楡周平のレビュー一覧

  • クレイジーボーイズ

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    「水素自動車を実用化させるためのキーとなるタンク」の特許をめぐる裁判とオイルメジャーが絡んだ陰謀。後半のアクションシーンはあんまり好みでなく、少年院を退院すれば特許使用料でワイナリーを作って悠々自適なんていう甘い考えも好きじゃないのですが、実際に青色発光ダイオードの特許をめぐる裁判では、200億円という判決がでていた事を考えると、絵空事ではないリアルなストーリなのかも。(2010.05.29)

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    2010年06月10日
  • 陪審法廷

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    裁判員制度についても、ちゃんと考えなければいけませんね。
    人が人を裁く、、、

    間違えたことすべてが悪いのか?
    悪いことをしても許されるのか?
    自分が陪審員としてあの場にいたらどういう結論をだしたんだろう。
    小説を読んでいる側で良かったですね。

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    2010年05月20日
  • 朝倉恭介

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    朝倉恭介シリーズのラストの作品
    完璧だった朝倉が、、、
    個人的には少し残念でしたがこのシリーズで楡周平さんを知り、ファンになりました。ずっと映画化(金城武さんで)を待ってるんですがやっぱりムリかなぁ~
    シリーズで読んでる方は読むしかないでしょう♪

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    2010年05月12日
  • 衆愚の時代

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    「世間の糾弾を浴びることを覚悟で…」書いた本らしい。
    この本を書くきっかけとして、
    「テレビに出てくるコメンテーターの無責任な言動が目に余ると感じたから」とある。
    確かに、テレビのコメンテーターはたいしたことを言わない。

    この本の内容は「派遣切りは正しい」などの主張があるが、
    世間的に正しくないというか、
    マスメディア的に正しくないことへの反論であり、
    よくよく読んでみれば、この本にある内容のほうがしごくまっとうだと思う。

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    2010年05月05日
  • クーデター

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    「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第2弾。川瀬雅彦初登場。ページ数で数えるとメインとなる事件勃発までの前置きは大変長いが、そこに至る登場人物、及び出てくる事件、兵器に関するディティールが大変濃くそんなに気にならないのがすごい。ただ、事件の解決があっけなすぎた感がある。

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    2010年05月24日
  • 衆愚の時代

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    最近、テレビでニュースに関するコメントを聞いているとイライラすることが多い。
    またこんなこと言ってるよとか、
    みんな同じ風になってきてるよ(同じか笑)とか、
    話すり替えてんじゃねえよとか。

    でもよく考えてみればテレビはそもそも見る人を惹き付けるために作っているのであって、本気で世の中良くしたいと思って作ってるわけじゃない。
    私たちがテレビみて、頼もしそうな言葉に安心したり、
    正義感溢れる発言に共感したり、
    そういった視聴者の「気持ち良さ」を創り出すのが言わばテレビの仕事なのだから責めたって仕方ないのかも知れない。

    でもさ、でもさ!
    ヤバイと思うよ、日本、正直。
    そして一番ヤバいのは、
    その

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    2010年04月21日
  • 衆愚の時代

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    現在日本人が陥っている問題に鋭い意見を提言している。個人的にもよく言ってくれたと共感できる点があり痛快な部分もあった。しかし文中でもあるように作者自身が上からの目線で意見を言っている傾向も強く、じゃあ作者はどのような行動をされているのでしょうか?とも感じた。問題の分析は的を得ている部分は評価できるが、内容的には「居酒屋でお願いします」と感じるかも・・・。

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    2010年03月27日
  • 陪審法廷

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    ジャングリシャムだったかな?陪審法廷という作品があります。
    内容的には、陪審員制度を扱った法廷物ですが、それの楡作品版という感じです。

    日本の陪審制度の導入に際して楡さんなりに語りたかったところがあるんだろうな~という作品。

    すごく面白いわけではないが、まぁ面白くは読めるなぁ程度の作品。

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    2010年01月02日
  • フェイク

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    本屋で絶賛、平積みの割には内容は陳腐。ただし裏社会の仕組みが誰にでもわかるように書いてある教養小説ではある。

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    2018年10月14日
  • 陪審法廷

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    裁判員制度が日本でも導入されたが、
    陪審員の在り方に関して、考えるきっかけになる本。
    ご都合主義的な部分もある。

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    2009年10月04日
  • 異端の大義(下)

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    解説にも書いてあったけど、丁寧に取材をして現実とフィクションの間がうまく描かれていると思う。
    結末は小説的だけど、実際にありそうな話だし面白かった。

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    2009年10月07日
  • マリア・プロジェクト

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    最近ニュースになっている臓器移植や代理母での出産などのダークな問題についての小説。

    実際に本当にありそうな話です。

    ひどいこと、悪いことではあるのですが、万一自分の子供が必要になった時に
    求めないとは言い切れない気がします。

    映画になりそうな小説でした。

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    2009年10月04日
  • 青狼記(下)

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    「感動巨編」らしいのだが、説明が長く、展開が読め、おまけに説得力がないので「そんなキレイごと・・・」と思ってしまった。
    話は面白いのでもっと簡潔だったら良かったのにな。

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    2009年10月07日
  • マリア・プロジェクト

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    フェイクのようなポップさはありませんが、エンターテイメントとしてかなり楽しめるかと思います
    また、それだけでなく、途上国の抱える諸問題についても考えるきっかけになると思います

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    2009年10月04日
  • マリア・プロジェクト

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    ジャンル違いだった?

    医療物のサスペンスかと思っての購入。
    でも、もしかしてジャンルが違ったのかも。まだ読み始めたところだけど、エロ?グロ?描写が少し気持ち悪い。そこまでの描写が必要か?と疑問に思うが、そっちのジャンルならそういう物かも。着想が興味深いので残念に思う。ただ、この後はもしかして軌道修正があるのか?読み始めの楽しみ感は失くなったけれど、もう少し読んでから止めるかは決めようと思う。

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    2024年05月13日
  • 衆愚の時代

    購入済み

    楡作品のストーリーや展開が"なるほどな"と理解できる一編でした。

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    2017年09月13日