島田裕巳のレビュー一覧
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信仰とか、神様というものに無縁でした。
でも、日本文化を知る上で「日本人と神」の関係を知ることが大事なのでは?という歴史的観点からこの本を手にしてみました。
これまでは日本人は「無神教」「多神教」というイメージでひとくくりにしていましたが、それはあくまでも現代の話。昔は、日本独自の宗教観というものがちゃんと存在していました。
その中でも「一神教」と「多神教」の違いについて言及してあるところが印象的でした。
日本の神は「神社」や「寺」という『場所』に依存した神様。だから、その場所に行かないと拝むことができないし、その場所を離れて瞬間に忘れてしまう。
一方、キリスト教やイスラム教などの「一神 -
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年老いた親を介護するため、職を失い、人生を失い、あげく介護殺人まで起きるニッポン高齢化社会。もはや、本書のタイトル通り「もう親を捨てるしかない」のかもしれない。
とはいえ、著者は老人を処分せよと、現代の姥捨山を作れとSFのようなことを提案しているのではない。精神的に子は親を捨て、親は子を捨てることを勧めている。親も子も互いが身軽な状態でそれぞれの道を歩もうというのが著者の主張。
介護によって、する側とされる側の両者が不幸になる前に親離れ、子離れを実現させておく。その上で、老いた親はとっとと死ぬことを頭に入れつつ、子に期待しない。冷酷なようだが、家族も故郷も弱ってしまった現代では現実的な選択 -
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ああ、また奈良に行きたい。
と、しみじみと思った一冊でした。
そういう意味では、どんな旅行雑誌よりも、CMよりも強力でした。
神社仏閣に行くのが割と好きなので。
JRさんとか、こういう本をバラまいたら良いのではなかろうか。訴求力を持つ対象が少数派過ぎるかも知れませんが。
中宮寺の半跏思惟像とか、良かったなあ。
神社仏閣が好きといっても、そんなに強烈なフェチな訳でもなく。(多分)
「棒瓦ってカッコいいなあ」とか。そういうレベルで。
建築とか美術について、(少なくとも僕よりも)知識のある人は、もっと楽しめるのでしょうけど。
僕としては、自分勝手なレベルで観賞して -
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日本には多くの神様がいることは認識していたが,こんな沢山とは知らなかった.天照大神,八幡大菩薩が二大神様の由.外来の仏教と土着の神道が明治以前は神仏習合という形で融合されてきたが,明治になって神仏分離,廃仏毀釈が起こっている.明治天皇が1869年に伊勢神宮を参拝しているが,それまで天皇は参拝しておらず,記録が残るのは692年の持統天皇.これは明治政府が神道を国家宗教に祭り上げるために行ったようだ.個人を祀ることも菅原道真以降事例が多いが,一般の神社の場合,誰が祀られているかはほとんど知らないし,関知しないようだ.また神社の伝統と称するものが,意外に新しいものであることも随所に記載してある.日本
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八紘一宇。なんとなく戦時中に国民意識を高揚させるために使われていた言葉だということは知っているけど、詳しいことは知らない。戦争を煽る言葉のようで、なんとなく口にすることも憚られる雰囲気がある。だから、書店でのこの本を目にしたとき、八紘一宇について知りたくてすぐに買った。
国会で三原じゅん子が八紘一宇発言をしたのは2015年の3月だ。麻生太郎財務大臣は、宮崎県にある八紘一宇の塔(現在は平和の塔)について言及した。実際に、そんな塔があるなんて知らなかったし、戦争肯定として捉えられるからPHもしていないんだろう。八紘一宇の塔は紀元2600年ということで、昭和15年に宮崎県知事の発意で完成したらしい
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