楡周平のレビュー一覧
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三流大学を卒業して銀座のクラブにボーイとして勤め出した主人公岩崎が、若くして銀座でNO1ママに上り詰めた摩耶から、ある相談を持ち掛けられる。
そこから始まるコン・ゲーム。
銀座の夜の世界の裏事情など、当たり前のことが書いているだけで、一時浸った身としては、さほど興味深くもなかった。
今どきは、上場してない中小企業ならいざ知らず、一部上場企業の社長だからといって、湯水のごとく銀座のクラブで金を使うことなど簡単にはできない。
CSR(企業の社会的責任)が株主や消費者から問いただされる現在では、社長といえどもこんなに交際費は使えないのが現状。
だから今は、銀座の高級クラブの大口顧客はその筋の人が殆ど -
Posted by ブクログ
本作はコンゲーム小説という分野にあたらるらしいです。
その定義は、暴力的な手段を用いないで、知能を使って大金をせしめる詐欺師達の物語。頭脳戦を楽しめる小説とのことです。
しかし、正直、それほど頭脳戦がひしひしと伝わってくる物語ではありませんでした。
頭脳対頭脳で戦っているようなイメージではありません。
本作では、だますというところでは、大きく3つ。
(1)ワインすり替え
(2)競輪を舞台にした裏技
(3)株価操作
ワインのすり替えや株価操作については、巷でも言われているようなことなので、それほど大きな驚きはありませんでしたが、競輪を舞台にしたオッズ操作はしびれました。マイナーなギャンブル -
Posted by ブクログ
後半になればなるほど
読ませてくれますね!!
深いですわ~
日本独特の企業にありがちな嫌~なところを
見事に取り上げつつ
いつ、企業が廃退していくか
いつ何があるかわからないぜ~と
感じさせます。
仕事、組織、人間関係と難しいんですが・・・
よく書かれた企業経済小説だと思います。
立場が違えど
いろいろと考える視点から取り組むことも違うのはわかるんですが
この小説では、昭和の復興した日本を
昔の良い部分と悪い部分の日本
今(現在)の再生にかけた日本の企業のありかたとは。
ちょっと文章が長い感じはしますが
太い経済小説でした
GOOD!
モデルのSANYOは気になるのは当然ですけど
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Posted by ブクログ
ダークヒーロー朝倉恭介が作り上げた、完全な麻薬密輸犯罪を描いた作品。
確かに周到で完璧な麻薬密輸だが、いかんせん細々とした貿易の話とあって、帯やあとがきで言われているようなスリルやカタルシスは感じられないと思う。加えて、貿易の話を長々と説明されるのも、勉強にはなるかもしれないが、エンターテイメントとして考えると少し辛かった。密輸の仕組み自体も巧妙に作られたとは言え、結局はコンテナを破って荷抜きして、夜中にボートを漕いで空巣まがいの事をする訳だから、鮮やかさに欠けるなあと思ってしまったのは自分だけだろうか。アクションシーンもラストに少しだけなのが残念。日本の警察を動かして、それを鮮やかに切り -
Posted by ブクログ
基本的に書いてある内容にはほぼ同意します。
マスコミのレベルの低さやFXのレバレッジの異常さなどは感じます。
しかし、残念なのはところどころで配慮に欠ける論調があること。
「エコノミスト、投資コンサルは車券売り場の予想屋やギャンブル氏の予想欄に◎とか▲とかつけている人間と、何の違いもない。」
車券売り場の予想屋やギャンブル氏の記者の方に失礼です。
彼らはギャンブルを謳って結果で判断されるので。
また、老後が見えない日本を課題としていますが、本来未来はどうなるかわかりません。
老後といえる歳まで生きているかもわからない。
だからこそ、今にフォーカスをあてるべきであり、老後を語るのは逆に無責任 -
Posted by ブクログ
読みごたえをブンブン感じました!
後半が少し自分には合わなかったようですけど・・・
すごい題材の切り口を見せているのと
上手いです!
圧巻の文章力と構成で惹き込まれます
さすがと思いますが、自分的には少し足りず。
ですが、フィリピン事情や医療事情は
ものすごく沸沸と伝わってきました。
日本は平和でいいっす
これも先祖のおかげか?国民の力か?
よくわかりませんが
フィリピンは、大変なんですね
フィリピンのある一面を把握するのにもいいんでしょうね
あんど
けっこう
リアルにダークに描かれている国と医療が
怖かったです
☆3ですが
良い作品であることは間違いないですね。