衆愚の時代

衆愚の時代

ビジネス・実用
660円 (税込)

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いつの間にか、この国では偽善的言説が「正論」になってしまった。負担は先送りして「国民のみなさま」にバラマキを約する政治家、セレブ生活を棚に上げて「CO2削減」を訴えるテレビキャスター、「誰もが望んだ仕事につける社会を」と空論を述べる新聞記者……。誰も本当のことを言わないのなら私が言おう、社会人なら心得ておくべき「当然の常識」を。思わず溜飲の下がる、衆愚の時代への鉄槌。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    衆愚の時代
  • タイトルID
    :
    135757
  • ページ数
    :
    191ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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衆愚の時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すばらしい爆笑本。だいだい「衆愚」という言葉。まったく今どき…と苦笑せざるを得ない。2ちゃんねるの書き込みにも怒ってたりするのだが、その時点でチラ裏本だし。「昔は良かった」「最近の若者は…」「私がアメリカ勤務の時は」「こう言うと叱られるかもしれないが…」と嘆く、嘆く。

    強気を挫き弱者を助けることが正しいなんてオカシイ!と叫びつつ、自分は、しがない物書きみたいなスタンスのヘタレっぷり。正社員になりたくない人が多いから、消費者が安いものを求めるから、派遣労働は当たり前・派遣切りもまた当然と言いながら、株や投資はケシカランという。お金を少しでも儲けたい人がいるんだから投資だって当然なんじゃない!?(彼の論法に従えば)。仕事が無いなんて言ってるやつは仕事を選り好みするからだ! とこれまた言い古されたお説教。人間ってそんな部品みたいにどこでも挿せるものか?? 希望通りの職種や部門で働けない場合だってあるんだ! って!! そんなことは誰だってわかってんだよ。じゃあ、希望なんて取り下げて、単なる労働力として一生過ごすかね、と思ったら…最近は物が豊富で若者に欲がない! と来た。希望を通そうとしてもダメと言い、じゃあいいやと諦めたら、向上心がないとお怒りになられる。

    大きく言うと〝社会の価値観と自分の価値観が違う。それは社会の価値観が間違っている!〟と憤られておられるのだが…あれ、これ結局、ご立腹の対象の若者たちと一緒じゃん。でも社会にストレスがたまるのは自分だけのように曰う。こんなオレオレ理不尽オヤジが最も日本をダメにしてるのに、ね。

    0
    2010年06月19日

    Posted by ブクログ

    いつも鼻息荒くなにか
    問題が起これば、

    やれ社会が悪いと宣う
    人たちがいます。

    ご自分も、その社会を
    構成する一員であると
    いうことに、

    気付いてるのかいない
    のか・・・

    いずれにしても大人の
    態度ではないし、

    いい歳して世間知らず
    の若者達と同じ論調の
    社会批判は、

    聞いている此方の方が
    恥ずかしくなります。

    冷静に現実を見据えて
    真因を叩かなければ、

    いずれ足元を掬われる
    のは自分自身。

    衆愚の群れに埋もれて
    その居心地に馴染んで
    しまった私たち。

    そろそろまどろみから
    目を覚ますときにある。

    早晩茹でガエルになる
    前に。

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

    テレビのコメンテーターや司会者の発言を聞いていると頻繁に頭の中がハテナマークだらけになる。確かに自分の知らないウイルスや海外のニュースの内容なら、へぇなるほどと感じる事もあるが、何でもかんでも騒ぎ立てるだけのコメンテーターを見ていると見るに耐えず、怒りすら覚える。つい先日までは擁護する様なコメントを偉そうに話していたのに、世論が逆方向の批判に転じるや否や、あたかも自分は初めから反対していたの如く、徹底的に真逆のことを主張し始める。つい数日前と逆ですが、一体貴方の本当の考えは何なの?と問いかけたくなる。単なる世論を面白半分に騒ぎ立てるだけならいっそ、いない方が害はない。まぁ、それ位なら我慢すればいいしその番組その局を避ければ良いだけ。怖かったのは災害発生時の緊急避難にも関連する様な内容で、司会者がこんな時はどうすれば良いの?とウェブミーティング越しに専門家に質問した際の回答だ。私でも一瞬「違うよ」と声が出てしまったが、どちらに逃げたら良いかの判断を明らかに間違えさせる回答を即答していた。恐らく見栄えだけで呼んだのかと思う様な、綺麗な方で、恐らくは医師という難しい職業とのギャップを狙った、あたかもバラエティ番組の様なキャスティング、更には司会者の質問に躊躇なく科学的にも真逆の回答。質問された側のプライドもあってか一か八かの即答には驚いた。コマーシャル明けに、番組キャスターが逆だった事を簡単に謝って済ませていたが、もしコマーシャル前で番組を回してしまった人が居たら、もし今後それが真実だと信じたまま、災害現場で逆の行動を取ってしまったら。そこまで考えの及ばないのか、単に無かった事で済ませようとしてるのか、局の品位を激しく疑う。
    そんな事もあってか、私も筆者同様言いたい事は山ほどあるから、えらくすんなり読み終わる。こうしたレビューの機会がなければ、そうした日常のストレスな出来事を敢えて表明する事もないので、そのちょうど良い機会になった(万が一このレビューを読む様な方居たらごめんなさい)。
    まぁ、出るわ出るわ、世の中こんなにも不条理といい加減、取り繕いに溢れている。筆者は政治やメディアや国民意識に対しても、相当の憤りを感じているだろう。いや、そう感じながらも普段は冷静に対処する術を知り自身の中で処理できていると思うが。筆者もせっかくのこの様な執筆機会を得て、世の中に溜まった汚れや澱みについて次々と吐き出してくれる。見ている方は、そうだよな、よくぞ言ってくれました、やっぱり本質的にはそこか、といった相槌を打ちながら読むパターンになる(1番ストレス解消になる)。
    教育にしても、雇用にしても、社会政策にしても、簡単に職を転々とする若者(若者全部が悪いとは言わないが、社会の勉強は明らかに必要だ)にしても、時代・世界が変わったとか、技術が変わったとかではなく、本来人が備えていなければならない、考える、我慢する、義務を果たしてから権利を主張するなど、生きていく中で当然持ち合わせる考え方や力が落ちてきた事を危惧している。同感だ。
    また、今月も辞めていく20代後半の社員がいた。彼は次は決めてないという。何をやりたいか自分探しをするという。自立できていないのか。30歳目前で自分探しも良いが、いい加減見つけたほうが良いだろう。これまで何を目指していたのか、成人して10年過ぎてまだ探すのも良いが、これでも生きていけるのだから、世の中甘い。

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    小説かと思って読んだら、コラムだった。しかも、作者の言いたい放題。それが、いちいち共感するので、一気に読んでしまった。高校生とかが読むと、その先の人生の糧になるんじゃないかな。40近いおっさんが読むと、あぁーそうなんだよ、ってなんか居酒屋の話のネタみたいな感じになるけど。

    0
    2013年05月26日

    購入済み

    思ったことを素直に伝えたい

    テレビなどのメディアを通じて伝わることと、現実社会のギャップを素直な思いで綴っていると思います。
    テレビが見られななくなったというのは、そういう部分にもあるのではないかと思います。どちらかというと、インターネット上の多くの人の発言が本音(暴言)かもしれないという中で、テレビなどのきれい事は見るに堪えないという気持ちが視聴者にでてきているのではないでしょうか?
    現代の若者や多くの人に楡さんの気持ちを伝えている本だと思います。

    0
    2012年02月22日

    Posted by ブクログ

    冒頭から今の日本の政治家、マスコミの批判が炸裂するが、共感する部分はうすかった。著者は作家であることから、文章が読みやすいことはよかった。
    著者の言いたいことで共感できたところは
    ・マスコミの報道する弱者と呼ばれる人たち全員を援助する必要はない(自らなにも行動せず、社会の責任にするものもいる)
    ・勉強する気もないのに大学に行く必要はない(職業訓練を充実させるほうがいい)
    ・先も読めないのにマイホーム購入するのはばかげている
    後半になってくると?という部分もあったが、前半は割りとおもしろかったと思う。

    0
    2019年01月20日

    Posted by ブクログ

    内部留保 ワークシェアリングの弊害(残業手当が減るなど) 向田邦子「総中流意識を抱くのは学校給食の為」 乳幼児突然死症候群(うつ伏せで寝せるのがよい、と信じられた頃に多発) 泉谷しげる『春のからっ風』 京浜ホテル騒動 AOP(action operation plan) SADA(sales administration distribution advatizment)

    0
    2014年10月08日

    Posted by ブクログ

    なかなか痛快。
    テレビのコメンテーターの欺瞞などはまさにその通りだし、共感もできる。
    でも半分くらいは、「それってほんとなの?」という批判があったことも確か。床屋談義としてはいいのだけど、まず事実(あるいは貞節となっている学説)はどうなっているのか、をちゃんと提示してもらわないと、すんなりと批判に同意できないんだよね。

    あと、最後に著者が心配していたほど過激な内容ではないと思うので、安心してよいのではないでしょうか。

    0
    2013年08月11日

    Posted by ブクログ

    基本的に書いてある内容にはほぼ同意します。
    マスコミのレベルの低さやFXのレバレッジの異常さなどは感じます。

    しかし、残念なのはところどころで配慮に欠ける論調があること。
    「エコノミスト、投資コンサルは車券売り場の予想屋やギャンブル氏の予想欄に◎とか▲とかつけている人間と、何の違いもない。」
    車券売り場の予想屋やギャンブル氏の記者の方に失礼です。
    彼らはギャンブルを謳って結果で判断されるので。

    また、老後が見えない日本を課題としていますが、本来未来はどうなるかわかりません。
    老後といえる歳まで生きているかもわからない。
    だからこそ、今にフォーカスをあてるべきであり、老後を語るのは逆に無責任だと考えます。

    0
    2013年08月10日

    Posted by ブクログ

    大好きな作家楡さんのエッセイ。

    世の中の社会問題を題材に
    楡さんなりのフィルターにかけ、
    独自の理論を展開した本。

    モノの見方がちょっと変わっていて、
    読んでいて面白い。
    特に「老人専用テーマパークを作ろう」はなかなか。
    ちょっと作ってみようかな。。

    0
    2011年08月21日

衆愚の時代 の詳細情報

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    衆愚の時代
  • タイトルID
    :
    135757
  • ページ数
    :
    191ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年10月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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