楡周平のレビュー一覧

  • 東京カジノパラダイス(新潮文庫)

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    日本にカジノ事業を実施するにあたって、アシスタントマネージャーになった杉田が奮闘する話。

    日本ならではの独自色を打ち出そうと丁半博打に目をつけたが、事なかれ主義の官僚達をどう言い含めるか闘いが始まる。

    官僚の説得の仕方や考えそうなことにリアリティがあって面白かった。

    小説ではうまくいっていたが、実態では官僚の中途半端なチャチャのせいでうまくいかなそう。

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    2023年02月11日
  • プラチナタウン

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    ビジネスと公共事業の違いがおもしろかった。
    ビジネスは、利益を追い求め、公共事業は利益は後回しになりがち。
    寂れた田舎が大型介護施設によって人の波を取り戻す様が、おもしろい。
    ただちょっととんとんでいったなという印象。

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    2023年01月13日
  • 青狼記(下)

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    今月2冊目。
    ★★★★
    おもしれー、素晴らしき歴史小説。
    欲まみれの帝、家臣は忠誠を誓うがこのバランスが崩れて新しい時代が。

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    2022年11月14日
  • 終の盟約

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    認知症になったら生き続けたいか…その一方で家族はどう思うのか…
    いつもの経済小説とはまた違った切り口で大きな社会問題と向き合う1作。
    高齢社会となった日本でもうすぐ自分も直面する問題だと思うと恐ろしい。
    今こそ自分の人生の終わりについて考えるタイミングなのかもしれない。

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    2022年11月10日
  • 終の盟約

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    前半は、終末期医療を考え
    後半は、持つ者と持たざる者の格差を思い知る。

    読み終えて、重いため息をつく。

    途中で、読み進むのはやめたい、と思う自分もいたが
    そこは楡周平、読ませるのだ、やめられない。

    人権派弁護士の真也が、自分の病気を知った時
    妻昭恵に、出来るだけ多くのカネを残してやりたい
    と、医者である兄に懇願する。
    あれだけ妻のことで愚痴を言っていたのに
    あれだけ背を向けていた妻に
    「いいとこもあるんだよ」と。

    決して、いい関係の夫婦だとは思えなかったけど
    長い年月を共にすれば
    二人にしかわからない大事にしたいことが
    あるんだと気づく。

    それは、
    ひとつの救いかも知れない、、

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    2022年11月06日
  • ラスト ワン マイル

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    相変わらず楡さんの本はページを捲る手が止まらない。
    ただ単に一物流会社として今の立ち位置に甘んじるのではなく、新規ビジネスに打ち込んでいくところがカッコ良い。
    主人公がビジネスと全然関係ない場でアイディアを思いつくところも、そのアイディアがいろんな人と話すうちにブラッシュアップされていくところも、最終的に上層部や他会社にも認められていくところも、爽快感があっていい。

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    2022年10月22日
  • 介護退職

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    ネタバレ

    タイトルからして内容は想像していたがまさに今後このような問題を抱える人が増えると思われる。今回は危機的状況になりながらもラストは明るい未来を予期させられたので救われた思いだ。
    現実はもっと悲惨な介護問題を抱えているケースも多々あるに違いない。老老介護や若年による介護、高齢化が進めば色んな問題が出てくる。自分が介護される側になる頃には制度がすすみ、長生きして疎まれるような社会でなくなっていますように。

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    2022年09月27日
  • 終の盟約

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    202208/自分も自身に対しては安楽死・尊厳死を望むけど…。重く難しいテーマでの長編、楡周平ならではの見事な筆運びですいすい読めたし、弟嫁のキャラ描写がうますぎてこわいぐらいだった。

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    2022年09月14日
  • Cの福音

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    なかなかハラハラされられた。
    ちょっとグロいシーンもあったし、結末は若干読めたけど、話の展開や表現が分かりやすく、一気に読むことができた。

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    2022年08月28日
  • 鉄の楽園(新潮文庫)

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    面白かったけど、途中、同じことの繰り返し感があって、少し中弛みした気がした。
    頑張ろうって気にさせてくれたのがよかった

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    2022年08月13日
  • 介護退職

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    万事において、身に降りかかる出来事は運命と受け入れ、前に進むしかないのだという覚悟をすることです。今の私がなすべきことは、過去を悔やむことではありません。どんなことがあっても家族を守る。それ以外にないということです。

    唐木栄太郎は、垣谷美雨さんの小説の登場人物とは格が違う…

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    2022年07月10日
  • 介護退職

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    主人公と同年代であり、母を田舎に独り暮らしさせている自分がこの物語に直面したら何ができるのだろうかとあらためて考えさせられる一冊でした。

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    2022年05月28日
  • 鉄の楽園(新潮文庫)

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    途上国への高速鉄道導入をめぐる経済小説。途上国事情がわかりタメにはなったが、話がすべてトントン拍子に進んで、スリルに欠ける。

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    2022年05月23日
  • 象の墓場

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    デジタルの時代でPCに膨大な写真が保存されているが、みんなで見るという行為はほとんどない。

    銀塩写真で作ったふるいアルバムを見返すことはあるのにね。


    本編を読んだ後に解説の最後に書いてあった事

    印象に残ってます

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    2022年05月14日
  • 未来のカタチ ~新しい日本と日本人の選択~(小学館新書)

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    お気に入りの作家。新書は初めて。
    少子化を語る。
    打開策が「ネスティングボックス」
    子育てに特化した医療、保育、教育施設、スーパーなどを併設する巨大集合住宅。
    一番下の子供が義務教育を終えるまで無料で住める。
    こうした構想。

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    2022年03月25日
  • バルス

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    非正規労働者の酷い状況を打破しようと模索する若者たちの物語だが、現代の重要な問題を洗い出している啓発的な小説だ.百瀬陽一が就職浪人として働くスロットでの経験を前向きに捉えて、週刊近代の内海健太郎とのやりとりが始まる.宅配便のトラックが一斉に発火事故を起こし大混乱が発生し、犯人バルスから派遣労働者の待遇改善要求が出る.最終的に百瀬がバルスの正体を察知し健太郎の筆力で前向きな方向に転換できた結末はやや楽観的な面もあるが、現実の日本での問題点を指摘した先進的な物語とも言えよう.

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    2022年03月22日
  • 猛禽の宴

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    ネタバレ

    夫の友人からお借りしました。
    Cの福音の続編、朝倉恭介シリーズです。

    恭介のダークヒーローぷりがめっちゃカッコよく、本作でも更なる活躍を期待しましたが、それよりはNYイタリア系マフィアの内部抗争が主軸となっており恭介の出番が思ったより少なかったのが残念でした。
    とはいえ、テンポよく物語が展開し、最後はハリウッド映画なみの派手な復讐劇。
    完璧な作戦と戦闘の腕がホントにカッコよかった~
    ハードボイルド小説ってたまに読むとアガるね。

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    2022年03月22日
  • Cの福音

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    人が死んだり、グロい描写(麻薬に侵されていく様子等)は苦手なのだが、
    のめり込んで読んでしまった。
    おもしろい!
    物流の仕組みを使った犯罪なんだけれど、
    物流に詳しくない読者にも理解できるよう
    ちょうどよい説明を加えてくれている。
    これ、ほんとにフィクション?
    終わり方もおしゃれ。

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    2022年02月10日
  • ドッグファイト

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    流通をめぐる企業間の駆け引きが面白かった。
    他職種の人と接する機会が少ないので、こういう企業の実情を詳しく説明してくれる小説は色々と気付きがあってよかった。

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    2022年01月24日
  • サリエルの命題

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    コロナの前にこれ書いてたんやな。
    楡周平君て予言者か。
    しかし、政治家のワクチン接種は笑うたわ。リアルでも同じような事してるんやろなあ。

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    2021年12月26日