日野瑛太郎のレビュー一覧

  • フェイク・マッスル

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    2024年の江戸川乱歩賞受賞作。この賞の受賞作と云うとけっこう凝ったミステリーって云う印象があったが、ユーモアミステリーで、でもしっかりと書けてて楽しませてもらった。主人や取り巻く人たちに嫌みがなくて好感を持てた

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    2025年11月14日
  • フェイク・マッスル

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    今まで殺人事件などのベタなミステリーばかりを読んでいた自分にとっては衝撃の一作。
    新しいスタイルのミステリーであり、トレーニングに詳しくない方でも楽しめる作品と感じた。

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    2025年10月25日
  • フェイク・マッスル

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    ネタバレ

    インスタでおすすめされてるのを見て読んでみたのですが、とても面白かった。

    本格ミステリーじゃなくて、すごいライトなミステリーという感じなので、ミステリー初心者の私もスラスラと読めた。とにかく本当にスラスラ読める。トリックがよくわからなくてページを戻らなくちゃいけないとか、こいつは誰だったっけ?とか引っかかったりせず、ぐんぐん読ませてくれた。

    潜入取材のために主人公がジムで筋トレしてたらハマっていったり、マトリの現場に入るためにピアノ練習したり、主人公の真面目でちょっとコミカルな感じがとても面白かった。筋トレのまめ知識もあってそれも面白かった。まさかそれがラストに花開くとは思わなかった。

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    2025年09月10日
  • フェイク・マッスル

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    面白かった!!
    普段本を読まない人種ですが、友達に薦められて読みました。

    私もボディビルをやっていることもあったかもしれませんが、
    文体も読みやすく、スピード感のある展開。
    次はどうなるんだ!?と気になり、サクサクと読み進められました。

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    2025年08月31日
  • フェイク・マッスル

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    努力は裏切らないな、と思った。
    散らばった小さな伏線を綺麗に回収して、まとまった作品だと思う。わかりやすくて、面白い。

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    2025年08月24日
  • フェイク・マッスル

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    ミステリー要素と、トレーニングという特殊な世界が融合した独特な作品で、すごく面白かった!
    特に終盤の展開は予想できない!

    ただ、トレーニングを続けている私としては、少し残念に感じる点もあったな。
    作中で「上腕三頭筋上部」という表現が出てきますが、これは解剖学的に正確な言い方ではありません。
    おそらく、一般読者向けに分かりやすくしようとしたのかもしれませんが、この手の表現はトレーニング経験者からすると、少し違和感を覚えてしまいます。
    とはいえ、これはあくまで細かな点。作品全体の魅力が損なわれるわけではありません。

    そして、この作品を読んでいて最も心に響いたのは、作中にも登場する三島由紀夫の言

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    2025年08月22日
  • フェイク・マッスル

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    ネタバレ

    Audibleにて。
    文芸希望で出版社に入社したが週刊誌に配属され、やる気を無くしてほぼほぼ戦力外になっている若手社員が主人公。半分厄介払いのように潜入取材に送り込まれたが、その潜入先は、アイドルがプロデュースするトレーニングジム。そのアイドルがドーピングをしているのでは?という疑惑を記事にするための潜入取材だった。
    はじめは転属希望を出せるという餌に釣られた主人公だったが、潜入の一貫で筋トレと向き合う中で、精神的にも成長し、積極的に取材に取り組むようになっていく。そんな中、取材のためにかけたカマから思わぬ形で大きな騒動の渦中に。。。
    ミステリとしても面白いし、筋トレ美談としても面白かった。

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    2025年08月05日
  • フェイク・マッスル

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    有名アイドルが経営するスポーツジムに、潜入取材をする雑誌記者の話。
    アイドルはなぜたった3ヶ月でボディビル大会で活躍するまでの体を手に入れたのか。その筋肉は本物?偽物?

    一度手に入れたものは、ブランクがあっても取り戻せる。

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    2025年06月30日
  • フェイク・マッスル

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    江戸川乱歩賞受賞作
    エンターテインメント作品として、これは面白かった
    浅い部分はあるかもしれないけれど、どんどん引き込まれて、あっという間に読み終えてしまった

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    2025年06月24日
  • フェイク・マッスル

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     筋肉を鍛えることやドーピングの推理小説なんて、想像もしたことがない。ユーモアがあるし、話の展開が気になるしで、一気読みしてしまった。
     ドーピング疑惑を解明する視点と、それを阻止しようとする視点の二つの相互作用も、とても良かった。

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    2025年06月21日
  • 定時帰宅。

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    刺さった言葉たち→「残業の最大のデメリットは、「自分のために使う時間が減る」こと」「会社の社畜になることはリスク」「若いころにプライベートを会社に捧げたからといって成功につながるとは限らない」「プライベートより大事な仕事なんて存在しない」「これからの時代、なるべく努力しないで成長する方法を考える必要がある」「会社で代わりはいてもプライベートであなたの代わりはいない」。「ときどきメールに即レスする」はビジネスチャット利用の広がりで古くなっているかも。「会社の近くに住む」もコロナ禍の現代では状況が変わっている。

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    2021年07月23日
  • 定時帰宅。

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    面白かったのであっという間に読み終わった。
    仕事に対しての違う視点。
    社畜的考えを持って息苦しさを感じる私にとっては気持ちが楽になる一冊だった。

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    2019年08月02日
  • 定時帰宅。

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    全ての社畜たちへの福音。まさに啓蒙とはこれだ!


    脱社畜ブログの中の人が、会社にありながら脱社畜的生き方をするための技法を語ったもの。

    鬱屈した相互監視体制の敷かれた職場をどのように変えていくか。遠大なテーマですが、これこそ人生をかけて追求すべき生き様の問題です。

    「キャラ」ということが繰り返し語られ、いわく「定時帰宅キャラ」「飲み会出ないキャラ」「仕事ができるっぽいキャラ」などなど。高等技術として社畜派=残業美徳派に抵抗するための備えも語られます。

    これらを受けて極論すれば、「定時を超えてまでこなすべき仕事など存在しない!」と言い切ってよい、と思います。


    【本文より】

    ◯本書で

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    2014年11月23日
  • あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

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    すごく面白かった。「ここが変だよニッポン人」的な発想で社会の矛盾を解説し、その中でどうすればいいかが書かれていた。社畜にならないコツなど、非常に共感する部分が多かった。

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    2014年06月06日
  • あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

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    当たり前の事が当たり前のように書いてある本。この本の題名や内容を「甘え」と言われる日本の同調圧力はもはや"職道"或いは"仕事教"の域。
    「会社はあくまで『取引先』と考えよ」の項目は目からウロコだった。

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    2014年04月20日
  • あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

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    職場でもやりがいが一番の人も居ればそうじゃない人もいる。
    やりがいが一番ではない人を、仕事ができない甘えたやつ、ではなく受け入れる事が大事だと読んで感じた。
    今ある会社で出世するにはこれでは無理かもしれないが、仕事に生きるだけが人生でないのも確かだ。

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    2014年04月19日
  • 新しい法律ができた

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    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

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    2025年11月21日
  • フェイク・マッスル

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    設定もそうだし、ストーリーの進む方向が江戸川乱歩賞だなぁという感じで面白かった。
    登場人物も多すぎず、読書始めたての人にもかなりおすすめできそう。
    ここ伏線っぽいなというところもあって、かなり没入できて楽しめた。

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    2025年11月08日
  • フェイク・マッスル

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    おもしろかった!
    僕自身もトレーニーなので主人公がだんだんハマっていく過程や気持ちがわかり(アルコールをセーブしだしたり笑)
    又、話の展開も早く、読みやすい文章で一気に読んでしまいました。
    主人公が記者として?かなり優秀でした。

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    2025年11月08日
  • フェイク・マッスル

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    ・積読チャンネルで知りました。積読チャンネルありがとう。

    ・読みやすい!
    わかりやすい言葉選びと、身近なのに知らない世界(筋トレ!)が題材ということですらすら読めた。

    ・賛否分かれるところだと思うけど、「壁が立ちはだかる→乗り越える」というシーンのしんどさが大きすぎないところがとても良かった。

    私は、物語の中であっても「頑張ってたものがダメになった」とか「いざやるぞと思ったら失敗した」みたいなシチュエーションが結構ツラく……しんどくて読むのが苦しくなることも多いんだけど、
    『フェイク・マッスル』では、こちらが飽きない程度にほどよく壁が立ちはだかり、乗り越え……という良い塩梅なのでとても嬉

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    2025年10月25日