楡周平のレビュー一覧

  • 国士

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    直前に読んでいた本がべらぼうに読みにくかったので、
    ちょっとストレス解消に楡さんの小説に手を出しました。
    圧倒的な読みやすさと展開が気になって気になって仕方なく、
    あっという間に読み切ってしまいました。
    (もっと味わってもよかったかも。。)

    ココイチを彷彿とさせるカレー屋チェーンの世界展開を小説にした本ですが、
    元マクドナルドCEO原田氏を彷彿とさせるプロ経営者が、
    創業者から経営を引き継いだものの、会社経営をメチャメチャにしていくという
    ある意味正義vs悪の構図がとても分かりやすい仕立てです。
    (実際の原田氏はそこまで悪ではなさそうですが、これはあくまでフィクションです。)
    この辺り、池井

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    2021年02月02日
  • 再生巨流

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    経済小説をたぶん初めて読んだが…
    めちゃくちゃおもしろい!!

    運輸業社で左遷された主人公が、
    新しいビジネスを立ち上げていく話。
    物流なんて全然詳しくなかったけれど、
    すごくわかりやすく書かれていてすらすら読める。

    平成17年刊行…15年前!?
    内容も全然古く思えない…。

    解説にて紹介されていた楡さんの他の本も大変面白そうで、これから楡さんの本をもっと読んでみたいと思いました。

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    2021年01月29日
  • ラスト ワン マイル

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    ネタバレ


    『税金で作り上げられた』郵政の民営化によって更なる値下げ競争に巻き込まれた運輸会社をはじめ、信念を持って変化をし、受け入れ、情熱を生み出す数多くの人間たちを描いた2009年発売の「ラストワンマイル」

    コロナ禍で変化を恐れてしまう貴方にこそ今手に取って欲しい。


    急激に成長したネット通販会社『蚕の市』と、創業から安値で世話をした結果裏切られる『暁星運輸』

    資本主義では当然の原理。ただ果たして下請け最下層の運輸、物流業であるからこそ仕方ないことなのか。

    いや、最下層の物流業であるからこその発送、いや発想で光を見いだす。それを頭ごなしに無理だという上司。新しいことをするには突き進む信念が大

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    2021年01月24日
  • フェイク

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    銀座の高級クラブの世界を舞台に描かれていて興味深い導入。競艇の話も新鮮でした。少し最後の方はハショリ気味の展開でした。

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    2020年12月12日
  • 砂の王宮

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    ダイエー。モデルとしては打って付け。話の展開も面白い。人との出会い、運、果たして誰の目の前にもぶら下がっているものを掴む事は出来るのか。最後になればなるほど、途中で読むの。やめられない…ビジネス小説好きにはお勧め。

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    2020年12月11日
  • ミッション建国

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    いや~結構つだまらない小説だった。。
    とはいえ、これは嫌みではなく最大限のほめ言葉。

    これからの日本にはミッション(大局的な目指すべき姿と言いましょうか)が必要という政治小説。
    小泉進次郎がモデルになっていると思われる。

    楡さんのオリジナルの日本再建プランがとてもユニークな上に、
    政治家の思惑なども詳細に書かれていて
    「なるほど政治家はそんなことを考えていたのか…」ととても勉強になる。

    政治の世界にさほど興味のない自分にも、
    政治の現実と日本の危機感を伝えてくれるリアリティーのあるフィクションだった。
    が、フィクションのようで、フィクションには思えない。
    将来の日本の姿を映し出しているよ

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    2020年12月10日
  • 食王

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    ストーリー展開が読めてしまったのが少し残念。
    商売とは実直で熱意のある人が集い、知恵を出し合って初めて良いものが生み出せるのだと痛感した。

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    2020年12月04日
  • 和僑

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    プラチナタウン の 続編。
    間も無く 迎える"超高齢化社会"。
    町の 改革派 と、踏襲派 の 対立。
    紆余曲折、一つ一つ 問題解決してゆく 姿には、心が 奮い立つ。
    最後まで 面白い。

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    2020年11月25日
  • デッド・オア・アライブ

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    FCVかEVか。今の流れはEVだろう。日本企業は大きく遅れを取っていると思う。
    作品に出てくるリチウム電池の性能をしのぐ「シエラ」がどんなものかよくわからないが、日本企業が開発することを望む。

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    2020年10月24日
  • 食王

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    コンゲームと並ぶ、著者の得意分野だけあってさすが、現実世界でも通用しそうなアイディアで局面を打開する。某企業ドラマシリーズよりもリアリティがある。

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    2020年10月06日
  • 国士

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    楡周平ではあるが、最近の作品は『プラチナ・タウン』と同じようにビジネスロジックの解説を中心としたストーリーで構成する。派手な立ち回りや、むせかえるほどの愛憎という人間劇をほとんど扱わずとも、これだけカタチにするというのは凄い。「経営のプロ」と事業家とは、マインドセットやスキルの点でやはり違うものなのかな、ということを扱っているようだ。

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    2020年09月23日
  • 砂の王宮

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    碑文谷ダイエーを作った創業者中内氏をモデルにした経済小説。戦後の闇市から巨大なスーパーのチェーンを作り上げていくストーリーのかなりの部分は事実に沿っているのだろう。リニアモーターカーやUBER EATSが話題となる今読むのも一興。

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    2020年09月23日
  • 砂の王宮

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    ダイエー創業者の中内氏のストーリーをかなり加工して、
    フィクションにした小説。
    安定の楡さん。
    正直、主人公に共感は出来ないし、好きになれないけれど、やはり面白いです。

    戦後の混乱期から主人公が顧客ニーズに目を付け、
    スーパーマーケットを日本に浸透させていく様は流石としか言えません。
    そんなビジネス視点に痴漢冤罪という小ネタをはさんでくるところが楡さんの面白いところ。
    痴漢冤罪なんてテーマ、基本的には興味がないので、
    こういったところで小説に盛り込んでくれることで、
    自分の幅も広がって、有難い限りです。

    ちょっと残念だったのが、話の落ちが何となく読めてしまったところ。
    某登場人物がいきなり

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    2020年09月23日
  • ドッグファイト

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    2020.08.31~09.01
    ビジネスエンターテインメントとして、面白かった。
    日本企業の考え方と米国企業の考え方の違いが良く分かる。
    便利さに乗っかって、安易な方向に流れていたが、物事、多角的に見ていかないと、と改めて感じた。
    そして、したたかに動くとしても、そこに可愛げがないとやられる、ということも。

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    2020年09月13日
  • 再生巨流

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    傲慢、自信過剰な主人公が、無理難題を押し付けられながらも、新規事業を立ち上げていく。
    主人公は優秀だが、タバコなど昭和的な雰囲気であり、パワハラで、あまりスマートではないところもある。
    役に立つこととは言え、新しいことを進めるのは大変だなと感じる。

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    2020年08月13日
  • Cの福音

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    夫の友人からお借りしました。

    普段自分からはあまり手に取らないハードボイルド系エンタメ小説でした。
    面白かった!
    ただ、終盤、台湾マフィアと差し向うシーンは「手に汗握る展開」のはずでしたが、主人公がカンペキ過ぎるダークヒーローだったので安心感が勝ってしまい、イマイチ緊張感が出ませんでした(笑)。

    それと、コカイン中毒による副作用が強烈でゾッとしました。
    作中でマフィアに利用されるエリート商社マンは「マリファナなら遊びでやったことがあるし大丈夫」という気持ちから手を出してしまうのですが、その思考回路がとてもリアルでコワイなと。
    と同時に、芸能界で時々逮捕される人たちは、自制心をもってバレない

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    2020年07月27日
  • ラスト ワン マイル

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    私にとって久々の楡周平

    時代は今から10年以上前の日本!
    IT企業による企業買収問題、郵政民営化、下請け企業へのダンピングなどを題材とした作品!

    今現在、本作品を読む事で作者が今の時代を予見していたかのような予言書のような作品に仕上がっております。



    物流大手の暁星運輸はかつて無いほどの窮地に立たされていた、大手コンビニとの専属契約解消に近い契約変更と、ネット通販会社『蚤の市』からの事実上の値下げ指示の取引条件の変更!!!
    このままでは会社が・・・
    という状況下で主人公の広域営業部営業課長の横沢哲夫が立ち上がる!

    物語中の『ラストワンマイルを握っている我々が一番強い』という言葉に何故

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    2020年07月23日
  • ラスト ワン マイル

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    書かれた当時とIT業界が置かれている環境は大きく異なっているが、虚業と実業というのは今も変わらないかも知れない。そういったことへの警鐘だったのかも知れない。
    しかし、現実の物流事業者の苦戦は続いている。ラストワンマイルを武器にした新たな展開、まだ何か隠れているかも知れない。

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    2020年07月21日
  • プラチナタウン

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    ひょんな出来事から、大手総合商社を 辞職して、田舎町の 町長に就任した 主人公。

    地方の 過疎化や、日本の 高齢者問題を 解決するヒントが、この物語には あるように思う。

    個人的には、物語 結末に、辞職の原因となった 上司との、その後の因縁を 期待したが…
    … それについては、「もう、どうでもよい事」としか 書かれてなくて、少々がっかり した。

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    2020年07月16日
  • 再生巨流

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    リアルな展開。脳にキリを刺してでも考え抜け。は身に刺さる。企画部門はそれで稼いでいくのだから。成果物がなければならない。

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    2020年06月29日