【感想・ネタバレ】飛博(とばく)のレビュー

あらすじ

鳩レースは、麻薬。
巨額飛び交う違法ギャンブル。
元締めのマフィアが闇ビジネスを拡大させる、真の狙いとは――?
賭け続けるしか、勝ちはない。
仁義なき賭博小説!

男のメンツと意地を賭けた、桁外れの闇賭博。
その日暮らしのしがない中年・上田安治は、テキ屋の元締めだった亡父・松吉から、違法賭博用の「レース鳩」を相続する。
松吉のコンサルタントを名乗る堂上によれば、鳩は名鳩ぞろい。プライベートクラブのレースに参加しないのならば、台湾人の楊志偉に売却してはと提案される。
博打よりも堅実な生活を求める安治は、勧められるままに鳩を売り、自らはクラブの鳩の世話をする鳩務員の職を得て、手堅く暮らしはじめる。
ところが楊の入会をきっかけに、クラブには台湾人が激増。彼らがマフィアだと知った安治は、日本人メンバーらの不審死と退会ににわかに恐怖を覚える。
だが新たな胴元による鳩レースは、開催間近にせまっていた……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公の安治は、テキヤの親分だった亡き父親が残したレース鳩をきっかけに闇レースクラブに引き込まれ鳩務員として働くことになる。日本の富裕層がやっていたレースが台湾の富豪に乗っ取られ華僑の大物まで現れて…。前半冗長な展開も後半風雲急雨を告げて盛り上がる。新しいジャンルで刺激的。傑作。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

テキ屋の父が死んだ。息子は意外な物を相続する。大金が賭けられる違法な鳩レース。

色々意外な展開があるのでネタバレしないと分かりにくいけど、超面白かった。エキサイティング!続編希望

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

他の経済ドンパチ作品のようなアッと驚く切れ味がなく普通の賭博小説になってしまったのが残念。イカサマではなくて頭脳を駆使した大逆転劇を期待してしまった

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2025年10月10日

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