楡周平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外進出を目指し新社長を外部から迎入れた老舗カレーチェーンが会社変革、乗っ取りの憂き目に遭い、旧経営側と新経営側が戦うという話。
新社長の相葉の考えが古いなというのが終始の感想。今特に米国のような先進国でこそ健康志向が流行りで、価格より質を追求している中で、質の低い食材も煮込めば一緒という考えは違和感。
作品内では新経営側かと思えた商社の安住が中長期視点が欠くという点で相葉を見限り読者の溜飲を下ろしてくれる。ただ、旧経営側も事前リサーチをしてないにも程があるし、乗っ取られかけて文句を言うのも自分勝手がすぎる点でスッキリしない。
あとは単純に会社の同期だからといってビジネスの場でタメ口で -
Posted by ブクログ
破壊的イノベーションがテーマと思われるビジネス小説。
一つの技術が産業を変える。その姿をほかのビジネスモデルをベースに自動車業界で起こることを予言しているような物語。
日本が得意とするすり合わせ技術、その頂点と言われる自動車産業の垂直統合ビジネスモデル。それがEVによって水平分業型のビジネスモデルに代わっていくとしています。
そのカギを握るのがバッテリー技術。
そのビジネスモデル再編の最初の一歩に向けて、総合電機メーカのコクデン、軽自動車メーカのイナズミ、世界屈指の自動車メーカのタカバ。それぞれのビジネスマンの物語となっています。
コクデンは東芝がモデルですね。タカバはトヨタ。イナズミはダ