樋口美沙緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タランチュラ×シジミチョウと聞いて
作者は虫が好きすぎる。
擬人化というよりは超SFな設定で、滅亡の回避手段として節足動物とDNAの配合をはたして数千年が経過した人類が住む世界が舞台です。
その人の持つ節足動物DNAによってヒエラルキーが決定してしまう。
だからタランチュラはハイクラスに属し、シジミチョウはロウクラスになる。虫の世界は弱肉強食です。
実際節足動物としての特性をそれぞれ持っているので、タランチュラは毒もちで巣を張るし、蜂は針で刺すし、カブトムシは力持ちだし、蝶は羽根で飛べたりします。
BL読みなら寿たらこのセックスピストルズみたいなもんだと思って下さい。
あれが楽しめた人ならいけ -
Posted by ブクログ
「いいママ」とは何かを問いかける作品。
読み始めは母親のエゴが強く見え、「いいママ」になろうと選択を変えるほど、仕事や人間関係、夫婦関係まで悪い方向へ進んでいく姿が印象的だった。
親にも子にも得意不得意があり、無理を抱え込むより頼れるものは頼ればいいのでは、と何度も感じた。
終盤では美汐自身の過去も描かれ、「理想の母親」像は受け継がれるものなのかと思ったが、最後は子どもにとって母親は唯一無二の存在という結末に落ち着く。
読後は「あれ?終わっちゃった」という感覚で、途中で抱いた印象が最後まで大きく変わることはなかった。
子育て経験のある立場だからこそ考えさせられる場面も多かった一方で、