楡周平のレビュー一覧

  • 再生巨流

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    極めて面白い。新規ビジネスの発送、立ち上げにおけるプロセスがフィクションの形でビビッドの描かれており、ビジネスパーソンにとって極めて読み応えがある。

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    2018年10月14日
  • 陪審法廷

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    裁判員制度がスタートすることもあり何となく手にした本。
    筋書き的には先が読めるものの、内容は面白く、すんなりと入り込めた。考えさせられることも多く、アメリカと日本の違いも鮮明になる。

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    2009年10月13日
  • 陪審法廷

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    2009/3/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2012/4/17~4/19

    グアテマラからアメリカに密入国し、医師と看護師夫婦の養女となったパメラ。幸せそうに暮らしているように見えたパメラであったが、隣家の日本人同級生研一に養父からレイプされていることを告白する。密かに彼女に恋していた研一は、彼女を救うため、養父を殺してしまう。アメリカの陪審員裁判を受けることになった研一に果たして陪審員たちはいかなる判決を下すのか?
    日本でも裁判員制度が導入され、しろうとが人を裁くことの是非が問われているが、少し制度は違うとはいえ、その難しさが良くわかる。自分ならこのケース、どういう風に判定するだろう

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    2012年04月19日
  • プラチナタウン

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    ネタバレ

    議会の古狸との戦いを予想してたけど、お姉ちゃんにタンカ切られただけでスゴスゴと引き下がってしまって残念。全体的にこんなにうまくいくのかという思いが読みながらずっとあり、そのモヤモヤは最後まで持続する。爽快感もなく、新しいビジネスプランの小説版でさほど面白くない。5/10

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    2026年06月01日
  • 呪術師の末裔

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    物語としては読み応えもあったが、伏線だと信じ続けてた呪術師の謎も、末裔とはなんなのかも解明されないまま。残ページが少なくなるにつれて失望感が漂ってきた後半だった。

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    2026年05月13日
  • 限界国家

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    今まで現在のことで精一杯で未来について考える機会がなかったが、この本を読んだことによって日本の将来というのは暗い道が続いていて、未来をいち早く予測し、臨機応変に対応することの大切さに気づかされた

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    2026年05月03日
  • 再生巨流

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    人生初の経済小説を読破。
    主人公が本気になって、業務に取り掛かる姿に胸を打たれた。
    でもやっぱりカタカナ言葉は難しくて、読みにくい場面もあったり。その一方で、セールスドライバーの蓬莱の話は、ノルマ関係なく、とにかくやり尽くすという想いで仕事をこなす姿にとても共感するものが多かった。
    本当は4をつけたい。だが、難しい言葉も多く理解ができない部分もあって3。
    仕事を熱心に取り組む、とはこういうことを言うのか、と勉強になった。

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    2026年05月02日
  • 呪術師の末裔

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    南米で墜落した研究者が出会ったのは万能の薬だった。その薬が公開されると製薬会社が危機に陥る。一旦闇に葬られた薬がまた復活する。

    読みやすいが薄っぺらい感じだった。過去の楡周平作品に出てくるキャラと関係があるらしいが、読んだはずの過去作品、すっかり忘れてしまった。

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    2026年04月21日
  • 鉄の楽園(新潮文庫)

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    さすがに夢物語過ぎる設定で、ビジネスプランの落とし込みは弱かった。

    途上国に新幹線を売り込む、そこに、ハードだけでなくインフラや、クルージングというソフトも盛り込み、さらに自分達でメンテナンス、おもてなしの心まで出来るように教育の場も提供するという、統合型パッケージの提案で実現させる、といったもの。

    アイディア自体は悪くないような気がするが、途中でも出ていたように、実現可能性が弱かったかな。結論ありきな感じでそこまであっと驚くような展開にならなかったかと思う。

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    2026年04月18日
  • 異端の大義(下)

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    山崎豊子作品の主人公達のように、会社の理不尽に耐えながら、それでも辞めずに自分の信念を貫くと思いきや、あっさりと転職してしまった部分はちょっと意外性があった。

    カイザーに転職し、中国市場の拡大を任されるが、東洋電機の危機的な状況もあり、今度は東洋電機買収の計画を任されるという、なんとも因果な状況に。

    最後はライバルの湯下と会話し、未来を見いだすかのように終わるが、全体通して、主人公・湯下含めて魅力的なキャラクターが乏しく、ストーリーも上下巻に分けるほどだったのかなぁと思った。特に中国での活躍はほとんどないし、何のために行ったの?と思った。

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    2026年04月15日
  • 異端の大義(上)

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    工場閉鎖に伴う社員のリストラを任された主人公。
    主人公のキャラクターが聖人君子過ぎるのも相まってイマイチかな。
    下巻に続く。

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    2026年04月14日
  • 雌鶏

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    ラストの結末には少し残念な感が残りました。
    アメリカを交えて更に思いもつかない策略を施しての驚きや感動が最後に欲しかったかな。
    でも欲と地位、金といったドロドロした裏世界を利用し大掛かりかリベンジを仕掛けていく展開は面白かった。

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    2026年04月07日
  • 限界国家

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    ★★★
    勉強になりました、小説仕立てだけど楡周平さんのこれからの日本はやべえって考え。
    少子化、職業寿命、地方過疎化など、まじでじいさんになる頃に日本どうなるんだろうか。
    本当に政治家は定年制にして世襲したやつらは世襲税払うとか健康保険使わなければ安くしてリテラシー上げるとかにしてくんないかね。

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    2026年04月05日
  • 陪審法廷

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    2009年の作品ということが大きいんだと思います。
    ストーリー的にはずっと
    「こうなるんだろうな」
    「それでそうなるんだろうな」
    「で、こういう結末だよね」
    というのを裏切らず。当時は新鮮だったのかもしれないです。

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    2026年04月02日
  • Cの福音

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    『Cの福音』は楡周平のデビュー作であり、悪のヒーロー朝倉恭介6部作の1巻目となる。同著者『バルス』とはかなりティストは違うが、それなりに読ませられた。ラストに意外性がなさ過ぎておすすめとはならず残念。

    知性も財力もある青年が悪のヒーローとは...少しばかり無理がある。麻薬流通に関する知識にページを割くより、女性とのロマンスがあれば尚引き込まれたのかもしれない。合わせて、ミステリー要素が必要かも、朝倉恭介が謎の人物であれば評価は高かった。

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    2026年03月23日
  • プラチナタウン

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    財政が厳しい田舎町を高齢者の住みやすい街に変えていこうとする、元エリート商社マンの町長の話です。
    おそらく少し前くらいから、高齢化が進んでいる地域では取り組み始めている問題だと思います。
    高齢者住宅を増やして、労働者を募集して、街自体を活性化させていく、うまくいけばウィンウィンなプランですし、物語の中では、高齢者たちの希望を背負って終結します。
    しかし、現状では高齢者は増えていく(来年には団塊の世代が後期高齢者になる)ことに対し、働く若者があまりにも少な過ぎます。
    今なお根強く残る「介護=奉仕」の精神から、介護の職場が稼げる職場になるよう、「介護=ビジネス」

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    2026年03月18日
  • Cの福音

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    Cは麻薬コカインの意味である。
    麻薬の密輸、密売を生業とする朝倉恭介。
    自分の生き方を不運や他人のせいにしているが、結局は「人殺し」に快感をもつ人間だからである。
    それも人を痛めつける様子も私の趣味ではないので、評価は低い。
    でも続編でその朝倉に対して報道カメラマンが出てくるらしい。読んでみようと思う。

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    2026年03月18日
  • 限界国家

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    高度経済成長やバブルの時代を知る世代にとっては、今の日本に不安や寂しさを感じるのも無理はないのかもしれません。
    今の若い世代に厳しい目が向きがちだけれど、ここまでの社会の形をつくってきたのは、これまでの政治や経済を担ってきた世代でもあるのだと思います。
    日本が輝いていた時代を知らない若い世代にとっては、今の日本が自然な日常。
    ベンチャー経営の21歳の登場人物が、既存の価値観にとらわれない若者として描かれています。
    明治維新や終戦後の日本のように、これまでの常識に縛られない若い世代が次々に活躍し、その頑張りをみんなで応援できる社会になっていったらいいなと思います。

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    2026年02月22日
  • バルス

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    2018年『バルス』は、現代の流通業に関わる問題点を提示する。巨大ウエブショッピングで発注される激安商品が、顧客の手元に届くには倉庫の非正規雇用労働者が搾取され、配送業者の利益は極限まで削られる。これではいずれ激安商品すら買えなくなる時代がくると著者は訴える。

    バルスと称する人物が外資系巨大ウエブモール会社に貧者のテロを仕掛ける。それはこの会社に恨みを持つ者の仕業だった。犯行声明文に共感した労働者は立ち上がるが、国まで動かす展開になるのだろうか、希望をつなげて話は終わる。

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    2026年02月12日
  • 猛禽の宴

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    ネタバレ

    「朝倉恭介×川瀬雅彦」シリーズの三作目でここは朝倉恭介がメイン。シリーズ二作目「クーデター」は川瀬雅彦が活躍する。
    マフィアに加わった朝倉恭介。彼が考えた日本でのコカインの販売ルートは、7年後も順調に販路を拡大して、ニューヨーク・マフィアのボス「ファルージオ」の信頼も厚かった。

    だがファルージオの組織には亀裂が入り始めていた。 中国マフィアなど多くの人種で構成される組織との共存状態を、安定した形で仕切ってきたファルージオが襲撃され、半身の自由を失った。彼はボスの座を譲らなくてはならなくなる。

    この機会を待っていた部下「コジモ」の暗躍は、「ファルージオ」の失脚を初めから見込んだものだった。

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    2026年02月07日