島田裕巳のレビュー一覧
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ネタバレ日本の仏教宗派について詳しく解説している本。
教祖から複雑に枝分かれしているのでとても覚え切れない。
・全部の派を合計すると1,200万人の信徒 26%の寺院数 北陸、広島は殆ど
・真言宗は、高野山で空海が弘法大師として広める。
・単独では、曹洞宗が700万人で1位だが真宗大谷派(東本願寺)等の宗派を合わせると、門徒の数は1200万人に及ぶ。
・近東光と瀬戸内寂聴が天台宗
・日蓮は、伊豆と佐渡2回流罪となる。他の宗派を激しく攻撃。
・日蓮正宗が1700万人いたが、創価学会員を破門にした為小規模となった。創価学会員が出したお金が創価学会を通らず大石寺(静岡県富士宮市)に渡ったことに対する不満蓄積。
・創価学会は戦前に出来た。日蓮宗の僧侶と創価学会幹部が討論会を北海道で実施。池田大作が一方的に勝利を宣言。
・お経 般若心経、自我〇(浄土真宗)がメジャー -
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2015年3月16日に三原じゅん子(元コアラの嫁)が衆議院で、戦時中に日本の海外進出を正当化する役割を果たした「八紘一宇」ということばを持ちだすという出来事あった。
この言葉について宗教学者の島田裕巳氏が解説した本。
軽い気持ちで読み始めたら、田中智学から日蓮主義、そして日蓮主義者であった宮沢賢治や満州事変の首謀者である石原莞爾へと話が進み、読むのをやめられなくなった。 そして血盟団事件や2.26事件などへも話は展開していく。
戦前の日本で日蓮主義がいかに力を持っていたかや、日蓮の教えを基礎として創価学会など、三原じゅん子はどこへやらで日本の近代史を学べてとても面白かった
。
創価学会のライバルであった霊友会のメンバーが新たに立ち上げたのが立正佼成会なのだとか、知らなかった事実も知る事ができた。
創価学会も立正佼成会もどちらも日蓮の教えの流れを汲んでいるので、現代の日本でも日蓮教えが受け継がれているという事になる。
ぼくは無宗教ですが、新宗教に興味がある方にもオススメしたい一冊です。 -
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いつのまにやら「二礼二拍手一礼」とやらをみんながやるようになって、神社の参拝にやたらと時間がかかるようになった。そんなことは昔はやってなかったのに、いつのまにやら伝統とか正式にはこうだとかいう顔をするようになった。あほくせ、と思っていたが、島田裕巳がちゃんと解説してくれていて、清々した。要するにコレ「神社本庁」が広めている似非マナーじゃないか。神社本庁といえば神道政治連盟を関連団体に持ち、自民党の議員にも大きな影響力がある宗教団体。そしてこいつらの主張と言えば、天皇男系維持、東京裁判の否定、夫婦別姓反対といった「反動的」なやつばかり。神社本庁系の神社には賽銭だってビタイチ払いたくない自分にとっては、たいへんすっきり。「江戸しぐさ」しかり、こういうのにうかうかと乗せられないようにしないといかんなと。ほかにも、初詣は鉄道会社の発明だったとか、墓参りはマイカーが生んだとか、クリスマスはキリスト教の行事じゃなくインドやイランで栄えたミトラス教の祭日がとりこまれれたものだったとか、除夜の鐘はラジオ以降だとか、なかなか興味深いエピソードが紹介されている。
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ネタバレ今の仕事が辛い人にオススメ出来そうな本.
小説のように進むので読みやすいです.
言いたいことは「年収300万円あれば結婚も出来るし一軒家も住めるし不安に思う必要ない」ということ.
この本だけで行動に移すことは難しいですが,きっかけに出来そうです.
ここからさらに調べるとしたら,会社以外の集団に混ざる方法と人に頼る技術,老後プラン,安く楽しむ方法,プア充劣等感を克服する客観視かな…
【印象に残ったこと】
・プア充を目指すなら古くてダサい会社.
・仕事にやりがいを見出さなくていい.生活のための手段と割り切る.
・生きていく上で「使い捨てられないこと」が大切.そのためには自分の時間をいかに確保し,健全な生活をしていくか自分の頭で考えなければならない. -
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「こんぴらさんが離脱するという神社本庁ってなに??」と思っている方がもしいたら、この本を読むといいかもしれない。
この本は今(2020年6月)からちょうど2年半前の、富岡八幡宮宮司殺害事件を受けて宗教学者の島田裕巳によって書かれた、神社界の現状と課題を解説する新書だ。
まずは基礎知識として下記のことがわかった。
・「神社本庁」ってまるで役所みたいだけどそうじゃなくて、いち宗教法人(ただし役所かのように思わせたかった意図はありそう)。
・宗教法人には「(1)単位宗教法人(=神社や寺院や教会のように礼拝の施設を備えているもの)」と「(2)包括宗教法人(=宗派や教派や教団のように(1)単位宗教法人を傘下に持つもの)」がある。
・「(1)単位宗教法人」にも2種類あって、「(1)-a.被包括宗教法人(=(2)包括宗教法人に包括されている(1)単位宗教法人)」と「(1)-b.単立宗教法人(=そうでないもの)」だ。
・神社本庁は「(2)包括宗教法人」で、金刀比羅宮(こんぴらさん)は神社本庁傘下の「(1)-a.被包括宗教法人」から「(1)-b.単立宗教法人」になろうとしている、というわけだ。(富岡八幡宮も、事件より前に離脱している。)
・神道にもいくつかの系統があり、神社本庁が唯一の神道系包括宗教法人だというわけではない。が、圧倒的に傘下の神社の数は多い。
・神道の単立宗教法人の有名どころは、靖国神社、伏見稲荷大社(稲荷信仰の総本山)。明治神宮は2004年に神社本庁を離脱するが2010年に復帰。宇佐神宮(八幡信仰の総本山)も2000年代から離脱するやせざるやでもめている。
そしてつまるところ神社本庁ってなんなの、という段になるとどんどんきな臭い話になっていく。とはいってもそこは安定の島田裕巳さん、過度に煽らず淡々と事実を述べているので、クールに読めます。
古代、中世、江戸時代の神道は、神仏習合で今とは全く違ったものだったのだよ、、、という(私は島田さんの別の著書で読んだときに目から鱗だった)歴史の説明があって、そのあとに続く終章で提示される現在の神社界の抱える問題点の数々は、一般人としても素直に「そのとおりじゃん」と頷けてしまう説得力の高さ。
神社仏閣めぐり、好きなのにな。
神社でお守り買うの、いやになっちゃうな。
手塚治虫でも読みたくなっちゃうな。 -
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京都の有名な寺社仏閣等の古今東西について書いた本です。
江戸時代に描かれた京都の絵図と現在の状況を照らし合わせ、京都の有名な寺社仏閣等の古今東西について書いた本です。
江戸時代に描かれた京都の絵図と現在の状況を照らし合わせたり、歴史的な史実などから、寺社がどのように移り変わってきたのかを具体的に書かれています。
かなり歴史的な時代背景や、宗教の移り変わり等の話も入ったりするので、斜め読みにしないと、正直進まない時もあります。
ただ、昔の風景は今とは全く違ったものではわけですが、どのように今に面影を残しているのかを知る手がかりにもなります。
観光で訪れてみる時にも、また違った一面を知っていると違った風景に見えてくるのではないでしょうか。 -
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平成元年から20年間の日本宗教史を新興宗教中心に解説する。
平成の始まりとともに注目されたのは麻原彰晃率いるオウム真理教。彼らは宗教団体というより、サリンを使ったテロ組織。そして、オウム真理教がなぜサリンを製造し、松本市や地下鉄でバラ撒いたのか。その動機は未だに不明。このオウム真理教の印象があまりに強すぎて、日本では「新興宗教=危険」になってしまった。
そのオウムを反面教師として台頭したのが、創価学会。教祖の池田大作は麻原のように表舞台に出ず神秘性を維持し、過激思想にも走らず、政界への進出も果たす。
良くも悪くも、この20年の日本宗教史はオウム真理教と創価学会の2代巨頭の歴史だった。
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