樋口美沙緒のレビュー一覧
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まだ序盤で、謎だらけ
設定、ストーリー展開がとても面白いです。
謎が謎をよんで、謎だらけなんですが、何となくこうじゃないかなと、思えたり。
王の使徒に関しては、なぜ何年も決まらないのか?
決まった人から、使徒になって、そうでなかった者は、帰ればいいのに。
あの館に、不適合の者までずっと留め置く必要はないのでは?と思いました。
鞘も、事前に抱かれる必要性があるのかな?
王様だって、自分が最初がいいでしょう。 -
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ネタバレシリーズ中、幾度となく悩める子羊ちゃんたちを救ってくれた真耶がようやく登場、の巻き。
真面目で正義感溢れる美しいマヤマヤを手中に収めたのは、兄さま兄さまと仔犬のように慕っていた「あの」央太。
今までの展開とはだいぶ趣のちがうこのふたり。シリーズ中いちばんのお気に入りとなりました。
高貴な純潔、でも空虚、な真耶の姿にも驚いたけど、幼い頃から本当の真耶の姿にただひとり気付き見守り続け超絶スパダリくんに成長した央太にはほんとびっくり…そして闇が深い…!真耶にそうとは気づかせず、どんどん外堀を埋めて上手~に手中におさめちゃった央太の壮絶な執着っぷりったら。こわいわあ。いいわあ。
4人のお姉さんにも -
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翼と純也の雰囲気がよくなってきたーってところでのいとこ陶也の登場です。
ノベライズの時から陶也さんが登場してくるのを待っていたので、今回の巻はやっとだーと嬉しかったです。 -
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どうして、虫シリーズのなかの受け君はそろいもそろって不遇な設定なんですか?
世の中、こんなにもいろんな虫がいるのか感心しました。
お二人の卒業後とかも読みたいです。 -
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順番がわからずほかのレビューを参考にしました。今までの虫シリーズ中で一番面白かったです。
自分を罰するように生きていく受がちゃんとハッピーになれてほっとしました。
ところで、一番悪いのはお父さんではないでしょうか?
お父さんの息子たちへの恋がもっとわかりやすかったら、こんなものにはなれなかったのにちょっと悔しいです。 -
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切ない!とにかく切ないお話です。でも、似たり寄ったりの病弱受けと傲慢攻めというよくあるパターンで斬新さはちょっと....
また今度には元気でハイクラス強者の受けのお話が読みたいです。 -
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今まで読んだBLの中の攻めは殆ど「完璧」、「正しい」傾向があったんですが、この本の攻めは「未熟」、「不安定」していて新鮮でした。
受けの一途で純粋な恋、知りながら分け合って外面、無視する攻めの王道のパターンですけど、いつも懲りずに楽しめるのは主人公の感情が丁寧に書かれているためでしょうか?
面白かったです。 -
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登場人物が多く人名とか地名とかがカタカナですぐ頭に入らず覚えるのに一苦労しました。(頭悪くてごめんなさい)
お二人とも素直になれず何でこんなこじれているのか感情移入できませんでした。
作家さんの外の作品よりすこし物足りなかったです。 -
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「愛はね、」のその一年後の続編です。前作がとても好みど真ん中どストライクだったので、一緒に一気読みしました。
今作は俊一(攻め)視点で書かれているので、前作より切なさ(!)はちょっと落ちているんです。
代わりに俊一が段々望への本当の恋に自覚していくのが淡々と描かれております。
今まで、可愛い望を苦しめた分もっと苦しめばいいのにすぐ許してしまう望にイライラしましたけど、でもハッピーエンディングでよかったです -
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スキでもないのに愛したくて、愛されたくて流されやすい今はそんな自分が好きになれない望(受け)が段々成長していく、強くなっていくお話です。あまり期待しないで読んだのに、嵌っちゃって一気読みしました。本当によかったです。
でも、結局「愛はね、」~~何だったんでしょうか?望むだけの秘密にしないでもうちょっと親切に教えてください! -
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ネタバレ人間とムシが融合した世界の話、ムシシリーズ。
オオムラサキ起源の高校生×ナナフシ起源の高校生
毎回、色々なムシの性質をキャラに落とし込むなぁ、と感心するのですが、今作はオオムラサキの寝取り寝取られ設定と、ナナフシの擬態設定。
ムシシリーズといえば力の強いハイクラスと弱いロウクラスの存在ですが、今回のカプはハイクラス同士。
とはいえ、受けの歩は地味で存在感薄く、ハイクラスでも序列が下位の存在。そんな歩を、学校一可愛いとかわいがるゴケグモの双子、スオウとチグサ。攻めの大和より好きだった…。
樋口美沙緒先生にしては重痛くないと評判の作品。 -
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痛々しい
続巻まで読み終えての感想です。
作家買い、かつイラストに惹かれて読みましたが痛々しい話だったな、と。
物語は受けのことを攻めが誤解からとはいえゴミクズのようにレイプし、あれよあれよと受けが辛い目に遭っていくという展開で始まります。
攻めは始め、受けに対して「弱い人間」くらいの印象しかなくて、特別な想いもありません。
攻めにも周りにも傷つけられ続ける受けが見てられなくてもう読むのを諦めたくなりました。
そこから受けが立ち上がっていく様子はすごいと思う。またもう読むの諦めかけようとしてるのにそれでも読ませる文章力には舌を巻きました。
続巻は攻め視点の悔恨が語られます -
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ムシシリーズ3作目。こんなん泣いてまうわ。
余命が残り少ない郁と、ロウクラスを人とも思わない傲慢不遜な陶也のお話。
前半は、陶也が郁を好きになるまでと、後半はその顛末が描かれましたが、これが泣かされる展開…。
もう、どれだけの不幸が弱い郁に降りかかってくることか。
それでも自分の道を進もうとする郁がとにかく健気すぎるのが、涙腺ポイントです。
話の途中、郁を好きだと自覚した陶也なら、篤郎から郁を守ることができたのでは?と思わないではなかったところもありましたが。
このカプについては、結ばれたあとの濃密な日々を、心穏やかに過ごして欲しいと願ってしまいます。 -
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破りたくなった
後半の展開に腹が立って、電子じゃなかったら本に当たりたくなる気持ちになりました。
それくらい攻が受に対してクソ過ぎる最低な振る舞いをし続けるんです。
なので最後カップルとして結ばれ結婚するのが、許せませんでしたね~。
前作にも登場する篤郎くん(受)の視点で今回のお話は進みます。
篤郎くんは前作でやった残酷なことや過去をひたすら悔いているのが分かります。死んで楽になりたい気持ちと、苦しみながら生きていかなければ、という気持ちの狭間で。
兜(攻)はそんな篤郎くんの気持ちに触れてたのに、なんであんな残酷な言葉を吐きながら抱くことが出来たんだろう。
ムシシリーズの1作目にも -
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虫と人間が融合した世界。
虫って苦手な人が多いかもしれないけど抵抗なく読めました!キャラクターの名前も基本的にモチーフの虫にちなんでつけられてるので読みやすかったです。
作中では主人公がめちゃくちゃ可哀想な環境でした、恋愛の方も結構じれじれでギリギリまですれ違ってます。が、その分最後幸せになった瞬間に感動しました、良かったです! -
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健気で少しでも役に立ちたく、頑張り屋の篤史がとてもかわいかったです。ほのぼのとした作品でした。
両想いなのに、誤解で拗らせる展開に何で早く気づかないのかイライラしましたけど、ようやく幸せになれて、大満足です。