島田裕巳のレビュー一覧

  • プア充―高収入は、要らない―

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    ネタバレ

    今の仕事が辛い人にオススメ出来そうな本.
    小説のように進むので読みやすいです.

    言いたいことは「年収300万円あれば結婚も出来るし一軒家も住めるし不安に思う必要ない」ということ.


    この本だけで行動に移すことは難しいですが,きっかけに出来そうです.

    ここからさらに調べるとしたら,会社以外の集団に混ざる方法と人に頼る技術,老後プラン,安く楽しむ方法,プア充劣等感を克服する客観視かな…

    【印象に残ったこと】
    ・プア充を目指すなら古くてダサい会社.
    ・仕事にやりがいを見出さなくていい.生活のための手段と割り切る.
    ・生きていく上で「使い捨てられないこと」が大切.そのためには自分の時間をいかに

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    2020年08月17日
  • 神社崩壊(新潮新書)

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    「こんぴらさんが離脱するという神社本庁ってなに??」と思っている方がもしいたら、この本を読むといいかもしれない。
    この本は今(2020年6月)からちょうど2年半前の、富岡八幡宮宮司殺害事件を受けて宗教学者の島田裕巳によって書かれた、神社界の現状と課題を解説する新書だ。


    まずは基礎知識として下記のことがわかった。


    ・「神社本庁」ってまるで役所みたいだけどそうじゃなくて、いち宗教法人(ただし役所かのように思わせたかった意図はありそう)。


    ・宗教法人には「(1)単位宗教法人(=神社や寺院や教会のように礼拝の施設を備えているもの)」と「(2)包括宗教法人(=宗派や教派や教団のように(1)単

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    2020年06月14日
  • 親が創価学会

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    自分自身はそうでないが、身近なところの話題なので、タイトルに興味を持って購入。

    創価学会/公明党の歴史、そして現在の創価学会員の実情がわかるという意味では収穫があった。
    なお、著者と創価学会との関係性からか、批判性は薄い。

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    2019年12月01日
  • ブッダは実在しない

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    我々が知っているブッダの教えは、本当にブッダの教えなのだろうか。インドで布教した原始仏教と、中国経由で日本に入ってきた大乗仏教とはだいぶ違いがある。すると、日本にはブッダの教えは実在しないのではないかと考える本。

    刺激的なタイトルとは内容は異なるけれど、なかなか面白かった。

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    2019年07月31日
  • 教養としての宗教事件史

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    ネタバレ

    記録に残るレベルでは遡るほど宗教と生活が密接していたが、その前は?
    人が人たる思想を持つ前のいつから自然や神など人智の上にあるものにヒトは気づいたのか。
    というところを読んでます。

    ゾロアスターとツアトゥストラが同一人物だったとは?!
    少し前に読んだ怖い絵でルーサロメとニーチェの話を読んでいたので突然繋がったのが愉快でした。

    まだ半分以上残っていますが続きが楽しみです。

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    2019年08月16日
  • ほんとうの親鸞

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    北陸は真宗王国と言われますがその宗祖親鸞についての本。そもそも親鸞は宗祖になるなんて思ってもいなかった、あくまで法然の教えである念仏信仰を究めよう、広めようとしていたにすぎないんじゃなかろうかと。越後流罪も悪人正機説も後から作られた話なんじゃないかと、いう話です。真偽は、まあどうでもいいんですけど、この本にあるような親鸞像、悩み、揺れながらも信仰を究めようとし、偉ぶりもせず人柄により人に慕われていくような人だったのなら、良いじゃないか、と思いました。

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    2019年05月21日
  • 親が創価学会

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    教義内容や政治活動その他の組織運営といった学会の特殊事情を除外すると、どこの教団でも同じように抱えている課題が並んでいると思う。そして著者も言うように伝統芸能や農業等の家業についても同様の課題がある。言われてみれば、その通りだと感じた。
    なんとなく、そうなんじゃないかなと思っていた事が学会という組織のあり方を通して普遍的な事象として認識、理解できた、と自分では思っている。

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    2019年04月16日
  • 宗教消滅 資本主義は宗教と心中する

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    宗教学者の島田裕巳が、宗教の衰退を分析する一冊。

    現在、日本の宗教は衰退しているらしいが、これは日本に限らず世界的な傾向であり、同時に現世利益的な宗教が台頭してることがよくわかった。

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    2019年04月07日
  • 宗教消滅 資本主義は宗教と心中する

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    昭和まで、地域や集落、企業や家族といった共同体に基盤をおいていた時代だった。資本主義によってその共同体は緩やかに解体されつつ、良い意味でも悪い意味でも、個の時代という自由に向かっている。

    繋がりをどう再定義するか、が、今後のテーマ。個性=タレント性ではない、というのが発見だった。

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    2019年04月03日
  • 京都がなぜいちばんなのか

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    京都の有名な寺社仏閣等の古今東西について書いた本です。

    江戸時代に描かれた京都の絵図と現在の状況を照らし合わせ、京都の有名な寺社仏閣等の古今東西について書いた本です。

    江戸時代に描かれた京都の絵図と現在の状況を照らし合わせたり、歴史的な史実などから、寺社がどのように移り変わってきたのかを具体的に書かれています。

    かなり歴史的な時代背景や、宗教の移り変わり等の話も入ったりするので、斜め読みにしないと、正直進まない時もあります。

    ただ、昔の風景は今とは全く違ったものではわけですが、どのように今に面影を残しているのかを知る手がかりにもなります。
    観光で訪れてみる時にも、また違った一面を知って

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    2019年03月03日
  • 平成宗教20年史

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    平成元年から20年間の日本宗教史を新興宗教中心に解説する。

    平成の始まりとともに注目されたのは麻原彰晃率いるオウム真理教。彼らは宗教団体というより、サリンを使ったテロ組織。そして、オウム真理教がなぜサリンを製造し、松本市や地下鉄でバラ撒いたのか。その動機は未だに不明。このオウム真理教の印象があまりに強すぎて、日本では「新興宗教=危険」になってしまった。

    そのオウムを反面教師として台頭したのが、創価学会。教祖の池田大作は麻原のように表舞台に出ず神秘性を維持し、過激思想にも走らず、政界への進出も果たす。

    良くも悪くも、この20年の日本宗教史はオウム真理教と創価学会の2代巨頭の歴史だった。

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    2019年01月25日
  • 仏像鑑賞入門

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    仏像そのもの及び人々の仏像に対する接し方の歴史を概観。お面をかぶった「部分秘仏」の千手観音など初めて知ったことも多かった。

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    2019年01月04日
  • 京都がなぜいちばんなのか

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    金閣寺について詳しい記述が楽しめた.確かに薄い金箔を張ったのでは、風雨ですぐに剥がれてしまうだろう.今のような金ぴかの様子が保持されていることの真相が理解できた.厚い五倍箔を使用した由.銀閣、さらに銅閣のあるようだ.明治政府の出した神仏分離令で多くの資産が廃棄されたことは、非常に嘆かわしいことだ.当時は国会がなく、行政だけで物事が進められたことは、現在でも次第にそれに近い形になりそうなので、監視が必要だと感じる.

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    2018年12月30日
  • 神社崩壊(新潮新書)

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    元宮司の弟が現宮司の姉を刺殺した富岡八幡宮事件から書き起こし、その背景にある神社ならではの事情に話を広げていくスタイルでたいへん読みやすい。神社の財務状況といったマテリアルなところから、神社本庁とはなにか、神社の政治学といった権力構造にいたるまで、よどみない。"神社本庁は「新宗教」である"という喝破は、すごく自分のなかで合点がいった。伊勢神宮がいちばん偉いという権威は、明治以降の日本政府がつくった天皇制の秩序につながるもので、けっして日本古来のものではないということがわかったというのも収穫だった。

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    2018年11月23日
  • もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない

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    時代は変わった。もう個人で親を介護しなければならない時代ではない。無理に介護すれば、介護殺人につながりかねないほど余裕がないのが、現代だ。そのために、親離れより一歩進め、親捨てを勧めている。なぜこんなに介護が大変になったのかを丁寧に分析し、日本人の長寿命化がその原因を喝破している。世界を見渡すと、安楽死を認めている国も多いことを指摘し、長寿命を安楽死という形で解決している先進国があることも提示し、我々一人一人に考えを変えることを促している。終活の無駄加減にも言及しているのが興味深い。

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    2018年11月12日
  • 殺戮の宗教史(東京堂出版)

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    宗教の専門家によるキリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教を中心とした宗教史。宗教どおしの争いに焦点を当て分析している。勉強にはなったが、結論がはっきりしないように思う。
    「経済が発展するということは、新たな経済格差が生まれるということでもある。それまでの生活基盤を失ってしまう人間たちも出てくる。彼らは都市のスラムに住むことを余儀なくされたり、自分たちの境遇に対する不満を募らせていく」p4
    「(文明の衝突)今後、危険な衝突が起こるとすれば、それは西欧の倣慢さ、イスラムの不寛容、そして中華文明固有の独断などが相互に作用して起きるだろう(ハンチントン)」p64
    「アッラーは、イスラム教を信仰するム

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    2018年10月23日
  • 葬式は、要らない

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    祖父の死をきっかけに、葬式について学んでみたいと思った。
    本書は、葬式に関する根本的な意義を問い直す。

    ・葬式仏教
    ・直葬
    ・戒名のまやかし
    ・檀家の意味
    ・弔いは特権的
    ・寺の収入
    ・日本の僧侶の破戒

    などについて。

    第1章 葬式は贅沢である
    第2章 急速に変わりつつある葬式
    第3章 日本人の葬式はなぜ贅沢になったのか
    第4章 世間体が葬式を贅沢にする
    第5章 なぜ死後に戒名を授かるのか
    第6章 見栄と名誉
    第7章 檀家という贅沢
    第8章 日本人の葬式はどこへ向かおうとしているのか
    第9章 葬式をしないための方法
    第10章 葬式の先にある理想的な死のあり方

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    2018年10月12日
  • 世界はこのままイスラーム化するのか

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    イスラムについてほとんど知らなかったので貴重な内容だ。ただ現在の近代国家とイスラム社会はどう折り合いをつけるのだろうか?サウジアラビアやエジプトがイスラム教の国家だと思っていたけど、それは大きな誤解だと分かった。また、スンナ派とシーア派の共存も難しそうだし、イスラムと国民国家は両立しないし、このさきどうなるのだろうか?

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    2018年10月20日
  • 葬式は、要らない

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    葬式の段取りや節約に関する本は数あれど、葬式の歴史を遡り、そのあり方を具体的に書いた本はこれまでなかった。良書。
    「生き方とその延長線上にある死に方が、自ずと葬式を無用なものにする。」

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    2018年10月10日
  • 葬式は、要らない

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    日本の葬式代がいかに高いかよくわかる.特に戒名代に関する謎が歴史的経緯も踏まえ理解しやすい.知っていて損はない知識.

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    2018年10月09日