楡周平のレビュー一覧

  • ショート・セール

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    投資ファンド「ウシジマ・ヒクマ」(外国ではよくある姓を繋げた社名だが、日本名でやるとなんともダサい)の副社長・樋熊令は、オリエンタル自動車を巡る新たな投資案件に眉を顰める。彼女の父が追い込まれた窮状に似ていたからだ。
    EVへのシフト、中国不動産の未来などを盛り込んだ無理のないストーリーに、令の復讐も絡んで一気に読ませる。ただ、タイトル(空売り)から想像したような仕手戦のような経済小説ではなく、ミステリーの枠組みから抜け出せていないように感じた。
    重要な情報を“偶然”入手することなどあり得ない。

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    2024年03月24日
  • 再生巨流

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    脳に錐刺して血が吹き出るまで考えろ。

    内容あまり憶えてないけど、このフレーズだけは強く印象に残った。

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    2023年12月18日
  • 国士

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    フランチャイズのお店を大事にして事業を拡大してきた創業者とそれを支えてきた従業員たち、対するは短期利益を追求して事業方針の大転換を図るプロ経営者とその取り巻き。
    あまりに典型的なキャラクター設定は何の撚りもない勧善懲悪の物語では残念ながら面白みが全くない。最初から善と悪を決め切らずにハラハラさせてくれれば応援もしたくなるだろうけど、そういう下町ロケット的な楽しみもなく。最後の方は結末も見えていて斜め読み。
    脱サラカレー屋さんというのは悪くない庶民の夢設定だと思うが、誰の目線で物語を進めるかの期待がかなりズレてしまった。

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    2023年12月01日
  • 国士

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     海外進出を目指し新社長を外部から迎入れた老舗カレーチェーンが会社変革、乗っ取りの憂き目に遭い、旧経営側と新経営側が戦うという話。
     新社長の相葉の考えが古いなというのが終始の感想。今特に米国のような先進国でこそ健康志向が流行りで、価格より質を追求している中で、質の低い食材も煮込めば一緒という考えは違和感。
     作品内では新経営側かと思えた商社の安住が中長期視点が欠くという点で相葉を見限り読者の溜飲を下ろしてくれる。ただ、旧経営側も事前リサーチをしてないにも程があるし、乗っ取られかけて文句を言うのも自分勝手がすぎる点でスッキリしない。
     あとは単純に会社の同期だからといってビジネスの場でタメ口で

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    2023年10月16日
  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

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    ★★★
    今月3冊目
    楡周平。新聞社から財界への成り上がりの人物の過去と、ベンチャーでこれから電子書籍を展開していく人間の話。
    やはりこれも孫さんとか実話ベース

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    2023年09月08日
  • スリーパー

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    ★★★
    今月7冊目
    北朝鮮、中国、アメリカでちと難しい。久々楡周平作品のハードボイルド。
    ややこしくて途中きつかった。
    まあ、ラストに朝倉恭介が出てきたのが驚き

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    2023年08月25日
  • フェイク

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    コンゲームの小説という訳ではない。といって銀座のドロドロ愛憎劇を描いた作品でもない。この手の話はスカッと爽快感というか、してやったり感とでも言うか、その種の痛快な終わり方をするものだが、その点もショボい。
    全体的に中途半端。
    銀座の夜の店のシステムが多少分かる程度の本だと思って読むのがオススメ。

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    2023年08月22日
  • 日本ゲートウェイ

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    コロナ後の対策で各方面で連携するのが面白かった。デパートの内部抗争は取って付けた感があり、無くても良かったのでは。

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    2023年08月15日
  • 和僑

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    ★★★
    今月8冊目
    プラチナタウンの続編。
    プラチナタウンの成功は良かったが、20年後にはまた老人は減り過疎化していく。
    どのように街をまた盛り上げるか、アメリカ進出して食で街を潤すため町長を辞めて新事業に。

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    2023年07月22日
  • 骨の記憶

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    ★★★
    今月7冊目。
    長い!貧しい山に生まれた主人公は集団就職で中華屋に。そこで一生に働いていた仲間が自分のアパートで火災にて死んでしまう。
    過去の過ちを消すべく新たな人間となり事業を成功させていく、しかし過去の精算は終わらない

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    2023年07月18日
  • TEN 下

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    ★★★
    今月2冊目。
    まさかのカンちゃんが裏切りに。
    ドヤから這い上がってついに社長に。
    しかし、私娘をテンと呼び、息子カンちゃんだし、名前同じでびびった本だったな

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    2023年07月06日
  • TEN 上

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    ★★★
    今月16冊目
    ドヤ街生まれで当たり屋をしていた人間が高級料理屋の下駄番、さらにホテルに入り才能を発揮してブライダルの社長にまで。
    さあ、後半はどうなっていくか楽しみ

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    2023年07月03日
  • 日本ゲートウェイ

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    最後はハッピーエンドですね。
    現実もこんな風にいけばいいのにね。
    食糧問題とかリアルなところもありましたね。

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    2023年06月26日
  • 国士

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    ★★★
    今月6冊目
    日本最大のカレーチェーンが世界進出をすべく自身は引退して外部から新社長を入れる。
    が、ビジネスに長けていても人の事を考えない社長、果たしてどうなっていくのか。

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    2023年06月12日
  • デッド・オア・アライブ

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    ★★★
    今月10冊目
    楡周平。相変わらず凄い題材を持ってきた。
    ガソリン車から水素は実質増えないことを想定して、EV車になるだろうと、架空の会社ではあるが、東芝、トヨタ、スズキであるのは間違いなく、サラリーマンが奮闘。
    こういう世の中になっていくのだろうか。

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    2023年05月29日
  • 未来のカタチ ~新しい日本と日本人の選択~(小学館新書)

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    ★★★
    今月8冊目
    楡周平さんの思うこれからの日本のカタチ、間違いなく50年後は日本は少子化だし財政は壊れてる。
    その打開策をいくつか。この考えがベースで色々な作品を仕上げてきてるからほんと頭良い人だと思う。

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    2023年05月23日
  • 鉄の楽園(新潮文庫)

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    ★★★
    今月2冊目
    楡周平。
    今作は鉄道と発展途上国、学校運営に関わる話。
    相変わらず頭良すぎ。どうしたらこんな発想ができるんだろうか。

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    2023年05月09日
  • プラチナタウン

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    財政危機に瀕する過疎地で高齢化、過去の負の遺産となっている公共施設などを逆手にとって高齢化社会に資する街作りに邁進するサクセスストーリーは心地よいし、よく練り込まれていて実現できるのではと思わせる。ただあまりにも説明調の内容には辟易する。

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    2023年04月30日
  • プラチナタウン

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    紛れもなく、地方創生大臣に読んで欲しい本だった。 そろそろ、本気でそう遠くない年金生活や介護が必要となる将来の事を考えないといけないな〜。 プラチナタウンが現実になればいいんだけど・・・。

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    2023年04月29日
  • デッド・オア・アライブ

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    破壊的イノベーションがテーマと思われるビジネス小説。
    一つの技術が産業を変える。その姿をほかのビジネスモデルをベースに自動車業界で起こることを予言しているような物語。

    日本が得意とするすり合わせ技術、その頂点と言われる自動車産業の垂直統合ビジネスモデル。それがEVによって水平分業型のビジネスモデルに代わっていくとしています。
    そのカギを握るのがバッテリー技術。
    そのビジネスモデル再編の最初の一歩に向けて、総合電機メーカのコクデン、軽自動車メーカのイナズミ、世界屈指の自動車メーカのタカバ。それぞれのビジネスマンの物語となっています。

    コクデンは東芝がモデルですね。タカバはトヨタ。イナズミはダ

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    2023年04月01日