島田裕巳のレビュー一覧
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祖父の死をきっかけに、葬式について学んでみたいと思った。
本書は、葬式に関する根本的な意義を問い直す。
・葬式仏教
・直葬
・戒名のまやかし
・檀家の意味
・弔いは特権的
・寺の収入
・日本の僧侶の破戒
などについて。
第1章 葬式は贅沢である
第2章 急速に変わりつつある葬式
第3章 日本人の葬式はなぜ贅沢になったのか
第4章 世間体が葬式を贅沢にする
第5章 なぜ死後に戒名を授かるのか
第6章 見栄と名誉
第7章 檀家という贅沢
第8章 日本人の葬式はどこへ向かおうとしているのか
第9章 葬式をしないための方法
第10章 葬式の先にある理想的な死のあり方 -
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信仰とか、神様というものに無縁でした。
でも、日本文化を知る上で「日本人と神」の関係を知ることが大事なのでは?という歴史的観点からこの本を手にしてみました。
これまでは日本人は「無神教」「多神教」というイメージでひとくくりにしていましたが、それはあくまでも現代の話。昔は、日本独自の宗教観というものがちゃんと存在していました。
その中でも「一神教」と「多神教」の違いについて言及してあるところが印象的でした。
日本の神は「神社」や「寺」という『場所』に依存した神様。だから、その場所に行かないと拝むことができないし、その場所を離れて瞬間に忘れてしまう。
一方、キリスト教やイスラム教などの「一神 -
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年老いた親を介護するため、職を失い、人生を失い、あげく介護殺人まで起きるニッポン高齢化社会。もはや、本書のタイトル通り「もう親を捨てるしかない」のかもしれない。
とはいえ、著者は老人を処分せよと、現代の姥捨山を作れとSFのようなことを提案しているのではない。精神的に子は親を捨て、親は子を捨てることを勧めている。親も子も互いが身軽な状態でそれぞれの道を歩もうというのが著者の主張。
介護によって、する側とされる側の両者が不幸になる前に親離れ、子離れを実現させておく。その上で、老いた親はとっとと死ぬことを頭に入れつつ、子に期待しない。冷酷なようだが、家族も故郷も弱ってしまった現代では現実的な選択 -
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ああ、また奈良に行きたい。
と、しみじみと思った一冊でした。
そういう意味では、どんな旅行雑誌よりも、CMよりも強力でした。
神社仏閣に行くのが割と好きなので。
JRさんとか、こういう本をバラまいたら良いのではなかろうか。訴求力を持つ対象が少数派過ぎるかも知れませんが。
中宮寺の半跏思惟像とか、良かったなあ。
神社仏閣が好きといっても、そんなに強烈なフェチな訳でもなく。(多分)
「棒瓦ってカッコいいなあ」とか。そういうレベルで。
建築とか美術について、(少なくとも僕よりも)知識のある人は、もっと楽しめるのでしょうけど。
僕としては、自分勝手なレベルで観賞して -
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日本には多くの神様がいることは認識していたが,こんな沢山とは知らなかった.天照大神,八幡大菩薩が二大神様の由.外来の仏教と土着の神道が明治以前は神仏習合という形で融合されてきたが,明治になって神仏分離,廃仏毀釈が起こっている.明治天皇が1869年に伊勢神宮を参拝しているが,それまで天皇は参拝しておらず,記録が残るのは692年の持統天皇.これは明治政府が神道を国家宗教に祭り上げるために行ったようだ.個人を祀ることも菅原道真以降事例が多いが,一般の神社の場合,誰が祀られているかはほとんど知らないし,関知しないようだ.また神社の伝統と称するものが,意外に新しいものであることも随所に記載してある.日本
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