楡周平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『20年、30年先の日本がどうなるかを調査してほしい』、財界のフィクサー・前嶋から依頼を受けた、コンサルティング会社『LAC』。
調査を始める津山と神部。
少子化、高齢化、AIによる技術革新…
日本はどうなると、結論を導き出すのか…
20年、30年後…
20年後も30年後も、生きてないかも…
と、考えると思考は停止する…
ただ我が子の時代に先送りをしてはいけないと思う。
バブル時代に花形だった家電業界。
見る影もない、三洋、シャープは外資に。
液晶テレビはほとんどが外資。
都銀も13行が合併,合併で、メガバンク3行に。
自動車もこの先…
今がよくても、20年,30年先は…
やはり自分でや -
Posted by ブクログ
コロナ禍のリモート勤務をきっかけに
大好きな釣り三昧の生活ができる!と
三陸地方の小さな漁村に移住した晋作。
借りた物件は格安で家具家電付き。
そこは、オーナーである
役所勤めの百香と漁師の父親が
震災で亡くした家族と住むはずだった家で…。
いやぁ、たまにはこんなお話もいいですね!
話の運びが、最初は都会からの移住者に対する
当たりのキツイこととかありつつも
これは絶対にハッピーエンドだなって
なんだか安心して読める感じがしました。
もちろん、そんなふうに
うまくいくケースばかりじゃないというのも
本編中に書いてはあるし
実際そうなのでしょうけど
この町と、主人公たちが協働する姿に
元気を -
Posted by ブクログ
東日本大震災が残した傷跡、コロナ禍での警戒心、地方の過疎化に伴う空き家問題。
本書に出てくるテーマは、どれも簡単には語れない重いものが続く。
けれど、主人公の晋作や、晋作の会社の社長・大津のポジティブさが、全体の雰囲気を明るくしてくれている。
新しいことにチャレンジすることを推奨する大津社長の懐の深さ広さと、自分の楽しみのために思い切ったことができる晋作の行動力に見惚れてしまう。
一見不便な田舎暮らしを自ら望んで楽しみ、そこで新しいビジネスの種を見つけて、その土地で協力者を作っていく。
そんな晋作の生き方が羨ましいと感じる一方で、「自分も本気でやろうと思えばやれるかも」と思わせてくれる親近