あらすじ
胎児の卵巣には、巨万の富が眠っている――。フィリピン、マニラ近郊の、熱帯樹林に囲まれた研究施設で、人類史を覆す驚愕のプロジェクトが進行していた。胎児の卵子を使い、聖母マリアのように処女をも懐妊させる、「マリア・プロジェクト」。生命の創出を意のままに操り、臓器移植にも利用しようというのだ。神を冒涜するその所業に、ひとりの日本人が立ち向かう。医学の倫理と人間の尊厳に迫る謀略エンタテインメント巨編!
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医学の進歩の裏には
子どもが欲しい。でもできない。 そんな思いにつけこむ男たち。 ニーズがあるからやらなくてはならない。 お金になる、必要としている人がいる。だからやる。プライドを持って。 ・・・それが思い上がりなんに。。。 警察を抱き込んでの大きな犯罪は、いまでも途上国である問題やと思う。 卵子って今も結構高く売れるらしいしな。 物事のウラを知らずに過ちを犯してしまうってことを暗に示している話でもあると思う。
ジャンル違いだった?
医療物のサスペンスかと思っての購入。
でも、もしかしてジャンルが違ったのかも。まだ読み始めたところだけど、エロ?グロ?描写が少し気持ち悪い。そこまでの描写が必要か?と疑問に思うが、そっちのジャンルならそういう物かも。着想が興味深いので残念に思う。ただ、この後はもしかして軌道修正があるのか?読み始めの楽しみ感は失くなったけれど、もう少し読んでから止めるかは決めようと思う。