楡周平のレビュー一覧

  • 青狼記(上)

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    実は「コミックバンチ」に連載していたマンガを読んで初めて知り、あまりの面白さにコミックスを揃えてしまった、という作品。
    ただ私のその評価が世間の標準とは若干異なっていたようで、物語半ばのうちに連載打ち切りになってしまった、というのは余談である。
    それから原作も当然のように読んでみたくなり、探していたものの長らく増刷が止まって絶版状態になっており、このたび数年越しでようやく手にすることができた。

    今改めて楡周平の「青狼記」を読んでみると、マンガと比べていささかシンプルではあるものの、やっぱりメチャクチャ面白い。
    ここまできたら最早バカとしか言いようがないほど純粋過ぎる趙浚だが、二昔ほど前の連続

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    2010年09月03日
  • 宿命(上) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京

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    面白い!

    久々にわくわくどきどきするのに出会った
    以前もクラッシュを読んだとき
    この方のは面白いと思いました

    今から下に突入

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    2010年09月02日
  • クラッシュ

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    最高に面白い!ネット社会、コンピュータ依存の危うさに対する警告。男女関係のもつれから起こるサイバーテロ。ジェット旅客機に関する繊細な描写等全てに引き込まれる。

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    2010年08月17日
  • 衆愚の時代

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    すばらしい爆笑本。だいだい「衆愚」という言葉。まったく今どき…と苦笑せざるを得ない。2ちゃんねるの書き込みにも怒ってたりするのだが、その時点でチラ裏本だし。「昔は良かった」「最近の若者は…」「私がアメリカ勤務の時は」「こう言うと叱られるかもしれないが…」と嘆く、嘆く。

    強気を挫き弱者を助けることが正しいなんてオカシイ!と叫びつつ、自分は、しがない物書きみたいなスタンスのヘタレっぷり。正社員になりたくない人が多いから、消費者が安いものを求めるから、派遣労働は当たり前・派遣切りもまた当然と言いながら、株や投資はケシカランという。お金を少しでも儲けたい人がいるんだから投資だって当然なんじゃない!?

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    2010年06月19日
  • マリア・プロジェクト

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    朝倉恭平シリーズが終わってちょっと寂しかったあなたに!!

    これまた実際にあってもおかしくない?(実在してしまうと恐ろしくてたまりませんが、、、)ような(((p(>o<)q)))
    フィクションと割り切って読みましょう!!
    面白いです!!

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    2010年05月20日
  • 猛禽の宴

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    今回も前回に引き続き
    朝倉恭介さん  完璧  です
    Cの福音を読まれた方はもちろん、本作のみでも楽しめると思います。
    オススメです!!

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    2010年05月20日
  • クレイジーボーイズ

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    メインは水素自動車用のタンクの開発を巡る特許問題。しかし、その他にも、多くの現代社会が抱える問題を盛り込んである。
    今、ホットな話題だけに、実際に起きたらどうなんだろうと考えさせられる。

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    2010年04月22日
  • 陪審法廷

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    日本の医学界に失望し渡米した内科医である父をもつ牧田研一。
    一方、グアテマラ出身で幼い頃両親を亡くしストリートチルドレン
    を経て孤児院の生い立ちという不幸から抜け出そうと夢を描き
    4千八百キロの旅の果てに米国に不法入国し、
    縁あって外科医に看護師という裕福なクロフォード夫妻の
    養女となったパメラ。
    隣同士で家族ぐるみの付き合いという研一にとっては、
    実の親と同様に接してきたクロフォードの
    裏に潜む男の本性を知ることとなる。
    それは・・・
    養父・クロフォードから長年にわたり性的虐待が行われ殺意
    が芽生えてきているとパメラから打ち明けられたからである。
    パメラとはクラスメートでもあり同じマイノリテ

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    2010年03月07日
  • 陪審法廷

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    米国在住の日本人少年が犯した殺人の罪状の有無を陪審制で問う、というものですが
    重たいテーマでありながらも、集中して一気に読んでしまうほど、考えさせられる作品です。

    陪審制で判決が下される米国の地で、
    日本人が殺人を犯し、米国の法に基づき裁かれ、
    一方で(米国籍ではあるが)日系人が陪審員に選出されるので、
    色々考えるきっかけが沢山散りばめられています。

    白黒しか存在しない(ここで言う有罪か無罪か)という米国と
    グレーゾーンが存在する日本との文化や国民性の違い、
    認識・見解の違い、そして個人の考え方の違い、と
    様々な背景が読み手に与えられるので、すごくエネルギーを使います。


    この作品の世界

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    2010年03月04日
  • ラスト ワン マイル

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    2009/10/3 ジュンク堂三宮本店にて購入。
    2018/2/2〜2/3

    楽天、ライブドアを彷彿させるIT 通販業者とヤマトとフジテレビを彷彿させる宅配便、既存マスコミの闘い。いやいや、超絶面白いビジネス小説だ。ラストワンマイル、というタイトルも見事。この商売ほんとに出来ないもんかな。最近の運送業界の人手不足もあって難しいか。

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    2018年02月03日
  • 異端の大義(上)

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    ネタバレ

    2009/3/30 新大阪のBooks Kioskで購入。
    2015/3/24〜4/1

    3年ぶりの楡作品。『再生巨流』に続く経済小説。同族経営の大企業に勤める高見と、経営者一族に連なる同期の湯下を中心にえがかれる人間ドラマ。技術者上がりてアメリカ駐在から帰国したばかりの高見に対して、個人的なうらみから工場閉鎖の労務管理を押し付ける湯下。いかにもありそうで、何ともいたたまれない。最近御家騒動のあった某大手家具会社なんかもこんな感じなのだろうか。下巻に期待。

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    2015年04月05日
  • マリア・プロジェクト

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    女の身からすれば、とても怖い話だと思います。
    しかし、読み応えは抜群でした。
    巨悪が滅びることは無い、というのは真実かもしれませんね。

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    2009年10月04日
  • マリア・プロジェクト

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    供給が限定的で需要が切実であるほど違法なマーケットは悪魔的な魅力を持つ。最近、臓器移植で話題に上がることも多いフィリピンが舞台になる医療系サスペンス。最後はドンパチになってしまうが、そこに至るまでがスリリングでプロットは大胆かつ精緻。

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    2009年10月04日
  • マリア・プロジェクト

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2010/9/25~9/28

    フィリピン・マニラで胎児の卵巣から取り出した卵子を用いた人工授精や臓器売買を行う研究施設に翻弄される日本人を描くサスペンス。バイオテクノロジーの発達により、こんなことが本当にあっても不思議ではないところが恐ろしい。これ以上内容に触れると(書いたことも結構ネタばれ的ではあるが、文庫裏に書いてあるのでよしとしよう)、未読の方に悪いのでこれくらいにしておくが、傑作である。一読をお勧めする。

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    2010年09月28日
  • 青狼記(下)

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    主人公が這い上がってきます。しかし喜びも束の間、幾度も悲しみが襲ってきます。
    新しい国を親友と恋人と共に作り上げて行けるところでホッとしますが、また見えない先へ行こうとするラストには「ひょっとして続きが出やしないだろうか」とドキドキさせられます。その辺は煮え切らない気持ちで終わりますが(笑)物語としては完結します。綺麗に。
    こんなに綺麗に読み終われる作品はそうそうないのではないかと。不快を感じる点が何一つないので、本当にオススメの一冊です。

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    2009年10月04日
  • 青狼記(上)

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    問答無用で大好きな小説です。十二国記なんかメじゃありません。
    架空の中国風の国が舞台で、主人公がどん底から這い上がるまでを描いています。
    上巻はひたすら堕ちる部分しか描かれていないけど、未来が見えてきそうな所で終わります。

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    2009年10月04日
  • 黄金の刻 小説 服部金太郎

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    一代でSEIKOを創業、成功に導いた服部金太郎のほぼノンフィクション作品。

    この時代の成功者は、誰しもが国家天下のためと言うことを信念に持ち、目先の美味しい話に飛びつかず、将来のことを見据えた事業展開をしているなぁと思えた。

    住友財閥や三菱財閥の話も読んだが、事業で得られた利益を社会に還元し、顧客の信頼を得るというのが共通した考え、振る舞いだったのを知ると、今も昔も行き着くところは人との関わり合いなんだろうなと感じた。

    一番印象にのこった台詞は、322ページ。

    「入りたての職工はもちろん、学校出の技術書だって、精工舎に入ってはじめて時計の製造に携わる。人間にたとえれば赤子なんですよね。

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    2026年02月24日
  • 黄金の刻 小説 服部金太郎

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    4.4

    セイコーの創業者、服部金太郎の話。
    金太郎の人となり、事業の広げていく様子が読みやすく描かれており面白い。

    金太郎、時計の歴史小説。

    楡さんのこのシリーズ(砂の王宮)は面白いし勉強にもなり素晴らしい。

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    2026年02月15日
  • クーデター

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    日本海での露の武器密輸船と米の原子力潜水艦の事故。直後、能登の原発近くでテロが発生。警察,自衛隊、政界が混乱する中、戦場カメラマンの川瀬が現場に潜入する。1997年の作品だが、何もかもがまさしく〈今!〉読むべき衝撃の作品だった。作戦途中の予定変更は厳禁!計画が失敗した原因もある意味、衝撃だった。

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    2026年02月08日
  • 限界国家

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    日本の文化を大切にしたいというのはエゴなのか?

    また世代間で世界の見方が違うのか?

    老人はよい生活をしてきた日本に愛着があり、若者はそこまでよい経験をしていないから日本に対してドライに接する。

    最近の衆院選を見ていると、作者の視点も一つを分かりやすく切っただけだろうなと思う。まぁ、そんな見方するのをステレオタイプとして考えがちなのは分かる。

    考察の一つとしては面白い。

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    2026年02月07日