてしまう。どこか堕転してしまったカシムを思い出しますね。
Posted by ブクログ
白龍とジュダルがいかにして玉艶を倒したのか。怒りをエネルギーにして戦うというのは、また別の怒りの対象がいないといけないんだね。大変。紅炎と白龍が闘いを始める前に白龍を説得しに向かったアリババとアラジン。アリババと白龍の2人きりで話すところなんて昔の感覚が戻ったのかと一瞬期待したけど白龍の変わり方に驚愕した。白瑛の話出されてからのアリババを偽善者という白龍に驚き。確かにアリババって甘いけどさ。言葉が辛い。いざ戦いが始まってしまうと白龍が2つ目の金属器を使いこなしてて魔装まで。しかも大鎌で切ったところの感覚なくなるとかエグくないかな。アリババと極大魔法撃ち合って最後の感じだと白龍やられたかな?こんなに早い展開予想してなかったからただただビックリ。
Posted by ブクログ
白龍対アリババ。
ジュダル対アラジン。
言葉の駆け引きよりも、単純にバトル読んでいるほうがたのしい。
玉艶の最期の微笑みは、きっとまだ何かあるハズッ!
Posted by ブクログ
白龍とアリババ、道を違えてしまった二人が邂逅し、末に闘争へと到る26巻である。
アリババには煮え切らないところがあり、それが彼の良いところでもあるわけだが、それゆえに白龍の論難に反駁することができなかった。その末に闘争を免れえなかったと言ったところだろう。
その結果は、次に続くと言ったところ。読者としては「ええー」と悲鳴を上げたいところであるが、陰惨な結果に終わろうとしている。これは本当にどうなるのやら。
物語としては解決されていないため、ここでは星四つ相当と評価したい。
Posted by ブクログ
もうね、読んでいて辛い。
前々から分かっていたけどアリババとアラジンが主人公であり、その正反対の存在であるジュダルと白龍を待つ未来なんて破滅しかない。
今後も暗い展開が続くとバックステージでも語られていて、新刊が出る度に胃がキリキリするようなストーリー展開と分かっていても、もう読みたくないとは思えない作品。
とはいえ本当に辛い。