島田裕巳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
☆☆☆ 2025年4月 ☆☆☆
『資本主義の終焉と歴史の危機』などで知られる水野和夫氏と宗教学者である島田裕巳氏の対談。ゼロ金利というのは、これ以上の成長は見込めない成熟状態に入っていることの現れであり、辺境から富を収奪することで繫栄する資本主義は終焉の時を迎えつつある・・・これが水野氏の意見であるというのが僕の中での予備知識。
この本『世界経済史講義』では、資本主義の歴史が対談と言う形でわかりやすく読者に提示される。理解が難しいところは何となくで飛ばしながら読んでも良いと思う。以下に、僕が興味深いと感じた点をまとめる。
<以下、興味深い点(引用ではなく、僕の言葉でまとめたもの>
・人 -
Posted by ブクログ
最近読んだイスラム教関係の本の中では、一番分かりやすく「イスラム教とは何か」を説明している本だった。
イスラム共同体の思想の中には「良いな」と思える点はいくつもあるけれど、実際にイスラム教徒(がつくったイスラム共同体)とそれ以外が共存するとなったとき、果たして社会はうまく回るのかというのは私にはまだ分からない。
ただ、宗教が違えどお互いに信じたいものを信じて、お互いのことをリスペクトし合う社会が実現されればそれはとても素敵だと思う。
トルコ人の知り合いがインフレの影響もあってトルコでは金預金かドル預金をする人が多いと言っていたけれど、イスラム教において金貨・銀貨が正貨とされるのと関係して -
Posted by ブクログ
タイトルから世界史を新たな視点から総復習できる感じかな?と思って読んでみました。十字軍のことなど、そういう面もありましたが、全体的には肩透かしを食らったような気がします。
繰り返し出てくるキリスト教=伝道・所属、イスラム教=伝道なし・個人という対比が私としては新鮮な視点でした。
イスラムの原理主義組織・テロ組織とされるものの実態(ゆるやかなネットワークに近い)というお話は、これまで考えたことがなかったのでなるほどな〜と思いました。
ネットワークに触れてテロを起こしたり武装蜂起したりする若者の特徴は、以前であれば新興宗教や過激な社会活動をする日本の若者と重なったのでしょうが、今だと闇バイトをやっ -
Posted by ブクログ
(新潮)新書なのでボリュームや深度には限りはあるものの、その中で礼賛にも罵倒にも偏る事なく、牧口・戸田・池田の三代を中心に学会を分析した好書だと思う。
ただ、読む順番は最初から読むのではなく、冒頭の補章は最後に読んだ方がいい。でないとまるで今の学会が飛ぶ鳥を落とす勢いの様に錯覚してしまうかも知れない。
今回の総選挙において公明党は予測以上の苦戦を強いられた。学会員の高齢化が大きな要因だと思うが、他にも当の自民党すら非公認とした候補を応援した事や、以前は右翼化する自民党に対する政権のバランサーとしての存在感が、自民の(気持ち)中道化によって存在感が薄れた事も考えられるのではないだろうか。
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Posted by ブクログ
『日本の10大新宗教』の続編とも言うべき書籍。
前著に引き続き、いろいろな宗教教団についてざっくりと知識が得られます。
宗教=カルトではないし、カルト=反社会的活動をしているというわけでもないとのこと。
キリスト教を始めとしたどんな宗教もはじめはカルト的な性格を持っていますし、宗教とは関係ない集団でもカルト的な性格を持つことがあります(ブラック企業とか部活とかね)。
線引きが難しい世の中を生きていくうえで、カルトについて考えることは避けて通れない問題なのかもしれません。
旧統一教会、オウム真理教、エホバの証人、顕正会、浄土真宗親鸞会、幸福の科学、サイエントロジー、ライフスペース、パナウェー -
Posted by ブクログ
いわゆる「カルト」とは考えられていない(と著者が考えている)10の新宗教について取り上げて、その成立を簡単に解説しています。
このような新宗教に関わっている人と知り合い、それについてちゃんと知りたいと思って手に取りました。ネットには悪い噂しか書かれず、アレルギー的に「宗教はすべてダメ」という話ばかり目に入ってきて不安が募るばかりでしたが、こちらの書籍は比較的中立的に事実を述べていて、冷静に考えることができるようになったと思います。
新宗教に何らかの興味(ネガティブであろうと好奇心であろうと)を持っている人がある程度ざっくりと知識を得るうえでは役に立つ本だと思います。
以下に取り上げられて -
Posted by ブクログ
神聖とされた磐座(いわくら)から山のような巨大なものが祭壇になり、社殿が建てられることで神職の立場を守るとともに神を閉じ込めた。逆に磐座は開かれたものとなった
社殿がない時代は沖ノ島で天照大神と須佐之男による誓約(うけい)が再現されていた
八幡宮は当初は渡来人が祀っていたが、15代天皇応神天皇を祀るようになった。その後に源家が氏神として祀ることで武士の神となった
仏教は解脱は可能だが、祟りを収めることができない主教であったため、菅原道真(雪冤の神)などの祟は神道で収めている。また、徳川家康などの特の高い人物や靖国の英雄なども神道で祀っていた。靖国神社は現在は政教分離の影響から浸透ではなくな
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