【感想・ネタバレ】レイク・クローバー(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

(上下巻合わせてのレビューです。)

ちょっと疲れていたので、本棚に残っていた気軽に読める小説をチョイス。

今夏のテーマは、寄生虫。
ミャンマーの未開の地に生息する寄生虫に人がどんどん感染していくというバイオサスペンス的な話。
それに楡さんらしく、お得意の国際情勢や諜報活動の味付けを加えています。

ちょうど今、コロナウイルスが流行していて、
ウイルスと寄生虫で異なるとはいえ、
パンデミックの恐ろしさを感じながら読み進めることができました。

さらに自分が1か月間生活していたミャンマーにこんな場所があったなんて衝撃。。
(自分はほとんどの時間をヤンゴン(つまり、都会)にいたというのもありますが。。)

感染者がゾンビのように噛みつく症状が出たり、
かなりSF的な話の展開ですが、
さすがの楡さんらしく科学的要素もきちんと取り入れて、
話に現実味を帯びさせる工夫をしてくれています。
この小説を読んで、バイオハザードを思い出した。
バイオハザード的な話が好きな人には、打ってつけの小説かも!?

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2021年06月22日

Posted by ブクログ

201512/上下巻まとめて。さすがジャンル問わず一気読み必至の楡作品、面白かった!多少都合いい展開があるものの、そこが気にならないぐらいのハラハラ感とわかりやすい人物像で楽しめた。

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2015年12月06日

Posted by ブクログ

米国原潜の中でも感染が起こる。ソナー員のエリオット、感染して隔離されて、周りで感染者が死んでいって、かわいそうすぎる。まさか副大統領がこんな結果になるとは。

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

終わり方も映画みたいな感じだった。。なんとなく締まらない感じもあるけど、現実感との兼ね合いを考えると、よくまとまったように思えました。エンタメ。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

面白かった
生肉、刺身が食べれなくなってしまう物語(笑)

ウイルスでもなく細菌でもなく、なんと寄生虫をベースとしたバイオサスペンスといったところです。

下巻ではいよいよ感染の謎解きが深まると同時に、その地域で、極秘の任務にあたっていた原子力潜水艦内でも同様に発症してしまいます。
ガス調査サイトよりもさらに閉塞された潜水艦内での発症に加え、他国との一触即発の状態で、どうなるどうなる?って煽られます。
現地人が感染しない秘密が明らかになる一方で、潜水艦内の状態は悲惨を極めていきます。
そして最後は?っという展開でした。

これを読むと、湖とか沼とかに入りたくなくなります。
TVでお笑い芸人が外国の沼地に嵌っているシーンがありますが、ちょっと怖くなります。

また、虫がらみパニック小説では安生正の「生存者ゼロ」を思い出します。
あれも、ちょっと気持ち悪かった。もう、虫がらみはいいや

パンデミック系、パニック系が好きな人は読んでください。
しかし、気持ち悪さがあるので、あんまりお勧めできません(笑)

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2017年07月01日

Posted by ブクログ

んー。
オチが気に入らない。楡周平ならもっと上手くオチをつけられると思った。それなりに話としてはまとまっているが、もう少しリアリティをもたせて欲しかったし、オチも読めてしまった。

こういった話は楡周平には求めていない。
残念。
あと、伏線が回収出来てないところもあった。

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2016年01月26日

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