楡周平のレビュー一覧

  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

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    電子書籍をめぐる巨大メディアグループと業界3位の通信事業会社の争い。前者の会長は、参考文献からみると、読売のナベツネさんと鹿内さんがモデルか。となると後者の社長は孫正義さんと三木谷さんの合わせ技だろうか。
    のちにメディアの帝王となる新聞記者・渋沢が政治の世界とつながっていくエピソードから始まる。そして、日本で電子書籍を使った新規ビジネスを起こして独占し、旨い汁を吸い続けようとするベンチャーから成り上がった携帯電話の会社。上巻の方はなかなかスリリングな滑り出しである。
    余談だが、こんなテーマなので電子書籍で読もうとしたが、値段が単行本が基準の設定(やや安い)で、文庫本となると電子書籍の方が高い。

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    2013年03月14日
  • 虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

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    文庫で読んでるので、書かれた時代と数年のタイムラグがあるのだけど、電子書籍をテーマにした作品。
    今、確かに情報の多くは携帯(web)で取り、こうして自分の意見を発信してるけど、ちゃんと読むには紙の本ばかりな自分。たぶんこれからも電子書籍は使わない気がする。場所もとるし重さもあるけど、本で読む事の落ち着きが好きだ。

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    2013年03月08日
  • 猛禽の宴

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    ―――NYマフィアのボスを後ろ盾にコカイン・ビジネスを始めた朝倉恭介。
    だがマフィア間の抗争で闇ルートが危機に瀕し、恭介の血は沸き立つ。
    裏切り者には、死を。「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第3弾

    6部作の3つ目

    楡周平はハードボイルドな割に文章が読みやすくていい
    この「悪のヒーロー」っぷりは全然読んだことなかったから
    すごく新鮮やった

    残り3つ

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    2012年12月30日
  • ラスト ワン マイル

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    私も営業マンなので(一応)営業のむなしさみたいのはわかる。
    そこから、新たなビジネススキームを生み出すようなことができたら。。。
    のお話。
    非常に面白い作品だった。

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    2015年07月14日
  • 血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

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    ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京の続編
    総選挙まっただ中、かなりタイムリーに読むことができた
    ちょうど3年半前、民主党が大勝利をおさめる過程をフィクションで描いて
    いる本書なので、現実世界と比較しながら読める
    そして今日の民主党大敗を予見している内容にはさすがである

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    2012年12月18日
  • 異端の大義(下)

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    高見が 転職を図ろうとする。
    経歴も 実績も 十分であるが・・・・
    『会社が 危機に陥いろうとしているときに なぜ転職しなかったのか?』
    という 質問が浴びせられる。

    そして、 経営者の側に立つとしたら
    『判断力がない』と ヘッドハンティングの会社の担当者から指摘される。
    経営の資質に あげられるのは 判断力である。

    確かに理由はあった。
    父親が がんで 死期が迫っていた。
    岩手の工場の リストラによって 再雇用が決まっていなかった。
    日本では 通用しない理由かもしれない。

    結局は 会社に甘えていたと 反省する。
    湯下は 権限は 自分の届く 範囲内で 行使をする。
    なぜ 不毛な取締役を 

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    2012年10月25日
  • クラッシュ

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    飛行機 オタクには お勧めのような気がする。
    専門用語が ふんだんに出てくるし 
    その操作に関する 詳しい 状況が なんともいえない感じがする。

    まさに 飛行機で 動いている。
    クローズドシステム であることは わかっていても
    基本システムが 改ざんされれば 
    3つのコンピュータがあってもどうしようもないのだ。

    ニンゲンの誤解が生み出す 狂気。
    善人が 悪人になる 瞬間。
    これが 描ければ 小説としては いうことがない。
    二つの絡み合った 嫉妬が 大きな事件を巻き起こす。
    げに オンナ は こわいなぁ。

    川瀬雅彦が キーマンになりそうで、キーマンにならないところが
    もどかしいところで ト

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    2012年10月25日
  • ラスト ワン マイル

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    かなり面白い!
    経済小説です。

    ベンチャー企業であったネット通販会社が今では大企業に!
    ネット販売で最終消費者へ送り届ける運送会社の架け橋。
    (本当に便利ですものねぇ)

    企業が大きくなり、創世記から応援してきたネット通販会社に裏切りの契約条件の変更?!を突きつけられる。
    重なるピンチ!同時期に郵政民営化に伴う郵パックなるコンビニ宅配業務への参戦。
    どんどん追い込まれていく民間大手運送会社。

    民間運送会社の新たなる挑戦が新しいビジネスモデルを構築していくアイデア。ワクワクします。

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    2012年10月08日
  • Cの福音

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    プラチナタウンの作家の出世作。これは面白かった。麻薬シンジケートもの。小説ながらかなり手に汗握る描写が凄い。

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    2012年09月08日
  • ラスト ワン マイル

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    会社の先輩に薦められて読んでみた。

    今までビジネス小説は読んでこなかったけど、面白い!
    全くのフィクションでなく、現実とリンクする部分があったし、
    一人一人の想いや策略が交わるのが秀逸。

    まさかの展開になるかと思いきや、予想通りに話が進むっちゃ進むんだけど、
    逆襲劇が気持ちよい。

    作中にもあるように、何事もラストワンマイルを握るものが、最終的には笑うのでしょう。

    地道な日々の仕事にうんざりしてきたあなたを、きっと元気づけてくれる一冊。

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    2012年08月15日
  • 血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

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    「宿命」から8年、捨て殺しにされた義父、勝ち誇る妹に対し壮絶な骨肉の「血の戦い」に挑む。
    筋はベタで捻りなしだが、権力欲・金・愛憎のみで人物を描いてみせる楡版「華麗なる一族」。なかなか楽しめた。

    「宿命」上下巻の続編ではなく「血戦」でセット。続編3も必ずあるだろう。
    ただ、頂点を狙う「崇」が、母「三奈」義父「眞一郎」に比べ弱すぎるので、そのためにはもっと大きく非情に成長させないといけない。
    その時、楡版ハードボイルドなら、頂点に上り詰めた後でどん底に落ちて人間性に気づいて完という甘い形ではなく、権力に向かいすべてを打ち捨てて、吐き気を催すような「ここまで描くか、これじゃ読者が救われない」とい

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    2012年07月22日
  • 宿命(下) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京

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    権力と金、野望と愛憎の楡ハードボイルド作品。「小説現代」全16回連載。テレビドラマ化。

    東大安田講堂攻防戦に参加し革命を目指す女性活動家「有川三奈」と、「権力の内部に入り込み頂点を目指す苦学生「白井眞一郎」。互いに愛し合うも30年の時を経て、病院グループの経営者、与党政調会長として息子と娘の見合いの席で再会。呪われた「宿命」が動き出す瞬間。

    ただ、息子「崇」の出生の秘密も、縁談のために捨てられた「宣子」の復讐劇も中途半端。結末も何も完結していないで終了・・・。これで終わられたのではたまらないと思ったら、2012年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2「血戦」』。そりゃそうだろ、これで終

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    2012年07月21日
  • クーデター

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    「朝倉恭介」VS「川瀬雅彦」シリーズ第2弾。

    日本海でロシア船が爆発炎上し、米原潜が巻き込まれ航行不能に。
    さらに謎の武装集団が上陸し、日本が未曾有の危機となる物語。

    ある現実の宗教団体を彷彿とさせるテロ行為の数々。
    そんな危機を報道カメラマンが真相を究明します。

    テロ集団の緻密の計画と実行力、そして信念が凄まじいいです。
    こんな相手に日本は勝てるのかなと…。
    そんな緊張感を与えてくれる作品でした。

    重量感ある小説を読みたい方にオススメの作品です。

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    2012年07月17日
  • 青狼記(下)

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    楡周平の中国歴史物。というか歴史物の形をとったフィクションのハードボイルド作品。
    北方謙三の2001年の「楊家将☆5」を彷彿とさせる楡版「楊家将」。「楊家将」を読んで「自分ならこう描く」というような印象。衝撃のデビュー作1998年の「Cの福音」から、最近は「再生巨流」「ラストワンマイル」「プラチナタウン」など企業アイデア本でハードボイルドさが消えてきたが、2003年に中国物でこのような面白い本を描いていたとは。

    民から尊敬を一身に集める父「忠英」と、敵国の師「春申」、いわれなき罪を着せられてもあくまで帝に忠誠を尽くすピュアな「趙浚」。最後の150ページ以上に渡る迫真の戦いと駆け引き、愛と人の

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    2012年06月27日
  • 血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

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    楡周平はいつ読んでも面白いですねえ。

    人物描写がいいんです。本質をついています。
    生々しさがいいですね。

    シリーズものなので、前作を読んでからがいいです。

    終わり方を見ると、まだ続くかも?

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    2012年06月20日
  • 再生巨流

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    ビジネス小説って面白い!
    どんなに営業力があっても企画力があっても、会社の資金がなければプロジェクトを実現できない。資金を動かすには社内での根回しが必要になる。図体の大きい会社って、ぶち上げるプロジェクトが大きくなるほど、身動きとるのが難しくて大変なんだな。
    チームプレーの危うさも心強さも、リーダーの統率力の大切さも、ハラハラするドラマに盛り込まれていて、社運を賭けたプロジェクトが達成に向かうまでのエネルギーを感じられる。読んでいるうちに、仕事に全力を傾ける登場人物達が羨ましくなってくる。

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    2012年06月14日
  • ラスト ワン マイル

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    「郵政民営化」「楽天とTBSの買収合戦」をモチーフとした楡お得意のビジネスモデル転換の話。ネット市場大手「蚤の市」から要求されたあり得ない値引きに対し、起死回生のビジネスモデルで勝負をかける
    「本当に客を掴んでいるのは誰か。」「下請にすぎないと思われていた物流業が、実はユーザーと直接繋がる全ての産業の生命線を握っている。まさにラストワンマイルを握っている者こそが絶対的な力を発揮する。」

    「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を生む」IT企業は攻め、既存大企業は守り・事なかれ主義、しかし、既存企業が自ら発想転換を果たせば、実は大きなビジネスチャンスが潜んでいるということ。

    最近の楡さんの作

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    2012年06月10日
  • クラッシュ

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    しばらく飛行機には乗りたくなくなります。

    コンピュータの暴走…。
    機械まかせに過ぎるのもこわい感じがしてきます。

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    2012年06月10日
  • 朝倉恭介

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    この終わり方はないでしょー!と言いたい。

    シリーズ6作目。
    あの“朝倉”がただの人になっちゃった。残念。

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    2012年06月10日
  • 再生巨流

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    読み応え十分のビジネス小説。企業で新事業を立ち上げるというのはかくも大変なことなのだということを改めて考えさせられる。こんなすごい人々が世の中にどれくらいいるのか知らないが、ちょっとうまくいきすぎなんじゃ?という感もあり。
    新しいことをやらなければいけないプレッシャーを描いたシーンは、かつて会社勤めだった頃のことを思い出して暗い気分になったが、自分のいた会社はこんなに大変じゃなかったし、トップももっとぼんやりしていた(だからあんなもんなんだろうな)。

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    2012年06月02日