知念実希人のレビュー一覧
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それなりに売れている作家さんの、業界で生き延びる知恵。
三人の著者なのだが、各々がそれぞれの十のテーマについて書いていて、対談みたいになっているのは最後の章だけだった。
業界の裏っぽいところとか、死ぬほどサバイバルな荒野で、新人賞取ったって、ライバルがアマチュアからプロになるだけで、ほぼ絶滅していくとか、この世界で生きていきたい人にも、単に小説が好きな人たちにも、面白く読めると思う。
が。
どなたかも書かれていたが、結局生き残っている人たちの「生存者のバイアス」からは逃れられない。
生き残っている人たちが自分たちの体験を振り返っても、その何がポイントだったのか、生き残れなかった人たちと何 -
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パンデミック後の世界
コロナ以前に読んでいたらきっと違った見え方が
したんだろうなと思う作品だった。
医師作家の知念氏が書く医療現場はやっぱりリアルで
そうだよなぁ。と思わせるシーンが多々。
どんな話なのか全く知らずに読み始めたので
急にヴァリアントとか言われても
え?っとなったんだけど、それよりもなによりも
面白さが勝って、一気に読んでしまった。
こんなありえない話…と思う人もいるだろうけど
コロナ後遺症がもし…って考えたら、
このお話はめちゃくちゃ面白いし、興味深く
すごく現実的な話だと思いませんか?
ファンタジー系は苦手だけど妙にリアルで面白かった。 -
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夜の学校。プールにはなたれた金魚。だれが、なんのために? 4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す! 「ぼくは読者に挑戦する」名探偵辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるか―?
ミステリ作家の知念実希人氏が初めて子ども向けに本気で書いた本格ミステリジュブナイル。
人物紹介ページや事件周辺地図等イラストが適宜差し込まれていてわかりやすく、漢字はふりがな付きで、初めて読書をするような小学校中学年向けの作りになっている。
ジュブナイルとはいえ、“読書への挑戦状”付きの骨格はしっかりとした本格ミステリ。人が死なない“日常の謎”タイプなのも児童書ならではか。さす -
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人気の『天久 鷹央』シリーズ第3巻。以前新潮文庫nexでこの巻までは読んでいたけれども、殆ど内容を覚えていないので、ほぼ初読みに近い感じでした❗
鷹央と小鳥遊のコンビも落ち着いてきたようで、安心して読むことができます。
『Karte01 閃光の中へ』から惹き込まれて、段々と面白くなり『Karte03 密室で溺れる男』は圧巻でした✨
レーベルとしては、ライトミステリーの部類に入ると思いますが、侮って読んではいけません❗
昔読んだ時は、天久 鷹央のキャラが余り馴染めず少し嫌な感じに思っていましたが、今回は微笑ましい目で見守ることができました✨
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破天荒かつ博覧強記の天才女医・天久鷹央と、彼女と同じ統括診断部で働く内科医見習い・小鳥遊優が不可解な事件に挑む、大人気メディカル・ミステリー。
『推理カルテ』→『吸血鬼の原罪』の順に読み、本作『ファントムの病棟』へ。
『推理カルテ』と同じく、3つのエピソードが楽しめる短編集。印象に残った話はやはり『天使の舞い降りる夜』だろうか。
小児科に入院している少年たちの完治したと思われた症状が再発。その隣の病室に入院している別の少年は『天使を見た』と証言しており、この奇怪な問題に統括診断部が挑むというもの。
ページ数的にも本作のメインとなる話で、普段は傍若無人な鷹央の意外な一面を知ることができた回だっ -
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破天荒かつ博覧強記の天才女医・天久鷹央と、彼女と同じ統括診断部で働く内科医見習い・小鳥遊優が不可解な事件に挑む、大人気メディカル・ミステリー。
2023年より実業之日本社文庫から刊行された完全版を読み、強烈なキャラクターと医療現場を中心としたトリックに魅入られ、すっかりファンになってしまったため本書を購入。
三つの場所で相次いで見つかった遺体。被害者はいずれも首すじに二つの傷跡があり、ほぼすべての血液が抜き取られているという。まるで「吸血鬼」が起こしたかのような連続殺人を、鷹央らはどう解決していくのか。ずっとハラハラすること間違いなし。
幾重にも張り巡らされたトリックとホワイダニット。医療