楡周平のレビュー一覧

  • 和僑

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    プラチナタウンの続編。
    大手商社の部長だった主人公が故郷の町長になり、財政破綻と過疎化対策として介護付き高齢者住宅を誘致して起死回生をはかったのが前作。
    今回はすでに町長も2期目、プラチナタウン頼りの町の現状や農業の担い手不足がテーマ。高齢者は増えたが若者がやってこないと町の存続が危ない。それの解決策として農家が安定収入を得られる仕組みを作る。しかも販路は海外へ。アメリカで飲食業で成功を収めている町出身者と組んでB級グルメをアメリカで販売、テストマーケティング後、本格的に冷凍食品として輸出する。それらの材料は全て地元のもの。
    農業と食、今後の世代への新しい選択肢、これらが相互に作用して物語が構

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    2020年01月07日
  • 陪審法廷

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    アメリカでの裁判の模様を描いた小説です。フィクションですが。ストーリーはわかりやすいし、なかなか面白い。そして日本の裁判員制度について考えさせられる。アメリカは陪審制で裁判員制度とはちょっと違うが、それでも日本の裁判制度に関して考えられさせる。

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    2019年10月26日
  • プラチナタウン

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    出世の望みが絶たれた大手総合商社の部長職にあった主人公は故郷の同級生から頼まれた町長就任をうっかり引き受けることに。しかし故郷の町は巨額の負債を抱え過疎化も進み、さらに立場を利用して私腹を肥やすやっかいな町会議員もおり、一筋縄ではいかない様子。でも町民からは痛みのない改革を求められ、にっちもさっちも行かなくなったところで、今までにない高齢者向けの施設を作りそれを起死回生策として、古巣の商社と作り上げていく奮闘記。
    展開にスピード感があり、話自体にも現実味がある。主人公の右腕となる人物が誰しもが思うネガティヴな疑問を常に投げかけるのも読者視点で良い。奮闘記としてはアイデアを思いつき実際に着工が始

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    2019年10月22日
  • ミッション建国

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    20190703


    この国の将来を本気で考えるなら、本書のテーマのように実効性のある少子化対策に取り組むべき。

    目先の選挙の事しか考えない日本の政治家にも読んで欲しい。

    いっその事、楡さんが国会議員になれば良いぐらい、政策提言としては秀逸だが、小説ではない感じ。

    総理、副総理がこの小説のように真剣に日本の将来を考え、ここまで緻密な政策討論ができるとは思えない。

    残念。

    政治の勉強になったな。


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    2019年07月06日
  • 朝倉恭介

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    朝倉恭介vs川瀬雅彦シリーズの最終巻
    最後まで飽きさせない、ハードボイルドアクション。
    まるで映画を、観てるみたい。
    現実離れした、世界に男は憧れるのです、!

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    2019年06月21日
  • 砂の王宮

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    これまでに読んだ楡作品の熱血物流小説(再生巨流、ラストワンマイル)と比べると、熱さはそれほど感じられない流通ビジネス小説だったが、物語としてはとても面白く、ちょっと盛り込みすぎな感じもしないでもないが、サクサク読めた。

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    2019年04月10日
  • 修羅の宴(下)

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    ネタバレ

    所謂バブル時代の規定路線の展開ではあったけど、久々にカンジダガツガツ感。こんな時代があったことがちょっと信じられない。

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    2019年03月09日
  • 砂の王宮

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    成り上がり人生を描いた一冊。私の勉強不足もあるが、実在する人物をモデルに脚色交えながら書き下ろしたのではないかと勝手ながら推測しています。
    こういった時代に自分が生まれたらどういった人生を送っていたのか?考えてみるものの成功しているイメージは湧かない・・・

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    2019年03月08日
  • 東京カジノパラダイス(新潮文庫)

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    日本でのカジノ誘致のニュースが出るようになったので興味を持った。
    その仕組みがなんとなくわかったが、どちらかというと誘致の大変さはスキップされていて、カジノを盛り上げる秘策について面白いアイディア。
    読み物としての面白さはある。ネアカな内容です。

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    2018年11月16日
  • プラチナタウン

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    主人公は商社で順調にキャリアを積んでいたのだけど、とあるキッカケから退職し、生まれ育った地元の町長となる。
    町長として赴任した街は、とんでもない財政難に陥っており、その建て直しのために超巨大介護施設を作ろうとするのがこの物語の核。

    ただしこの小説には起伏がない。大きな山もなければ谷も無い。
    ただただ順調に物事が進んでいく。

    個人的には、地方の複雑な人間関係とか、事業を邪魔しようと躍起になる勢力が描写されるのかなと思ったけど、そういっためんどくさいことはほとんど起こらない。
    役場には協力的で有能な同僚がいるし、街には眠っている資産が沢山あり、もともと所属していた商社はすんなりと介護事業に協力

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    2018年11月11日
  • フェイク

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    Cの福音の次に読んだ楡小説。
    ハードボイルド路線と違い、ライトコメディタッチで読みやすく面白い。
    楡周平。器用な作家である。

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    2018年11月08日
  • Cの福音

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    友人に勧められて楡周平を知るきっかけになった本。
    ハードボイルド作家と言われる所以がこの本にある。
    朝倉恭介シリーズは全て買い揃えたが、まだ1作目しか読んでいない。。

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    2018年11月08日
  • 異端の大義(上)

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    楡周平氏の経済小説

    世界有数の大手電機メーカー、東洋電機産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を
    はたして帰国する。

    帰国して高見が見た会社は、創業者一族支配と取り巻きによる恣意と保身の横行

    同期の湯下は一族出身ということもあり、人事部のトップまで上り詰めている。
    何かと高見を自分たちの世界にひきづり込もうとするが、高見は一線を置く。


    そんな中、ライバルの鷹羽とのDRAM部門の本体から切り離しての新会社設立の話が進む。
    4つある工場の1つをリストラと過剰設備として閉鎖することに。

    岩手工場がそのターゲットとなり、恣意的に高見は、工場閉鎖業務要因で岩手に送り込まれる。

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    2018年10月28日
  • クレイジーボーイズ

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    特許を巡り、父を殺された息子が、真相解明のため、大きな
    かけに出る。

    ラスト100ページの流れるような勢いは圧巻

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    2019年09月25日
  • 東京カジノパラダイス(新潮文庫)

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    カジノ法案が通ったことでお台場に一大ビジネスを展開するためのいろいろ、のテンポの良いストーリー展開ですぐに読み終わりました。外資の雇用の仕方や、パチンコや宝くじの収益のカラクリにむしろビックリした。なんか、宝くじ買うの嫌になっちゃうなぁ〜・・・

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    2018年10月27日
  • フェイク

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    ネタバレ

    ストーリーというか話のスジは面白かった。銀座のクラブの裏側とか、ノミ屋とか競輪とか。特にクライマックスのノミ屋潰しは描写がイキイキとして作者が一番書きたかった部分なんだろうと感じた。
    でも登場人物に魅力が無い。特に摩耶とさくら。この作者は女性キャラが苦手なんじゃないかな。
    会話が説明口調過ぎて笑える。

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    2018年09月28日
  • プラチナタウン

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    楡さん三部作の第一部

    類に漏れず面白かった。
    大企業からの左遷や、しがらみだらけの市政など、第2部に比べれば、かなり政治色の強い本編だったが、そこを毒づきながら乗り越えていく主人公はカッコよかった。

    ただ、黒狸役のカマタケが、ずっと厄介な存在で、最後になんかしてくるかをヒヤヒヤしていた。

    主人公というより、周りの人とのコミュニケーションでどんどんプランが拡大+ブラッシュアップされてく姿も良かった。

    過疎化が進み死にかけてる地方を再生するというテーマも素晴らしい。こんな大きなテーマを扱える人間になりたいとワクワクした。

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    2018年05月03日
  • 和僑

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    先輩からの推薦本

    ビジネス系の小説(島耕作を小説家したようなもの)で大変面白かった。
    あっと驚くトリックなどは無いのだが、四苦八苦しながら、
    多重に戦略を立て進めていく姿が、その分リアルに描かれていた。
    また、「20年後、30年後の日本の未来を嘆き、和僑や日本食の海外輸出などのビジネスモデル」
    を立てて行くところも考えされられた。また主人公からは「大きなビジョンと、先ずは自身が動くこと」の大切さを感じた。
    シリース物の2部目の作品だったので、前後の作品も読んでみたい。
    (222文字)

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    2018年04月17日
  • フェイク

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    最初に主人公が性病の病院に行く所から始まって、なんとなく「その話は余談だろう、いつか本題に入るんだろう」と思っていたら、夜のお仕事をしている人たちのストーリーでした。
    アラッ!そうだったの!

    すごく面白かったです!相手に復讐する手段としての詳細が、博打についてまったくわからないため、「ふーん」という感じでしたが、話しとしてはよくわかりました。
    ストーリーとしてはありきたりではないし、楽しめました!

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    2018年04月16日
  • 和僑

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    華僑が商売を追い求めて世界に出るのは国を信じていないから。資産を分散して、万が一の時には一番状況の良い国の身内を頼る。しかし日本は滅多なことでは国は捨てないが超高齢化、人口減少社会で20年30年後には和僑になるとの将来に向けての提言になるほど。終章の町長選挙の話は少しサラッとしすぎ感はあるが、総合的に前著プラチナタウンも良かったが続編としても内容は面白かった。

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    2018年02月06日