楡周平のレビュー一覧
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プラチナタウンから、8年後。
北海道 緑原町に プラチナタウンができて4年。
町は、活気が生まれてきた。
町長 山崎は、緑腹に活気が出てきたが
農業の衰退と、高齢化、
そして独身の農民が、中年になってきている。
このままだと 20年後、30年後の緑原はどうなるのか?
プラチナタウンの増設を希望する 町議がいる。
しかし、20年も経てば、老人はいなくなってしまう。
プラチナタウンを増築したとして、空室になることが見えている。では何をすべきなのか?
緑原出身で、アメリカでレストランチェーンをしている時田が、孫を連れて、緑原の家を処分することで、きていた。
孫は、日本の食を味わうことを目的として日本各地を回る。
そこで、和牛は、脂っこくて健康に良くないという。
ハンバーグ、コロッケ、トンカツ、お好み焼き、たこ焼きなど。B級グルメに感心し、アメリカに持ち込むことができないかと考え始める。
当初は、山崎の実家の日本酒をアメリカに持ち込もうとしていた。
それから、緑原の農産物を運ぼうという話から、
緑原で、加工食品を運んだらどうかという話になった。
山崎は、町長を続けるか、加工食品会社を作るのかを悩む。
何れにしても、農業をどう組み立てて行くのか?
ということが、今後の大きな問題なんでしょうね。 -
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コダックの終焉を描いた物語
コダックがデジタルカメラの波にのまれていく様子をサラリーマンを主人公にその視点から時系列で描かれていきます。そのディテールはノンフィクションの様な臨場感。しかし、それが故に、小説としての盛り上がりにはちょっと欠けてしまいます。小説として読むのかケーススタディとして読むのか…(笑)
ストーリとしては、1992年から2004年までの間が語られています。1992年、デジタルカメラが一部プロで使われ始め、95年のWindows95の登場。レンズ付きカメラ、インターネットの広がり、APSカメラ、プリクラ、カメラ付き携帯電話、ブログ登場と言った時代の中で、2000年を過ぎたところから、一気に産業がしぼんでいきます。
デジタルカメラの終焉を予測していたコダック(本書ではソアラ)や主人公が紆余曲折しながら生き残りをかけて、新しいビジネスモデルを構築しようと、その時代の流れに挑みながらも、結局は飲み込まれていく展開となっています。
現状のビジネスを継続したまま、それを否定するビジネスを難しさ、歯がゆさ、苦悩がヒシヒシと伝わってきます。株主に対する対応では、長期の投資がままならないこと。さらに、販売チャネルに対する対応はにっちもさっちもいきません。
一方、巨大企業、巨大産業の中の「おごり」についても言及しています。いつの間にか消費者目線ではなくなっていたこと。長年のビジネスモデルの上に胡坐をかいていたことなど。
イノベーションが既存産業を破壊して、新しい価値を提供していく。まさにそれが起こるさまを破壊される側から語っているところが味噌!
会社名は残るかもしれない。しかし従業員としてそこで仕事の場があるかどうかはわからない。そんなニュアンスのメッセージも読み取れます。
明日は我が身!!怖くなる。
お勧め!! -
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殺人罪で無期懲役になった由良憲二。
CIAの工作員としての任務を与えられる。
北朝鮮高官は カジノにはまっていた。
その弱点をうまくついて、カジノでの勝ち方を伝授し、
そのまま スリーパーにとりこむ。
この手法が みごとだね。
金正恩の係累がよく見えた。
張 成沢が、まだ健在だった頃の話。
劣化ウランの発見。
中国軍のエージェントが環境問題をとりあげ、
マスコミを動かす。新聞記者のスクープ観。
どこに、敵がいるのかが見えていないのだね。
地対空ミサイルを使って、沖縄の基地で、
アメリカ軍のC-130を撃ち落とそうとする。
由良は、そのエージェントを取り押さえる。
由良のイメージが ジェームスボンドばりなのが、おもしろい。
北朝鮮 そして 中国。
その距離感の中に 日本がいるが、
日本に於けるアメリカの治外法権がよくわかる。 -
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面白かった
生肉、刺身が食べれなくなってしまう物語(笑)
ウイルスでもなく細菌でもなく、なんと寄生虫をベースとしたバイオサスペンスといったところです。
下巻ではいよいよ感染の謎解きが深まると同時に、その地域で、極秘の任務にあたっていた原子力潜水艦内でも同様に発症してしまいます。
ガス調査サイトよりもさらに閉塞された潜水艦内での発症に加え、他国との一触即発の状態で、どうなるどうなる?って煽られます。
現地人が感染しない秘密が明らかになる一方で、潜水艦内の状態は悲惨を極めていきます。
そして最後は?っという展開でした。
これを読むと、湖とか沼とかに入りたくなくなります。
TVでお笑い芸人が外国の沼地に嵌っているシーンがありますが、ちょっと怖くなります。
また、虫がらみパニック小説では安生正の「生存者ゼロ」を思い出します。
あれも、ちょっと気持ち悪かった。もう、虫がらみはいいや
パンデミック系、パニック系が好きな人は読んでください。
しかし、気持ち悪さがあるので、あんまりお勧めできません(笑) -
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面白かった
生肉、刺身が食べれなくなってしまう物語(笑)
ウイルスでもなく細菌でもなく、なんと寄生虫をベースとしたバイオサスペンスといったところです。
上巻ではミャンマーの僻地で米国大手のコングロマリットが極秘に天然ガス調査を行っていたところから始まります。
そして、その従業員が寄生虫による感染症に!さらに発祥から6時間で致死率100%。
さらにさらに、その感染者は死ぬ間際に周囲に襲いかかり、感染を広げていくパターン!
ゾンビか(笑)
政治的な思惑、経済上の思惑、隠蔽工作といった中、CDCから派遣された研究者たちによる感染ルートの特定と感染の仕組みの調査は難航します。
現地人には感染せず、従業員が感染してしまうのはなぜか?
感染は食い止められるのか?とハラハラどきどきの展開です。
禁止になったレバ刺しとか、最近はやりのアニサキス寄生虫の話を思い出して、生肉を食べるって結構危険なのねって感じます。
とりわけ、やっぱれりレバ刺しはダメだよって良くわかりました(笑)
下巻に続く