日野瑛太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日野瑛太郎『フェイク・マッスル』講談社文庫。
第70回江戸川乱歩賞受賞作。
今の時代にありそうなことが様々盛り込まれており、非常に面白かった。ストーリーも予想外の展開が幾つも続き、最後には納得のいく結末が待ち受けているのだ。
人気アイドルの大峰颯太が僅か3ヶ月間のトレーニングで肉体改造に成功し、ボディービル大会で3位に入賞する。そんな大峰にネットではドーピングを指摘する声が持ち上り、ネットは炎上する。しかし、大峰は疑惑を否定し、六本木に自らがカウンセラーとトレーナーを務めるパーソナルジムをオープンする。
文芸編集者を志しながら『週刊鶏鳴』に配属されて、余り仕事に熱の入っていなかった入 -
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Posted by ブクログ
ネタバレかなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼 -
Posted by ブクログ
全ての社畜たちへの福音。まさに啓蒙とはこれだ!
脱社畜ブログの中の人が、会社にありながら脱社畜的生き方をするための技法を語ったもの。
鬱屈した相互監視体制の敷かれた職場をどのように変えていくか。遠大なテーマですが、これこそ人生をかけて追求すべき生き様の問題です。
「キャラ」ということが繰り返し語られ、いわく「定時帰宅キャラ」「飲み会出ないキャラ」「仕事ができるっぽいキャラ」などなど。高等技術として社畜派=残業美徳派に抵抗するための備えも語られます。
これらを受けて極論すれば、「定時を超えてまでこなすべき仕事など存在しない!」と言い切ってよい、と思います。
【本文より】
◯本書で -
Posted by ブクログ
作者さんが同じコミュニティの方ということで手に取った作品。
筋トレやボディビルディングに全くの無知な私はタイトルからして縁のない世界の話かと思って実は1年ほど読まずにきたのだが、私のように専門的な筋トレのことがわからない登場人物が出てくるので、知られざる筋トレ業界の光と闇を一緒に学ぶことができた。そして、職種は違えど、日々仕事に向き合っている人が励まされる内容になっていると思う。
筋トレし始めると薬を使って時に健康を損なってまで肉体改造を目指す人たちが後を絶たないようだが、ダイエットでも似たような話を聞く。
簡単に成果が得られた代償がどんなに重いかは想像でしかないが、そういった怖さを発信するの -
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Posted by ブクログ
ネタバレおなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。
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