プラチナタウン

プラチナタウン

785円 (税込)

3pt

大手総合商社・四井商事の部長・山崎鉄郎は、社員採用試験をめぐるちょっとした手違いで出世コースから外されクサっていた。そんな折、中学時代の同級生・熊沢から、故郷である東北の田舎町・緑原町の町長になってくれと懇請され、酔った勢いで承諾した。エリート商社マンの職を捨て故郷に戻った山崎は、みごと町長に就任したが、生まれ育ったその緑原町は、莫大な借金をかかえた財政破綻寸前の自治体だった。私腹を肥やそうとする町議会のドン、さらに田舎特有の悪弊・非常識と闘いながら、山崎は町の再生を期して仰天の計画を案出する。それは老人施設を中心にした巨大テーマパークタウンの建設だった……。鋭い社会分析と卓抜のアイデアで評判を呼び、WOWOWでもドラマ化された傑作小説が待望の電子化!高齢化ニッポンに生きる現代人必読の1冊!

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プラチナタウン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    石破茂内閣が地方創生のマニュフェストを抱える中で非常に興味深い地方創生のモデルであったように感じる。もちろんフィクションの要素が強い部分もあるがこの本をヒントに色々と考えることができると感じた。

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    大手総合商社の部長である山崎は突然不合理な左遷人事を言い渡される。泥酔した結果、地元の友人の誘いを受け故郷の町長になることに。前市長の公共事業による借金は150億円、また過疎化も進んでおり財務破綻寸前。
    現在の状況を打開するべく老人介護施設を中心とした画期的仕組みを作る。

    0
    2023年07月07日

    Posted by ブクログ

    まず、すごくわかりやすい!
    町長として商社マンのノウハウで大成功!という筋書きと、大きな障害と多くの登場人物を使わずにしたストーリーでここまで読み応えと満足感を得られる構成、文章は他では味わえない。

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    ここに書かれたことは、10年が経っても、
    多くの自治体が課題としている高齢化を如何に、
    転換させていくかというテーマである。
    もちろん、民間企業が高齢者向け施設を作り、
    それをベースとして町に活気があふれるというのは絵空事かもしれない。
    ただし、どうにかして貯蓄を持つ高齢者層を安心させることで、消費

    0
    2022年02月07日

    Posted by ブクログ

    楡周平のビジネス小説として、実話を元にしていない作品を初めて読んだ。
    この構想はとんでもない。
    まさしく、近い将来に起こり得るであろうビジネスモデルになると感じられた。
    このようなアイデア、というかアイデアを飛び抜けた着想ができる作者の凄さ、小説家の枠を突き抜けた作品である。
    本当に素晴らしい。

    0
    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    【感想】
    続編の「和僑」から先に読んだので、まぁまぁネタバレな箇所も多かったが、それを差し引いてもとても面白い1冊だった。
    やはり読んでいて感じるのは商社マンのビジネスセンスと目敏さかな。
    現実的な目線を損なわずに、しっかりとビジネスチャンスを活かすノウハウと嗅覚を持っており、それを実行に移して実現

    0
    2019年04月30日

    Posted by ブクログ

    ビジネス小説はヒヤヒヤドキドキして面白い。
    山あり谷ありがあっていいし、会話ややり取りもなかなかコミカルで良かった。

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    商社で出世の道を歩んでいた四井商事の山崎は、些細なことがキッカケで出世の道を断たれる。

    山崎は地元の財政破綻寸前の町の町長になることになり、町の再建を託される。

    彼が考えた再建構想は、老人を集めた町造りだった。

    町議会議員のカマタケがもう少し強敵になるかと思ったが、大きな波はなく、堅実にプラチ

    0
    2023年03月03日

    Posted by ブクログ

    ビジネスと公共事業の違いがおもしろかった。
    ビジネスは、利益を追い求め、公共事業は利益は後回しになりがち。
    寂れた田舎が大型介護施設によって人の波を取り戻す様が、おもしろい。
    ただちょっととんとんでいったなという印象。

    0
    2023年01月13日

    Posted by ブクログ

    1.著者;楡氏は、大学院卒業後に写真用品の大企業に入社。在職中に出版した「Cの福音」で作家デビュー、当書はベストセラーとなりました。その後、退社し執筆に専念。「クーデター」を始め、6連作のシリーズはすべてベストセラーとなり、6作合計で当時250万冊を突破したそうです。「再生巨流」はテレビドラマとなり

    0
    2021年10月30日

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