楡周平のレビュー一覧

  • 骨の記憶

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    冒頭の、東北地方における厳しい生活のイメージは、ステロタイプではあっても描写に迫力がある。続いての主人公の辣腕実業家としてのイメージは、幼少時の行動描写からみて、かなりチグハグなのだが。。。

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    2018年12月07日
  • プラチナタウン

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    ネタバレ

    作品が平成20年に刊行されたもの。当時は高齢化社会を通り越して高齢社会になって、そろそろ超高齢社会だぞって時代。そして地方自治の在り方が問われていた時代。

    そこに、高齢者向けの街を地方に作ってはどうだと一つのアイデアを投じたような作品。

    面白かった。
    現実そううまくはいかないだろうけど、面白かった。

    でも…街づくりにあたっての描写も細かく、相当に練られた作品ではあったと思うけど…。確かにビジネス的なアイデアはおもしろいけど、人物描写、人間関係の描写があっさりしてる気がした。

    もっと語れる部分はあっただろうし、現実はもっと複雑。
    人間同士の利権をめぐる争い、価値観の相違による弊害はもっと

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    2018年09月17日
  • 東京カジノパラダイス(新潮文庫)

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    解説にあるように、告発小説に近い感じの内容。軽い展開で気楽に読める。主役が商社を辞めたエピソードが大したことなくて拍子抜け。しかもそれが会社界隈に知れわたるとは⁉
    そしてエピソードの割にはカジノ会社で大したエピソードもなくちょっと寂しかったかな(笑)

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    2018年09月01日
  • 和僑

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    ネタバレ

    プラチナタウンの続編。
    高齢者の大量受け入れで過疎化の進行に一息ついた緑原町。
    しかし今後は高齢者人口自体も減っていくことが明らかであり、プラチナタウンの拡張は難しい。地域の復興のため、農産物の販路を海外に求めていこうと苦闘する

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    2018年08月26日
  • プラチナタウン

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    商社を辞めて出身地の町長になり、街の再興を図る話。発刊当時には、石破さんも地方創生モデルとして高く評価したとか。逆転の発想から過疎と高齢化に向き合う作品。
    会社リタイヤしたらどうしようかな?という時期に読むと良いかも(^^;;

    個人的に田舎暮らしには憧れる。
    集団就職や進学で田舎から出てきた世代と都会で生まれ育ったその子供の世代では、地元感に違いがあると感じた。

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    2018年08月15日
  • 介護退職

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    最近、この手の本を見ると手を出してしまう。身につまされる話だった。
    小説としてはやや盛り上がりに欠け、展開も予想できる内容なので想定内。むしろ、体験談を読んでいるようでかなり身近なお話といった感じ。
    解決の仕方は家庭により様々。このケースはウルトラCというか…我が家には当てはまらないが、何とか上手くいきそうでホッとした。
    介護ってお金かかるよね…。

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    2018年06月27日
  • 介護退職

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    三國電産北米事業部長の唐木栄太郎は取締役の椅子も目前。妻と名門私立中を目指す息子と家族三人で、都内の自宅で絶好調の年末を迎えていた。そんなある日、秋田で独居する老母が雪かき中に骨折したと電話が入る。その時は、まさかそれが、奈落への号砲とは知る由もなかった…。

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    2018年06月17日
  • プラチナタウン

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    出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には厖大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったことは、想像以上にひどい実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえの非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だったのだが…。

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    2018年06月17日
  • ラスト ワン マイル

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    本当に客を掴んでいるのは誰かー。暁星運輸の広域営業部課長・横沢哲夫は、草創期から応援してきたネット通販の「蚤の市」に、裏切りとも言える取引条件の変更を求められていた。急速に業績を伸ばし、テレビ局買収にまで乗り出す新興企業が相手では、要求は呑むしかないのか。だが、横沢たちは新しい通販のビジネスモデルを苦心して考案。これを武器に蚤の市と闘うことを決意する。

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    2018年06月17日
  • フェイク

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    岩崎陽一は、銀座の高給クラブ「クイーン」の新米ボーイ。昼夜逆転の長時間労働で月給わずか15万円。生活はとにかくきつい。そのうえ素人探偵とは誰にもいえない。ライバル店から移籍してきた摩耶ママは同年代で年収1億といわれる。破格の条件で彼女の運転手を務めることになったのはラッキーだったが、妙な仕事まで依頼されて…。情けない青春に終止符を打つ、起死回生の一発は炸裂するのか。

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    2018年06月14日
  • 和僑

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    宮城県緑原町に老人定住型施設「プラチナタウン」が開設され四年。町は活気を取り戻し居住者は増えた。だが、町長の山崎は不安を覚えていた。いずれ高齢者人口も減り、町は廃れてしまうー。山崎は、役場の工藤とともに緑原の食材を海外に広め、農畜産業の活性化を図ろうとする。だが、日本の味を浸透させる案が浮かばず…。

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    2018年05月26日
  • 象の墓場

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    コダックの終焉を描いた物語

    コダックがデジタルカメラの波にのまれていく様子をサラリーマンを主人公にその視点から時系列で描かれていきます。そのディテールはノンフィクションの様な臨場感。しかし、それが故に、小説としての盛り上がりにはちょっと欠けてしまいます。小説として読むのかケーススタディとして読むのか…(笑)

    ストーリとしては、1992年から2004年までの間が語られています。1992年、デジタルカメラが一部プロで使われ始め、95年のWindows95の登場。レンズ付きカメラ、インターネットの広がり、APSカメラ、プリクラ、カメラ付き携帯電話、ブログ登場と言った時代の中で、2000年を過ぎた

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    2018年04月30日
  • フェイク

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    夜の世界、博打、借金とタブーにされがちな場所が舞台に。犯罪を伴った復讐劇が行われるけれど、あり得ないという思いが先に立って全然入り込めなかった。
    食うか食われるかの厳しい世界で陥れられる人の連鎖は読んでいて心苦しくなるばかりだった。みんな悪人。

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    2018年04月19日
  • フェイク

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    抱腹絶倒の意味を履き違えているのではないかと強く疑問に思う。この物語の中で、登場人物たちはとても生き生きと躍動している。ひとえに筆致力と想像力、そして観察眼の鋭さが成せる業だなあと思う。物語のうねりは少なく、伏線の張り方も回収方法も残念な部分はあるものの、最後まで飽きずに読み進められる。株の世界も、ギャンブルの世界も、お水の世界も奥が深い。が、抱腹絶倒するような場面は一つもない。ただの一つも、ありませんでした。自分が知っている抱腹絶倒の意味が実は違ったのかと心配になり、辞書を引いちゃうレベルです。

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    2018年03月19日
  • スリーパー

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    殺人罪で無期懲役になった由良憲二。
    CIAの工作員としての任務を与えられる。
    北朝鮮高官は カジノにはまっていた。
    その弱点をうまくついて、カジノでの勝ち方を伝授し、
    そのまま スリーパーにとりこむ。
    この手法が みごとだね。
    金正恩の係累がよく見えた。
    張 成沢が、まだ健在だった頃の話。

    劣化ウランの発見。
    中国軍のエージェントが環境問題をとりあげ、
    マスコミを動かす。新聞記者のスクープ観。
    どこに、敵がいるのかが見えていないのだね。

    地対空ミサイルを使って、沖縄の基地で、
    アメリカ軍のC-130を撃ち落とそうとする。
    由良は、そのエージェントを取り押さえる。
    由良のイメージが ジェーム

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    2018年02月06日
  • Cの福音

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    コカインの密輸入から販売まで1人で取り仕切る朝倉恭介のシリーズ1冊目。今作では、コカインをめぐる裏社会や、コカインに取り憑かれ、破滅していく人々の様が描かれると共に、頭脳明晰な上、ミリタリースクールで鍛え上げた強靭な肉体を持つ朝倉恭介というダークヒーローの誕生から活躍を魅力たっぷりに披露してくれる巻でもある。次巻は反対に善のヒーロー登場とのことで、こちらも楽しみ。これから少しずつ、このシリーズを楽しみたいと思います!

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    2018年01月20日
  • 和僑

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    プラチナタウンの続編。
    見事に日本の経済と田舎の行政とアメリカのフードビジネスを絡ませている。
    確かに日本のソールフードはアメリカでも流行る可能性はある。寿司がいい例だ。
    どんな状況でも諦めずにビジネスチャンスはあるんだ、と信じて攻める山崎は立派だ。

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    2017年12月28日
  • マリア・プロジェクト

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    えぐい話でした。技術的にはあながち将来的には有り得ることもあるんでしょうか、、、
    モラルを無視して実行できる国を選び、切実に子供が欲しい、、臓器が欲しいというセレブに限られた世界、、というのも信ぴょう性がありますね。
    小説全体的には、長かったなぁ、、と思いましたが、、、。特に立ち者に乗り込むところの描写が長くて、読むのに気力が必要でした(笑)実質、そこまでひきこまれていなかったのかもしれません。
    でも、なかなかない設定のストーリーで、おもしろかったです。

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    2017年10月29日
  • 和僑

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    201708/プラチナタウンの続編。毎回書いてしまうが、楡周平はどのジャンルもハズレない。良いタイミングで都合いい人達があらわれるのでトントン拍子感もあるけど、テンポよく読ませ、希望ある物語で面白かった。

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    2017年08月12日
  • レイク・クローバー(下)

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    面白かった
    生肉、刺身が食べれなくなってしまう物語(笑)

    ウイルスでもなく細菌でもなく、なんと寄生虫をベースとしたバイオサスペンスといったところです。

    下巻ではいよいよ感染の謎解きが深まると同時に、その地域で、極秘の任務にあたっていた原子力潜水艦内でも同様に発症してしまいます。
    ガス調査サイトよりもさらに閉塞された潜水艦内での発症に加え、他国との一触即発の状態で、どうなるどうなる?って煽られます。
    現地人が感染しない秘密が明らかになる一方で、潜水艦内の状態は悲惨を極めていきます。
    そして最後は?っという展開でした。

    これを読むと、湖とか沼とかに入りたくなくなります。
    TVでお笑い芸人が外

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    2017年07月01日