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Posted by ブクログ
IT産業のきらびやかさ
『蚤の市』がわずかな期間に ネット販売の勝ち組となった。
物流業者の 暁星運輸の横沢は、蚤の市のスタートから、協力した。
しかし、物流費のバックマージンを要求された。
額にして 8億円近い。そのことは、利益を吐き出すことになる。
基本的には 拒絶、そして 取引停止になる。
その前には コンビニが 値下げ要求してきた。
大きな要因は ゆうパックが 進出してきたからだ。
コストは 明らかに違い コンビニも撤退しなければならない。
物流業者は どう展開したらいいのか?
それを 宮城の妻の実家の トウモロコシとトマトを
食べたことで、新しいビジネスモデルを思いついた。
ラストワンマイルもっている物流業者は、
いつも頭を下げ 下請けのイメージが強い。
それが、上流まで 確保したら
安定した物流業者になるのではないか?
IT会社は 物流業者になれないが
物流業者ならば ネットショッピングモールはできる。
横沢は 現在抱えている ネットショッピングの問題点を洗い出す。
一般の評価が 当てになるのか?
専門家が 評価するしくみをつくったら。
大学の先生、どうもイメージは 小泉武夫先生だが。
テレビによくでてくる シェフ。
蚤の市は 極東テレビを買収して メディアとネットの融合
それは、文字情報への広がりとなるという趣旨だったが
物流とテレビ会社が組めば、新しいビジネスモデルになる。
ここでの 上司 寺島の決断が 実に早くすばやい。
人的ネットワークも確実にできている。
黄昏的な テレビ業界 そして 物流業界
あらたなる ビジネスモデルが 確立できるのか?
安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む。
いい言葉ですね。
Posted by ブクログ
物流のラストワンマイルを担う自社の強みを生かし、今までの請負体質から脱却しネット通販という新規事業を立ち上げていく小説。時代は郵政民営化の時期でサラリーマンはPHSを使い、ネット通販も黎明期。上から目線の顧客をギャフンと言わせる痛快さがあり、新規事業を立ち上げ周囲の仲間を巻き込んでいく様にはワクワク感があり、事業構想も著者で実際に立ち上げたことがあるかのような緻密さがあり、楡ワールドに引き込まれるのは待ったなし。役所勤めだとあまり経験することはないけど、企業の会社員がボトムアップで新規事業を立ち上げていくことへの憧れが強まった。
"安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む"
繰り返し登場したこのフレーズはこれからも心に留めておきたい。
ただ、強いて言うと、色んな人に事業の説明をして回るにあたってなんども同じ表現が出てくるのはくどかったかも。
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