【感想・ネタバレ】最強神社と太古の神々のレビュー

あらすじ

祟るほどパワーが強い!参拝する前に知っておきたい「最強神社」の真の姿、そして謎――『古事記』『日本書紀』に登場する神々を祀る神社。これを、著者は「最強神社」と定義する。最強神社には謎が多い。たとえば伊勢神宮は皇祖神アマテラスを祀りながら、なぜ天皇は明治時代まで参詣しなかったのか。出雲大社の巨大な本殿は実在したのか。大神神社の御神体・三輪山には何があるのか。宗像大社が鎮座する沖ノ島で行われていた謎の祭祀とは。これらを含め、この国の成り立ちにまつわる謎を読み解いていく。また現在、ご利益をもたらすと考えられている神々のなかには、かつては荒々しく祟った神も存在する。最強神社と太古の神々を知れば、参詣・参拝など神社との向き合い方が大きく変わるだろう。

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Posted by ブクログ

基本的に格上の神社とは、古事記·日本書紀に登場する神社。
本書に掲載される神社とその祭神は、
伊勢神宮 アマテラス
氷川神社、八坂神社 スサノオ
出雲大社 オオクニヌシ
大神神社 オオモノヌシ
浅間神社 コノハナサクヤビメ
宗像大社 宗像三女神

神社の形態の第1段階は、磐座などで祭祀を行っていた。第2段階では、磐座が鎮座する神体山が信仰の対象となる。大神神社では三輪山、伊勢神宮では朝熊山がそれにあたる。第3段階になると、神体山の前に、俗界と区別するために鳥居が建てられる。第4段階で拝殿を建てられ、最後の第5段階で本殿が建てられる。
との変遷があるようだ。

何気に訪れる神社に、このような歴史や背景があることを知っていると、また見方が新鮮になる。

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2023年08月24日

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