【感想・ネタバレ】プア充―高収入は、要らない―のレビュー

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Posted by ブクログ

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プア充の実践法が物語調で簡単な言葉で述べられていた。とても読みやすく数時間で一気に読破。

企業の成長に合わせて自分も成長するのが当たり前、これってホントに正しいのかなぁと思ってたタイミングで出会えた一冊。
仕事に成長もやりがいもいらない。最低限の生活ができる収入でいい。お金が増えると欲も増え際限がない。などグッとくる表現多数。

本書を参考に、人生100年時代の今、自分らしく収支を保ちながら生きていく方法を探していきたいと思う。

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

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チェック項目8箇所。東洋の宗教では、世間のなかで出世してお金を儲けるのではなく、欲望を抱かず満足して生きる「小欲知足」という考え方があったらしい、プア充は、その「小欲知足」の思想を、現代の日本に適した形にアレンジしたもの、収入が低いからこそ、豊かに安定した生活ができて、楽しく幸せに生きられるという考え方なんだ。この本を読みながら、ちょっと立ち止まって一緒に考えよう、今の生活を続けた未来に、何が待っているのか、定年後、死ぬまでの間、仕事なしで何を楽しみに生きていくのか。「会社というのは、株主に利益をもたらすためにあるものだから、株式会社である限りは、成長という使命からは永遠に逃れられないだろう、大きな会社であればあるほど資本も大きいわけだから、プレッシャーも大きいだろうね、みんな、そのプレッシャーにずいぶんと振り回されているわけだ」。「会社の成長使命に、君たち個人が振り回される必要はないんだ。『成長しなければならない』『稼がないといけない』現代社会が作りだしているそんな幻想に、みんな不安をあおられているだけなんだよ」。「余裕がなさすぎて時間の管理ができず、間に合わせるためにタクシーに乗るなんてのも、無駄遣いだな。時間をお金で買うという賢い利用方法もあるからな。だが、時間と心の余裕がないための支出は、無駄な支出といえるだろうな」。「日本は海外に比べて犯罪も少ないし、どこのお店に行ってもサービスのレベルが高く、店員も親切だ。平和な国だから、国民も温和で他人に優しい。極端な話、日本ではホームレスになっても生きていける。社会全体が豊かだから、たいしたお金がなくても生きていける国なんだよ。こんなに生きやすい国はなかなかないだろうね」。「仕事にやりがいを求める生き方も、もちろんあるだろう。だが、そういう人はベンチャー企業や大手の忙しい会社に行けばいいんだ。仕事にやりがいを見出さなくても、世の中に楽しいことはたくさんある。『仕事は、一日の3分の1の時間を費やすんだから、そこにやりがいを見出さないと人生はつまらなくなる』なんてのは思い込みだ」。「世界の宗教の半分は禁欲を基本としている。禁欲しているからこそ、たまに行われるハレの日の行事が、楽しいんだよ。禁欲からの解放だな」、「『待つ』ことは、人間にとって実は意外と大事なことなんだよ。お祭りだって、毎日あったら特別でもなんでもないだろう?」

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2013年08月24日

Posted by ブクログ

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今の仕事が辛い人にオススメ出来そうな本.
小説のように進むので読みやすいです.

言いたいことは「年収300万円あれば結婚も出来るし一軒家も住めるし不安に思う必要ない」ということ.


この本だけで行動に移すことは難しいですが,きっかけに出来そうです.

ここからさらに調べるとしたら,会社以外の集団に混ざる方法と人に頼る技術,老後プラン,安く楽しむ方法,プア充劣等感を克服する客観視かな…

【印象に残ったこと】
・プア充を目指すなら古くてダサい会社.
・仕事にやりがいを見出さなくていい.生活のための手段と割り切る.
・生きていく上で「使い捨てられないこと」が大切.そのためには自分の時間をいかに確保し,健全な生活をしていくか自分の頭で考えなければならない.

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2020年08月17日

Posted by ブクログ

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確かに最近、人に迷惑をかけちゃいけないという風潮は強い。迷惑・面倒をかけあうことで、人間関係が築かれる。そしてそれが財産。成人式・結婚式は自分のためじゃなく周り(親、お世話になった人)のためにやるもの。
仕事にやりがいを求めなくていい、生活の手段として割り切っていいというのは、そういう考え方もあるんだねと感じるが、やっぱり若いし求めちゃう。
それに昔からの古くてダサい会社、もこれからの時代は大して安定してると言えなくなってくるのでは?

知り合いが、ストレス解消や残業で生じた心や体の不具合を治すために高いお金払っているのでは、何のために働いているのかわからないと感じると言っていたが、まさにそれを思い出した。

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2014年11月06日

Posted by ブクログ

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愛読しているセミリタイヤのブログで紹介されていたので借りた。これ流行ったよな。やっぱ言葉にインパクトがあるからかな。でも宗教学者の人が提唱していたとは知らなかった。まぁ足ることを知るってのは言われてみれば宗教的なのか。日本文化みたいな感じもするけど。内容は既に実践隅と言うか、取り立てて目新しいことはなかった。IT企業とかベンチャー企業でバリバリ働く、なんて到底できないし。しかし自炊がこれほど強く推奨されているとは。まぁお金もかからず、健康に直結するしね。最近のシュークリーム生活は確かに心も満たされないわ。ちゃんとしたご飯が食べたい。規則的な生活は仕事柄難しいけどな。人との縁も少ないし。今の年収は多いけど、月10万前後で暮らせてるもんな。今のとこは家賃が安いしね。ありがたいことだ。私がお金使うのなんか、ライブぐらいだもんな。着々と投資して、優待と配当で暮らすのだ。人の助けを借りろ、というのは確かにと思う。火事になった時も、病気になった時も、郷子さんはプレゼントを贈ってくれたもんな。私もそういう人にならなきゃ。

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2014年11月06日

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