楡周平のレビュー一覧
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ネタバレ作品が平成20年に刊行されたもの。当時は高齢化社会を通り越して高齢社会になって、そろそろ超高齢社会だぞって時代。そして地方自治の在り方が問われていた時代。
そこに、高齢者向けの街を地方に作ってはどうだと一つのアイデアを投じたような作品。
面白かった。
現実そううまくはいかないだろうけど、面白かった。
でも…街づくりにあたっての描写も細かく、相当に練られた作品ではあったと思うけど…。確かにビジネス的なアイデアはおもしろいけど、人物描写、人間関係の描写があっさりしてる気がした。
もっと語れる部分はあっただろうし、現実はもっと複雑。
人間同士の利権をめぐる争い、価値観の相違による弊害はもっと -
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コダックの終焉を描いた物語
コダックがデジタルカメラの波にのまれていく様子をサラリーマンを主人公にその視点から時系列で描かれていきます。そのディテールはノンフィクションの様な臨場感。しかし、それが故に、小説としての盛り上がりにはちょっと欠けてしまいます。小説として読むのかケーススタディとして読むのか…(笑)
ストーリとしては、1992年から2004年までの間が語られています。1992年、デジタルカメラが一部プロで使われ始め、95年のWindows95の登場。レンズ付きカメラ、インターネットの広がり、APSカメラ、プリクラ、カメラ付き携帯電話、ブログ登場と言った時代の中で、2000年を過ぎた -
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殺人罪で無期懲役になった由良憲二。
CIAの工作員としての任務を与えられる。
北朝鮮高官は カジノにはまっていた。
その弱点をうまくついて、カジノでの勝ち方を伝授し、
そのまま スリーパーにとりこむ。
この手法が みごとだね。
金正恩の係累がよく見えた。
張 成沢が、まだ健在だった頃の話。
劣化ウランの発見。
中国軍のエージェントが環境問題をとりあげ、
マスコミを動かす。新聞記者のスクープ観。
どこに、敵がいるのかが見えていないのだね。
地対空ミサイルを使って、沖縄の基地で、
アメリカ軍のC-130を撃ち落とそうとする。
由良は、そのエージェントを取り押さえる。
由良のイメージが ジェーム -
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面白かった
生肉、刺身が食べれなくなってしまう物語(笑)
ウイルスでもなく細菌でもなく、なんと寄生虫をベースとしたバイオサスペンスといったところです。
下巻ではいよいよ感染の謎解きが深まると同時に、その地域で、極秘の任務にあたっていた原子力潜水艦内でも同様に発症してしまいます。
ガス調査サイトよりもさらに閉塞された潜水艦内での発症に加え、他国との一触即発の状態で、どうなるどうなる?って煽られます。
現地人が感染しない秘密が明らかになる一方で、潜水艦内の状態は悲惨を極めていきます。
そして最後は?っという展開でした。
これを読むと、湖とか沼とかに入りたくなくなります。
TVでお笑い芸人が外