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日本海沿岸の原発を謎の武装軍団が狙う。米原潜の頭上でロシア船が爆発。東京では米国大使館と警視庁に同時多発テロ。日本を襲う未曾有の危機。“朝倉恭介vs川瀬雅彦”シリーズ第2弾!
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Posted by ブクログ
あるかもしんない。 もっとちゃんと国防を考えていればよかった…話。 ヒロイン(?)がそんな…! あの前振りは一体?? 分厚いページ数もあっという間でした。
「朝倉恭介」VS「川瀬雅彦」シリーズ第2弾。 日本海でロシア船が爆発炎上し、米原潜が巻き込まれ航行不能に。 さらに謎の武装集団が上陸し、日本が未曾有の危機となる物語。 ある現実の宗教団体を彷彿とさせるテロ行為の数々。 そんな危機を報道カメラマンが真相を究明します。 テロ集団の緻密の計画と実行力...続きを読む、そして信念が凄まじいいです。 こんな相手に日本は勝てるのかなと…。 そんな緊張感を与えてくれる作品でした。 重量感ある小説を読みたい方にオススメの作品です。
「Cの福音」に続く第2弾。 今回は、オウム真理教をモデル(?)とする宗教団体の クーデターを取り扱った小説。 普段、平和な日本にいる僕たちには 考えもよらないようなテロが金沢・東京で勃発。 国・自衛隊・警察は後手後手の対応しか取れない中、 一人のカメラマンが立ち上がる。。 結末が偶...続きを読む然の幸福からなるところが、 ちょっと残念ですが、それでも面白くて家に篭ってしまった。 楡さんの麻薬症状からは、当分解放されそうにはありません。
「新しい日本を造るために」の名の元に宗教団体が戦略兵器を調達。原子力発電所を始めとしてアメリカ大使館、警視庁、国会議事堂をクーデターの渦に巻き込んでいく。 オウム心理教を元に構想を考えたんだろうなと最初は思わせたけど、スピード感あふれてて良い。確かに今の日本の政界・官界・国民は有事の時には麻痺して...続きを読むしまうだろうし、こんなに平和ボケしててもいいんだろうかと考えさせられた。「危機管理」とかどうするんだろうか。何かあってからじゃ遅いんだろうけど、きっと何も起こりはしないだろうと考えてるんだよね。
川瀬雅彦さん登場です♪ こちらも当然オススメですね~ おもしろい!! このような内容の作品を読んでいると なんか日本の国防について真剣に考えてしまう。。。 自衛隊、アメリカ、、、、大丈夫か!???? 日本
素直に面白かったです! でも、終わり方が自分はあまり好きではなかったです。。。 6部作の第3巻目、 さあ次は「猛禽の宴」 早速購入し読み始めました。 読みやすくスラスラ読み進めるので電車通勤などの人でも短時間で読みよわるでしょうか。 読もうか迷われてる方はぜひ読んでいただきたい本です。
報道カメラマン川瀬雅彦。テロを企てる龍陽教。 日本で何が起こるのか? 能登の原発付近で展開する龍陽教の武上は警察やマスコミに対して容赦ない攻撃を仕掛けた。 武上の彼女である由紀は中継中にその犠牲になる。郡山の修治がクソすぎる。 ってか朝倉恭介一切出てこないし。 最後の詰めの部分で、川瀬が自...続きを読む衛隊と思いつくのも変だし、教祖がすぐにゲロるのもありえない。 最後まで良かったけど、解決方法がイマイチ。 後、楡周平の作品は2つ目だけど、中盤以降までお膳立てやらよく分からない話が続くので読むのに結構忍耐が必要。
前作では麻薬、本作では宗教… 日常に潜んでいて、牙を剥いてくる狂気 本当に恐ろしい。 自分のすぐ近くに実際あるのではと思えて 外の世界コワイ。コワイです。 コワイけど読みやすくて面白くて読んじゃう… 自分の国を守る為に出来ることとして 自衛隊の在り方の変更や核の保有を主張すると 日本では 戦争や...続きを読むりたいのか!戦争反対だ! と非難されると思う。 日本で義務教育を受けていれば、そう思うのはわかる。 でも、その一辺倒じゃ1番平和は遠いのかな。 某首相が言ってたように それらについて議論することを放棄してはいけないのかな、と思った。 国という概念がある限り、その微妙な均衡を保つ為には、出来ることをアップデートしていかなきゃいけないのかもしれない。
まず、書かれている年が1998年であり、時の北朝鮮体制は金日成から金正日の頃の時代が背景である。当時の北朝鮮は現代のように核もICBMを始めとした中長距離ミサイルも持っていない時代であることを念頭に、もし当時の北朝鮮が南進を行うという想定で米国の反撃を最小限に行うために在日米軍基地の動きを止めるため...続きを読むにどのように動くかを想定、模倣し日本国内でクーデターを起こしたらが本書のはテーマである。 本書が書かれた数年前にオウム真理教は、サリンという化学兵器によるテロを実行したけれど、ロシアにヘリコプターなどの武器を買い付けに行っており、本書の書いたストーリーがあながち空想の世界だけではないことを図らずも証明している。 本書が上梓されてから20年経っており、日本の危機管理に対する考え方もさぞや強固なものになっているだろうと考えてしまうが、北朝鮮の核爆弾の小型化やらSLBMの射程と練度からみて攻撃されたら日本の国土と国民をしっかりと守る状況になっているのであろうか不安である。韓国が左傾化して北朝鮮に併呑されそうな状況であり、もはや38度線は自由経済社会と共産主義との対峙線ではなくなるかもしれない。 令和の時代の元寇に備える必要があると思う。
「朝倉恭介」Vs「川瀬雅彦」シリーズ第2段。 日本の国防についてメッセージ性が強い物語です。 朝倉恭介が出てくるかと思いきや、出演はありませんでした。 ただ、朝倉恭介が起こした事件がちょっと紹介されており、かろうじてリンクが保たれている感じ。 シリーズということで、朝倉が悪の主人公なら、川瀬は善の...続きを読む主人公になると勝手に思っていたので、川瀬は警察側の人間なのかと思っていたら、カメラマン(ジャーナリスト)でした。 なので、ジャーナリストとの戦いになるんですね。 それはさておき、本書のストーリは、表題のとおり、クーデターを企てるストーリ。その首謀者が新興宗教団体。 その武装集団が織り成す攻撃にあたふた対応する日本政府といった構造です。 新興宗教団体が企てるクーデター、テロというとあの事件を思い出します。 なので、ある意味リアリティがある物語と感じました。 麻生幾さんの「宣戦布告」や安生正さんの「ゼロの迎撃」同様、有事の際の自衛隊の課題、日本政府の課題を浮き彫りにします。やはり、国防について考えさせられる強いメッセージを含んでいる物語です。 しかし、本書ではその事案が発生するまでが長い(笑) 物語の後半まで引っ張られます。 そして、その事案のクローズがまたあっけない。ちょっと尻すぼみ間があります。 後半あれよあれよと手仕舞いになってしまい、そこはちょっと残念。 ま、それはそれとして、とても楽しめた(?)物語でした。 おりしも、沖縄問題や憲法の問題、中国軍艦の領海侵犯など、今そこにある危機が現実実を帯びています。さらには、アメリカ大統領選挙の行く末は? 今まで見ようとしてこなかった問題に本気で取り組む必要があると強く感じます。
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