ほんとうの親鸞

ほんとうの親鸞

770円 (税込)

3pt

4.0

京都の貴族日野家に生まれた親鸞は、生涯の師法然に出会い、他力の信仰へと導かれる。妻帯者としての苦悩、息子との義絶などを通して、ただ法然の教えと生きる姿勢に忠実に信仰の道を貫いた宗教家親鸞。生涯弟子をとらないと言っていた親鸞だが、東国では信徒集団ができる。信徒集団が「人間としての親鸞」に強く惹かれ、救いを求め宗祖として厚く帰依していく。浄土真宗はそうして生まれ、親鸞は日本人の精神の救いとなった。

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ほんとうの親鸞 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年05月21日

    北陸は真宗王国と言われますがその宗祖親鸞についての本。そもそも親鸞は宗祖になるなんて思ってもいなかった、あくまで法然の教えである念仏信仰を究めよう、広めようとしていたにすぎないんじゃなかろうかと。越後流罪も悪人正機説も後から作られた話なんじゃないかと、いう話です。真偽は、まあどうでもいいんですけど、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月02日

    親鸞の同時代の直接言動を示す文献はほとんどなく世に出回る日本宗教史上のスーパースターの像は親鸞の死後形成された浄土真宗によって作られた(キリスト教のパウロのように)。
    歎異抄は親鸞の死後親鸞の思想をの異端を嘆く形で書かれたもので、うまく書かれている可能性が高い。一方数少ない親鸞の真筆からは、法然の忠...続きを読む

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