楡周平のレビュー一覧

  • 青狼記(下)

    Posted by ブクログ

    楡周平の中国歴史物。というか歴史物の形をとったフィクションのハードボイルド作品。
    北方謙三の2001年の「楊家将☆5」を彷彿とさせる楡版「楊家将」。「楊家将」を読んで「自分ならこう描く」というような印象。衝撃のデビュー作1998年の「Cの福音」から、最近は「再生巨流」「ラストワンマイル」「プラチナタウン」など企業アイデア本でハードボイルドさが消えてきたが、2003年に中国物でこのような面白い本を描いていたとは。

    民から尊敬を一身に集める父「忠英」と、敵国の師「春申」、いわれなき罪を着せられてもあくまで帝に忠誠を尽くすピュアな「趙浚」。最後の150ページ以上に渡る迫真の戦いと駆け引き、愛と人の

    0
    2012年06月27日
  • 血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

    Posted by ブクログ

    楡周平はいつ読んでも面白いですねえ。

    人物描写がいいんです。本質をついています。
    生々しさがいいですね。

    シリーズものなので、前作を読んでからがいいです。

    終わり方を見ると、まだ続くかも?

    0
    2012年06月20日
  • 再生巨流

    Posted by ブクログ

    ビジネス小説って面白い!
    どんなに営業力があっても企画力があっても、会社の資金がなければプロジェクトを実現できない。資金を動かすには社内での根回しが必要になる。図体の大きい会社って、ぶち上げるプロジェクトが大きくなるほど、身動きとるのが難しくて大変なんだな。
    チームプレーの危うさも心強さも、リーダーの統率力の大切さも、ハラハラするドラマに盛り込まれていて、社運を賭けたプロジェクトが達成に向かうまでのエネルギーを感じられる。読んでいるうちに、仕事に全力を傾ける登場人物達が羨ましくなってくる。

    0
    2012年06月14日
  • ラスト ワン マイル

    Posted by ブクログ

    「郵政民営化」「楽天とTBSの買収合戦」をモチーフとした楡お得意のビジネスモデル転換の話。ネット市場大手「蚤の市」から要求されたあり得ない値引きに対し、起死回生のビジネスモデルで勝負をかける
    「本当に客を掴んでいるのは誰か。」「下請にすぎないと思われていた物流業が、実はユーザーと直接繋がる全ての産業の生命線を握っている。まさにラストワンマイルを握っている者こそが絶対的な力を発揮する。」

    「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を生む」IT企業は攻め、既存大企業は守り・事なかれ主義、しかし、既存企業が自ら発想転換を果たせば、実は大きなビジネスチャンスが潜んでいるということ。

    最近の楡さんの作

    0
    2012年06月10日
  • クラッシュ

    Posted by ブクログ

    しばらく飛行機には乗りたくなくなります。

    コンピュータの暴走…。
    機械まかせに過ぎるのもこわい感じがしてきます。

    0
    2012年06月10日
  • 朝倉恭介

    Posted by ブクログ

    この終わり方はないでしょー!と言いたい。

    シリーズ6作目。
    あの“朝倉”がただの人になっちゃった。残念。

    0
    2012年06月10日
  • 再生巨流

    Posted by ブクログ

    読み応え十分のビジネス小説。企業で新事業を立ち上げるというのはかくも大変なことなのだということを改めて考えさせられる。こんなすごい人々が世の中にどれくらいいるのか知らないが、ちょっとうまくいきすぎなんじゃ?という感もあり。
    新しいことをやらなければいけないプレッシャーを描いたシーンは、かつて会社勤めだった頃のことを思い出して暗い気分になったが、自分のいた会社はこんなに大変じゃなかったし、トップももっとぼんやりしていた(だからあんなもんなんだろうな)。

    0
    2012年06月02日
  • ラスト ワン マイル

    Posted by ブクログ

    ウエブサービスは無料で利用するのが当たり前な時代に、ショッピングモールのテナント料金を無料にするというアイディアに目をつける。稼ぎ頭はアナログな方法で収益を得、TV局も巻き込んでのビジネスモデルを構築する。ビジネスモデルを構築するまでの苦悩や、お互いの敵は味方なのだとTV局も巻き込んでの展開など。現実、ありそうな話である。最後までワクワクさせてくれた。

    0
    2012年05月30日
  • 異端の大義(下)

    Posted by ブクログ

    会社に対する甘え。
    きっと誰かが何とかしてくれる。
    従業員の全てが与えられた任務を全うしない組織は必ずや滅びる。
    企業は人なり。
    この言葉を胸に刻もう。

    0
    2012年05月05日
  • 異端の大義(上)

    Posted by ブクログ

    SADA
    セールス・アドミニステレーション ・ディストリビューション・アドバタイズメント
    売上額によって業務、物流、広告の経費比率を決定する事。
    ここでも自分の仕事と具体的に接する事が有り、人材離れなど企業が直面する問題もまた正確に反映されている為、この世界にどっぷりと入れる。

    0
    2012年05月05日
  • 宿命(上) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京

    Posted by ブクログ

    サブタイトルの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京」に惹かれて思わず購入。内容的にも個人的に関心度の高い69年安保闘争の学生運動が伏線となり、そこから30年たった1999年の世界で、繰り広げられる親子2代に渡り権力を求める運動が再始動する。そこには、思わぬ因縁が。予断を許さない政治権力を求めるドラマは読み応えがあります。オススメです!

    0
    2012年05月01日
  • 血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作を読んでから結構間があいてしまったので、登場人物がごちゃごちゃになってしまった。できれば通読をオススメします。

    楡周平さんの作品は毎回、どんどんページを捲ってしまう力を持っていると思うのですが、その力は今回も健在。あっという間に読んでしまいました。

    最初のページで出てきた登場人物が、全然本編では触れられなくて、「あれ?で、あの人は・・・?」って感じたときに最後の最後で登場。ひょっとして「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京」のシリーズはこれからも続くかもね。

    0
    2012年04月15日
  • 再生巨流

    Posted by ブクログ

    ASAP.
    楽に出来る事はない。
    問題を一つづつクリアして、
    ようやく形になる。
    頭に汗をかけ。
    脳ミソにキリをさして考えろ。
    そして実行あるのみ。
    仕事の価値観が変わる。

    0
    2012年04月10日
  • 衆愚の時代

    購入済み

    思ったことを素直に伝えたい

    テレビなどのメディアを通じて伝わることと、現実社会のギャップを素直な思いで綴っていると思います。
    テレビが見られななくなったというのは、そういう部分にもあるのではないかと思います。どちらかというと、インターネット上の多くの人の発言が本音(暴言)かもしれないという中で、テレビなどのきれい事は見るに堪えないという気持ちが視聴者にでてきているのではないでしょうか?
    現代の若者や多くの人に楡さんの気持ちを伝えている本だと思います。

    0
    2012年02月22日
  • 朝倉恭介

    Posted by ブクログ

    6巻最終章。悪のヒーロー朝倉恭介がどんどん追い詰められていく。冷酷で完璧主義者の朝倉に完全に感情移入している自分がいる。建前だけで何も責任をとろうとしない社会に対する反抗が、正義を振りかざす川瀬よりも朝倉に共感をもたらすのか。続編に期待。久々に楽しいエンターテイメント作品でした。

    0
    2013年01月10日
  • ターゲット

    Posted by ブクログ

    第5弾「クラッシュ」このシリーズ最高の出来映え。朝倉恭介がCIAに嵌められ工作員として北の生物化学兵器散布を阻止する。★★★★★ いよいよ最終章へ。

    0
    2013年01月10日
  • クラッシュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プログラマーがサイバーテロで最新旅客機を制御不能にし、世界を破壊し尽くしていく。川瀬雅彦の役割がよくわからないが、川瀬がいなくても単独物として十分楽しい。1作目「Cの福音」朝倉恭介で麻薬密輸、「クーデター」川瀬雅彦で宗教テロ、「猛禽の宴」恭介でマフィアの抗争、この「クラッシュ」川瀬でサイバーテロ。次は。

    0
    2012年05月12日
  • 猛禽の宴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「Cの福音」の「朝倉恭介」がニューヨークマフィアに挑むエンターテイメント作品。マシンガンやロケットランチャーだけでなく、攻撃型ヘリ「コブラ」まで出してきてしまった。処女作から5-6連作前提で恭介VS雅彦を育てていく発想と自信はみごと。次の4作目では「川瀬雅彦」をどう育ててくれるのか。

    0
    2012年05月12日
  • クーデター

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    処女作「Cの福音」よりかなり面白い。重武装集団が原発を狙うと同時に警視庁、米国大使館が爆破。オウムを題材にしている宗教団体によるクーデターが始まる。後半まで非常に面白い展開でふと気づく。残り40ページ程度しかない。これで終結できるのか?そこから一気にあたふたと結末に至るのは惜しく、偶然の結末に近いのが少し残念。2巻物にしてほしかった。
    主人公「川瀬雅彦」が6作目で「Cの福音」の悪のヒーロー「朝倉恭介」と対決するらしいが、この時点で1作目の「Cの福音」との関係はなく、唯一1作目で朝倉恭介が起こした事件が一行挿入。それぞれをどう育てていって対決させるのか、とても楽しみ。楡は最初から対決させる設定で

    0
    2012年05月12日
  • 朝倉恭介

    Posted by ブクログ

    全6作に及ぶシリーズ完結編。
    これまで平行線を辿って、決して交わることのなかった二人。
    朝倉恭介と川瀬雅彦がコカインを軸にいよいよ交差する。

    シリーズ最後を飾るに相応しい圧倒的スケール。
    それぞれの持ち味を出しつつ、最後の対決に至る物語は圧巻。
    日本という国での展開を忘れさせる内容はいささか行き過ぎだが、
    それでも最後まで手に汗を握って楽しむことができた。
    終わり方もこのシリーズにピッタリの内容だと思う。

    本作で終了してしまうのがやや名残惜しい。

    0
    2011年11月04日