あらすじ
「ザガン」と「ベリアル」という2つの「金属器」、そして、ジュダルの得た「依り代」の力で、ついに玉艶を追い込んだ白龍。だが、魔法を封じてもなお、異世界アルマトランのマギである玉艶を倒すことができない。宿命の対決の行方、そして行動を起こした白龍にアラジンとアリババは…!?
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改めて読むと・・・。
初めてこの巻を読んだ時は、白龍とジュダルを分からずやと思ってしまいましたが、再読すると分かる部分もあるなと思いました。
本当は、誰よりも自身のために、アリババの手を取るのが一番良いのは頭では分かっている。でも、「許したくない、手を取り合いたくない、なんで自分が許さなければならないのか。」と怒り狂う気持ちが渦を巻く。
白龍にとって、酷い目にあっても前向きに頑張ろうとするアリババは相当気に障る存在(しかも好きな子の想い人!)で、攻撃せずにはいられない。
ただ、あまりに多くの犠牲が出てしまいましたが、この本気のぶつかり合いがあってこそ、アリババと白龍がずっと後に和解出来たのも確かなんだろうなぁと複雑な気持ちになります。
匿名
それぞれの戦い
アリババ対白龍、アラジン対ジュダルという因縁のある戦いが始まりました。ベルリアの魔装は他のと比べてもずっと脅威でしたし、アラジンとジュダルもどうなるのかドキドキです。
Posted by ブクログ
白龍とジュダルがいかにして玉艶を倒したのか。怒りをエネルギーにして戦うというのは、また別の怒りの対象がいないといけないんだね。大変。紅炎と白龍が闘いを始める前に白龍を説得しに向かったアリババとアラジン。アリババと白龍の2人きりで話すところなんて昔の感覚が戻ったのかと一瞬期待したけど白龍の変わり方に驚愕した。白瑛の話出されてからのアリババを偽善者という白龍に驚き。確かにアリババって甘いけどさ。言葉が辛い。いざ戦いが始まってしまうと白龍が2つ目の金属器を使いこなしてて魔装まで。しかも大鎌で切ったところの感覚なくなるとかエグくないかな。アリババと極大魔法撃ち合って最後の感じだと白龍やられたかな?こんなに早い展開予想してなかったからただただビックリ。