【感想・ネタバレ】プア充―高収入は、要らない―のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年07月11日

とても共感できる点が多かった。
話題だし読みやすいので3時間あれば読める。
時間があるなら一度は読んでみるのをすすめる。

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Posted by ブクログ 2014年01月28日

プア充、最高。

解説本かと思いきや、本文は小説チックに書かれており、非常に読みやすかったです。

ただプアに生きるということだけではなく、その根底にはしっかりとした思想が横たわっているのを感じた。

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Posted by ブクログ 2013年11月03日

小説仕立てなので、上手くいきすぎてるだろ、というツッコミはあるが、「お金が全てじゃない」という意識付けを考えるにはとっつきやすい一冊。

残業ってなんのためにしているのか、とふと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月24日

チェック項目8箇所。東洋の宗教では、世間のなかで出世してお金を儲けるのではなく、欲望を抱かず満足して生きる「小欲知足」という考え方があったらしい、プア充は、その「小欲知足」の思想を、現代の日本に適した形にアレンジしたもの、収入が低いからこそ、豊かに安定した生活ができて、楽しく幸せに生きられるという考...続きを読むえ方なんだ。この本を読みながら、ちょっと立ち止まって一緒に考えよう、今の生活を続けた未来に、何が待っているのか、定年後、死ぬまでの間、仕事なしで何を楽しみに生きていくのか。「会社というのは、株主に利益をもたらすためにあるものだから、株式会社である限りは、成長という使命からは永遠に逃れられないだろう、大きな会社であればあるほど資本も大きいわけだから、プレッシャーも大きいだろうね、みんな、そのプレッシャーにずいぶんと振り回されているわけだ」。「会社の成長使命に、君たち個人が振り回される必要はないんだ。『成長しなければならない』『稼がないといけない』現代社会が作りだしているそんな幻想に、みんな不安をあおられているだけなんだよ」。「余裕がなさすぎて時間の管理ができず、間に合わせるためにタクシーに乗るなんてのも、無駄遣いだな。時間をお金で買うという賢い利用方法もあるからな。だが、時間と心の余裕がないための支出は、無駄な支出といえるだろうな」。「日本は海外に比べて犯罪も少ないし、どこのお店に行ってもサービスのレベルが高く、店員も親切だ。平和な国だから、国民も温和で他人に優しい。極端な話、日本ではホームレスになっても生きていける。社会全体が豊かだから、たいしたお金がなくても生きていける国なんだよ。こんなに生きやすい国はなかなかないだろうね」。「仕事にやりがいを求める生き方も、もちろんあるだろう。だが、そういう人はベンチャー企業や大手の忙しい会社に行けばいいんだ。仕事にやりがいを見出さなくても、世の中に楽しいことはたくさんある。『仕事は、一日の3分の1の時間を費やすんだから、そこにやりがいを見出さないと人生はつまらなくなる』なんてのは思い込みだ」。「世界の宗教の半分は禁欲を基本としている。禁欲しているからこそ、たまに行われるハレの日の行事が、楽しいんだよ。禁欲からの解放だな」、「『待つ』ことは、人間にとって実は意外と大事なことなんだよ。お祭りだって、毎日あったら特別でもなんでもないだろう?」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月17日

今の仕事が辛い人にオススメ出来そうな本.
小説のように進むので読みやすいです.

言いたいことは「年収300万円あれば結婚も出来るし一軒家も住めるし不安に思う必要ない」ということ.


この本だけで行動に移すことは難しいですが,きっかけに出来そうです.

ここからさらに調べるとしたら,会社以外の集団...続きを読むに混ざる方法と人に頼る技術,老後プラン,安く楽しむ方法,プア充劣等感を克服する客観視かな…

【印象に残ったこと】
・プア充を目指すなら古くてダサい会社.
・仕事にやりがいを見出さなくていい.生活のための手段と割り切る.
・生きていく上で「使い捨てられないこと」が大切.そのためには自分の時間をいかに確保し,健全な生活をしていくか自分の頭で考えなければならない.

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Posted by ブクログ 2016年07月28日

年収300万円で生きていけるのかどうかはかなり疑問。ただ、お金を持ったら、無駄に使わないよう自分を律する気持ちを持つというのが大事かなと思った。

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Posted by ブクログ 2015年01月23日

「夢をかなえるゾウ」のリアル版のような印象。
お金を持つことが夢ではなくて、今あるお金と自分の仕事以外の時間をより大切にすること。それがイコール自分を大切にすることイコール満足感や達成感、幸せ〜♪の図式なんだなあと感じます。

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Posted by ブクログ 2014年11月12日

高校生の子供が読んでるのをみて、さらりと読み始めました。エッセイと感じ違いしましたが、フィクションでした。
結論をいうと、進学校に通い、これから大学受験をする自分の子供が読むのはどうかと思いました。
小さな幸せをこの様に感じるなら、今、勉強を頑張るという説明が親でありながらできなくなります。
という...続きを読むのも、私自身が主人公のようにお金じゃないものの大切さを日々感じながら、金銭的にはどうかわかりませんが、心豊かに暮らせてるからです。
以前は、自分の時間を会社に使ってもらい、年収という形で反映してもらいました。それが全てだったし、なんの疑問ももちませんでした。
今の様な考え方になったのは、海外での生活がきっかけです。
自分の子供には、いきなり”プア充”にたどりついてほしくないし、色々経験をしてほしいと願います。物事は色々な見方があるのですから。
筆者については、サリン事件の事でも記憶があり、個人的にこの方の本の読者になるとは思いませんでした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月06日

確かに最近、人に迷惑をかけちゃいけないという風潮は強い。迷惑・面倒をかけあうことで、人間関係が築かれる。そしてそれが財産。成人式・結婚式は自分のためじゃなく周り(親、お世話になった人)のためにやるもの。
仕事にやりがいを求めなくていい、生活の手段として割り切っていいというのは、そういう考え方もあるん...続きを読むだねと感じるが、やっぱり若いし求めちゃう。
それに昔からの古くてダサい会社、もこれからの時代は大して安定してると言えなくなってくるのでは?

知り合いが、ストレス解消や残業で生じた心や体の不具合を治すために高いお金払っているのでは、何のために働いているのかわからないと感じると言っていたが、まさにそれを思い出した。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月06日

愛読しているセミリタイヤのブログで紹介されていたので借りた。これ流行ったよな。やっぱ言葉にインパクトがあるからかな。でも宗教学者の人が提唱していたとは知らなかった。まぁ足ることを知るってのは言われてみれば宗教的なのか。日本文化みたいな感じもするけど。内容は既に実践隅と言うか、取り立てて目新しいことは...続きを読むなかった。IT企業とかベンチャー企業でバリバリ働く、なんて到底できないし。しかし自炊がこれほど強く推奨されているとは。まぁお金もかからず、健康に直結するしね。最近のシュークリーム生活は確かに心も満たされないわ。ちゃんとしたご飯が食べたい。規則的な生活は仕事柄難しいけどな。人との縁も少ないし。今の年収は多いけど、月10万前後で暮らせてるもんな。今のとこは家賃が安いしね。ありがたいことだ。私がお金使うのなんか、ライブぐらいだもんな。着々と投資して、優待と配当で暮らすのだ。人の助けを借りろ、というのは確かにと思う。火事になった時も、病気になった時も、郷子さんはプレゼントを贈ってくれたもんな。私もそういう人にならなきゃ。

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Posted by ブクログ 2013年11月17日

実践するかどうかは人によるとおもうけど、私はいい考え方だなと思った。
自分のしたいことと仕事が直結しない人には読んで欲しい。何も崇高な目的を持って働くことだけが人生じゃない。
何もないなら、偽らなければいいんだよ、と言ってくれてるんだと思います。

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Posted by ブクログ 2013年09月16日

〇プア充

面白い本でした。本書は、「人生と仕事」というテーマを考える上で、とても有益な視点を提供している本だと思います。

資産をウン億も持っているくせに(実際に公言していた)、年収300万円で生きるとか120万円で生きるなどという本を出して、内容はどこかで聞いたような政策批判と、ハウツーレベルの...続きを読む生活サバイバル術を書き散らしている、どこかの眼鏡をかけた丸っこいコメンテーターに比べたら、この本はとても真摯で、かつ地に足がついています。

本書の言いたいことのポイントは、
(欲望関係)
・欲望には際限がない、不安感もどんどん増すだけ
・単なる節約、ケチではなく、余裕がない生活で生まれてしまうムダ(疲れたからマッサージ、急いでいるからタクシー、時間がないから外食)を省くだけでずいぶん違う
・無理をし過ぎない規則正しい生活が、生活と精神を安定させ、幸福度も高くなる
・日本は豊かで、親切な人が多く、社会インフラも充実しているので、実はそんなにお金がなくてもちゃんと生きていける国
・毎日が「ハレ」ではつまらない。普段欲望のままに域内生活をしているからこそ、たまの禁欲からの解放が楽しいのである
(仕事関係)
・若い時に、自分のキャリア・人生をじっくり設計せず、周囲や社会の意見に振り回されて進路選択すると、生き方に合わない会社に入ったり、ひどい時には使い捨てられたりする
・古くてダサい会社が意外にいい。仕事にやりがいを求め過ぎず、会社に振り回されない、自分の生活を大事にする生き方ができる
(人間関係関係)
・お金を稼ぐために人間関係を築く時間を持てないと、寂しいことに
・仲間が大事。仲間がいれば幸せに生きていきやすい
・お金がないからと言って結婚しないのはもったいない。結婚して子どもを持つことで、家族で助け合えるし、人間関係も広がり地域社会でも助け合えるネットワークが持てる。
・人に迷惑をかけるな、というのは人が孤立し始めた現代人の妄想。困ったときはお互いに迷惑をかけてよい。迷惑をかけあってこそ本物の人間関係が持てる。周囲に迷惑をかけ借りを作る、そして自分も下の世代を助け、支える。それでよい。「情けは人のためならず」。それが人間関係。

私は頑張る人もいていいと思いますし、そういう人間がいなければ、iPS細胞や難病の特効薬も生まれないでしょうし、世界的な感染症を防ぐこともできませんし、紛争国の武装解除も進みませんし、事故や急病に遭遇した時に病院に行っても助けてもらえないことになります。素晴らしい映画や小説も楽しめませんし、そもそも私たちが普通に生活するだけで必要な数々の品々も、やはり誰かが頑張っておられるから、安価で安定して供給されているわけです。

頑張っている人がお金だけのために頑張っているか、頑張っている人は皆高収入を求めているかというと、それは違うわけですし。

ですが、無駄に欲望の充足を追い求めたり、無理に頑張ったり、皆が頑張らなくてはならないという風潮になったり、というのは不健全なのだ、むしろ逆に非効率な社会なのかもしれないという指摘は重要かと思います。

一見アホくさい本に見えるかもしれませんが、なかなか深いテーマですよ。ぜひ読んでみませんか?

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Posted by ブクログ 2013年09月10日

今を生きること
欲望に惑わされないこと
給与=労働×時間
その分仕事に費やしている など
必要以上の欲を持たない
という考え方は共感できた。

欲=不安・嫉妬・劣等感など
マイナス感情を満たすものだとすれば
不安を感じたり、無理したり
そうゆうことはできるだけしないで
いか...続きを読むに心の余裕を保つかということが
1番必要なことなのだろう。

ただ、仕事に対して
やりがいを求める必要はない
というところは共感できなかった。

人生で実現したいことは
プライベートだけじゃない。
もっとより良い社会にしたい
そんな想いからくる仕事に対するモチベーションは、賞賛されるべきもの。
給与は、その結果だったりする。

お金のために働くのではなく
逆に給与が低くてもいいという考えでもなく
世のため人のため働いていたら
お金がついてきた
必要以上の分は困っている人に寄付
そんな生き方ができたらいいな
と、個人的には感じた。

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Posted by ブクログ 2014年08月21日

お金を稼がないことによって逆に人は豊かに暮らすことができる。小説タッチのため若干うまく行き過ぎているきらいがあるが、現代にサラリーマンに響くメッセージがある。

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Posted by ブクログ 2014年07月03日

よくあるエッセイものかと思いきや、ベンチャーIT企業に勤務する青年が主人公のストーリー仕立てになっていて、とても読みやすかった。「毎日がハレではつまらない」とか「いい人間関係を築きたいなら迷惑をかける」とか、すごく当たり前のことが書かれていて、これが当たり前でない今の世の中の方がおかしい気がした。内...続きを読む容的にはおおむね同意ですが、「仕事にやりがいを求める必要はない」という主張は、ちょっと淋しい気がした。(物語の部分では仕事についても、もっと肯定的に描かれていますが…)。

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Posted by ブクログ 2014年03月31日

■「プア充」のよい面ばかりで,片手落ち感がある。
■「プア充」的なライフスタイルが今の流行り
 なんでしょうね。
 個人的には嫌いではないけど。
■パトラッシュ,もう馬車馬のように働くのには
 疲れたんだよ。

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Posted by ブクログ 2013年12月02日

う~ん。
共感できる部分と出来ない部分と半分。
老後はどうするのかな?とかいろいろ疑問…。
でも、贅沢や見栄にしばられた生活は嫌だからシンプルな暮らしはいいなって思うし…。
いいところだけ覚えておこう。

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