【感想・ネタバレ】はぐれ長屋の用心棒 : 華町源九郎 江戸暦のレビュー

あらすじ

鏡新明智流の遣い手、華町源九郎は家督を息子に譲り、自由気侭な長屋暮らし。ある日、なにやら訳ありの迷い子を長屋に連れてくる。五千石のお家騒動に巻き込まれてしまった源九郎に襲いかかる謎の凶刃……。老いを感じ始めた中年武士の矜持をしみじみと描く長編時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

はぐれ長屋の用心棒シリーズ第一弾。鏡新明智流の遣い手、華町源九郎は家督を息子に譲り、自由気侭な長屋暮らし。長屋近くで中間風の男の惨死体が川から見つかった、ある日訳ありの迷子の吉松を長屋に連れてくる。聞けば、旗本・久瀬家の妾腹の子で、追手から身を隠しているらしい。五千石のお家騒動に巻き込まれてしまった源九郎に襲いかかる謎の兇刃…。剣客春秋シリーズと同じく老いを感じ始めた中年武士が主人公になり、同じ長屋の牢人・住民の協力を得て、事件を解決していく。悪役がわかりやすく平凡な展開で安心て読める。

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2013年09月29日

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