島田裕巳のレビュー一覧

  • 大還暦 ――人生に年齢の「壁」はない

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    島田裕巳(1953年~)氏は、東大文学部卒、東大大学院人文科学研究科博士課程満期退学、放送教育開発センター(現・メディア教育開発センター)助教授、日本女子大学教授、東大先端科学技術研究センター特任研究員等を経て、東京女子大学非常勤講師。宗教学者として、宗教に関連する一般向け書籍を多数執筆。
    私は従来、死生観に関わる本をよく読み、著者の本でも、『「日本人の神」入門』、『人は死んだらどこに行くのか』、『無宗教こそ日本人の宗教である』等を読んできたが、アラ還世代に入った数年前から、人生後半の生き方を説いた本も読むようになり、本書を手に取った。
    本書は、人生100年時代と言われるようになった現代におい

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    2023年12月19日
  • 小説 日蓮 下巻

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    柴田錬三郎が言ったように日蓮は「法螺吹き」ではないか?良観との「祈雨対決」仏教者が「7日のうちに雨降らば弟子となろう」と思い切った挑発を言うだろうか。自伝的文章にあるといっても疑わしい(と思う)。女性信徒への情感溢れる書簡が有名だが、ほとんど色気なし。自ら「なぜ正しいことを主張して迫害される」と苦悩する人間像。対蒙古防衛体制に邪魔者なのを無自覚。 
    鎌倉から佐渡へ流罪。佐渡で曼荼羅を書き上げたところで小説は終わり。 名脇役の源空丸は、佐渡で怪我をして亡くなりその際、日蓮が念仏を唱えたのはちょっと不思議
    〇法門上は、本尊は最重要の争点。
    佐渡始顕本尊は実在せず(だから「文字が金色になった」と空想

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    2023年12月18日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    仕事柄、葬儀に携わることが多いことと最近地政学の本も読んだため、宗教と世界の関わりを勉強したくなり購入しました。

    本の内容としてはイラストが多用されておりとても分かりやすかったです。ただ、ふりがながほとんど振っていないので、これは何て読むんだろうという単語が多かったです。都度調べながら読み進めました。

    学生時代に宗教についても勉強したはずなのですが、お恥ずかしながらほとんど忘れており復習がてらとても勉強になりました。

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    2023年12月08日
  • 聖地にはこんなに秘密がある

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    宗教学者が日本の8ヵ所の「聖地」と呼ばれる場所についてその歴史やしきたり、現代の立ち位置などを解説している。

    比較的近代に創設された天理教本部のような場所から、神話の時代にまで由来が遡る沖ノ島など歴史の深さも様々。現代でも宗教上の重要な拠点だったり、パワースポットと呼ばれて観光客を呼び込む場所もあり、訪れる人たちの目的もまた多様化している。

    各地にあるしきたりや「封印」、伝統行事は誰がいつ、どのようにして決めたのだろうと思う。後の世の人達に不要と判断されればなくなってしまうものが今でも続いているのには、それだけ人々を惹き付ける物があるからだろう。

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    2023年12月03日
  • 宗教対立がわかると「世界史」がかわる

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    宗教対立、と一言で括ってしまうことの危険性を説いた本だと感じました。
    宗教というと、どうしても、どこかスピリチュアルなものだ〜と距離を置いてしまうというか……また、信仰というものの強さと頑なさを知っているからこそ、思考停止になってしまっていた面もあったのだなと実感させられました。
    時代に即して利用されたり、隠れ蓑にされたり、拠り所にされたりしてきている宗教。姿形を変えながら歴史に現れている宗教を、単純に理解しようとしてはいけない。でも、理解し切ろうとするとあらゆる分野の知識が要るからメチャメチャ難しい……!というもやもや。

    タイトルで、「わかる」と「かわる」の対比なのは何故なんだろうと考えて

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    2023年12月02日
  • 教養として学んでおきたい神社

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    神聖な空気を発する神社が大好きです。
    関西だと大神神社、下鴨神社、春日大社など、深い森の中に建っている神社にら辿り着くまでの参道や鳥居や苔むした石造物、
    と思い、手にしましたが、私には難しかった。わかったような、わからなかったような。
    私が求めていたのは、宗教学見地ではなかったのかも。

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    2023年11月19日
  • 日本人の神道 ――神・祭祀・神社の謎を解く

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    神道ってなんだろう?と思って手に取った。正直少し話が散漫なところは否めないが、全体として理解するにはちょうど良かったかもしれない。

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    2023年11月13日
  • 宗教対立がわかると「世界史」がかわる

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    専門用語が多くて私には難しかった
    が、なんとなく各宗教の立ち位置が理解できたような出来なかったような?

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    2023年10月28日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    実母のお話は強要されてないしお金を搾り取られてないし、宗教の話だけどネガティブな気持ちにはなりませんでした。詐欺には気をつけて、やりたい事は節度を持ってやる。それでいいのかなぁと思いました。

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    2023年10月17日
  • 新宗教 戦後政争史

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    イワケン本棚から。このご時世だから、統一教会の話題に収斂していくのかと思いきや、さにあらず。天皇が現人神で無くなった終戦後、言ってみれば当然のごとく出現した、”それなら自分が”的新宗教に始まって、政界に入り込んでいく過程が描かれる。こうして時系列で纏められると、分かりやすくて良い。

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    2023年10月05日
  • 最強神社と太古の神々

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    基本的に格上の神社とは、古事記·日本書紀に登場する神社。
    本書に掲載される神社とその祭神は、
    伊勢神宮 アマテラス
    氷川神社、八坂神社 スサノオ
    出雲大社 オオクニヌシ
    大神神社 オオモノヌシ
    浅間神社 コノハナサクヤビメ
    宗像大社 宗像三女神

    神社の形態の第1段階は、磐座などで祭祀を行っていた。第2段階では、磐座が鎮座する神体山が信仰の対象となる。大神神社では三輪山、伊勢神宮では朝熊山がそれにあたる。第3段階になると、神体山の前に、俗界と区別するために鳥居が建てられる。第4段階で拝殿を建てられ、最後の第5段階で本殿が建てられる。
    との変遷があるようだ。

    何気に訪れる神社に、このような歴史

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    2023年08月24日
  • 葬式消滅 お墓も戒名もいらない

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    時代の流れといってしまえばそれまでだが、経済が悪化して人付き合いも縮小したら葬式の意味はかなりなくなると思う。必然。前は友人が「親戚の○回忌に参加する」と聞くと日本伝統のイベントっぽくて憧れたものだが、そのうちそういうのも珍しくなるのだろう。

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    2023年06月26日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    日本人の宗教観から歴史、宗教について説明がされている。

    日本人が抱いている宗教への価値観、諸外国への関わり方など、宗教の歴史の知識以外にも感じることができるかと。

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    2023年05月20日
  • 新宗教 戦後政争史

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    宗教はどこからどのようにして生まれてくるのか。特定の人の内面からある日突然発生(降臨)することもあるだろうし、周りで生活する人々の状況が後押しする事で成長していく。生まれも育ちもそれぞれだと感じるが、何かしらの悪意に近い意図を持って近づくこともできてしまう。
    本来的な宗教が生まれた意味を教義として実践している間は理解できる(破壊活動など人を傷つける行為は理解しない)が、その道を外してしまった時、仮に心が縛られてしまった人たちが抑えられない力になってしまう危険性を感じた。
    近年騒がれる団体だけでなく、どの様な歴史背景から様々な団体が生まれてきたか、わかりやすく書かれていた。
    票の獲得や就職に利用

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    2023年03月11日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    浄土真宗についての本というより、日本の仏教史とその中心人物について宗派ごとにまとめた本。日本史の復習や仏教の入門としては読みやすく面白い。しかし、肝心のタイトルの「浄土真宗はなぜ~」という問いに関しては「おわりに」でさらっと述べられているだけでかなりタイトル詐欺に感じる。この本を足掛かりに、親鸞や空海などの有名な人物や宗派に焦点を絞って何冊か読んでいくと、だいぶ仏教に詳しくなれそう。

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    2023年02月12日
  • 教養として学んでおきたい仏教

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    広く浅くといった感じ。この世の中で再び仏教の価値を見いだすことは人々の心が救われるきっかけともなるのではないかと思った。

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    2023年01月18日
  • 葬式消滅 お墓も戒名もいらない

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    簡素化、消滅へと進む葬式のこれまでとこれからについてエッセイのような感じで解説。
    今のような仏教式の葬式の原型は曹洞宗の葬式で、それは儒教の影響を受け、教団を経済的に支えるというビジネス的な背景のあるものだったということなど、葬式についてこれまで知らなかった知識や最近の流れをいろいろ知ることができた。
    個人的には、高額な戒名や故人と直接関係のない人を大勢呼ぶような大規模な葬式はいかがなものかとは思うが、遺族として気持ちを整理する、故人との別れの場として、従来の仏教式の葬式も悪くないと思っているので、葬式消滅に向かう流れには、一抹の寂しさを感じる。

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    2023年01月14日
  • 葬式格差

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    今まで出した本のまとめ本のような感じでした。東西の宗教の違いとか、地域のしきたりは実は違う地域ではやってなかったりとか。戒名の格式とか。ここの地域ではこうだけと場所が違えば変わってくるから葬式は自由にして良いんだよという本だと理解しました。

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    2023年01月12日
  • 教養として学んでおきたい仏教

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    「仏教とはどういう宗教なのか」から始まり、仏教の成立ち、広まり方、変化などを分かりやすくまとめられた1冊。
    なぜ仏教発祥の地であるインドでは仏教が衰退していったのか、日本で受入れられるようになったのかが良く分かった。
    これからの仏教の立ち位置の提案は、今の時代だからこそ必要なのかもしれないと思わされた。

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    2023年01月10日
  • 日本の10大新宗教

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    宗教学者である島田裕巳さんが、日本の新宗教についてそれぞれの成り立ちなどを解説した本。この本には、いわゆるカルト宗教とされている団体は載っていない。
    面白かったのは、割とどの宗教も相互に影響を受け合っていたりしたこと。あとGLAの「エジプトの神ワンツースリー」は面白かった。英語やん。

    面白かったんだけど、私は宗教の成り立ちよりはそれを信仰している人達のこころの方に興味があるようで、教科書を読んでいるような気持ちだった。

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    2022年11月30日