島田裕巳のレビュー一覧

  • 日本の10大新宗教

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    島田裕巳氏の比較的最近の著作。日本の主だった新宗教を10選び、それぞれを概括的に解説している。さすがに宗教学者だけあってよく勉強しているなという感を覚えた。キリスト教以外の宗教についての知識が殆どない小生にとっては、日本全体の宗教的様相を改めて考察するいい材料となった。なお本書を、小生はマーケティングの見地からも読んでいた感がある。成功している新宗教は、いずれも日本の歴史的ニーズに対応しており、その結果として多くの信者を獲得している。なお、これはべつに宗教は多くの信者を集めるのが良いという意味ではなく、あくまでも精神的消費者としての大衆のニーズをつかむことに成功しているという意味である。その意味において、本書はマーケティングを研究する者が読んでも大いに価値があると考えられる。

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    2012年05月11日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    外国で宗教について聞かれる際に、日本人は「無宗教」であると答えることが多いけど、その答えに負い目を感じなくてもいい、と無宗教をポジティブにとらえさせてくれる本。日本人が無宗教と感じるゆえんがよくわかった。

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    2012年05月01日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教を知る為では無く世界情勢を理解する為に読んだ本。
    国家間の問題には必ず宗教の問題が関連してくるが、この本を読んでおくとその手の問題を理解する手助けになる。

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    2012年04月24日
  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

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    「無縁死」することへの不安に対して、自由と豊かさを求めた果てに到来したのが「無縁社会」だと説く。

    痴呆により長期間家族の介護を受けみとられて死ぬのと、孤独死・無縁死するのと、どちらが尊厳ある死か?と問いかける。

    「無縁社会」と「有縁社会」のどちらを選ぶのか?

    村社会から、企業社会へ、

    「冠婚葬祭」の変化

    村の信仰と、新宗教の有縁社会、創価学会の躍進と停滞、

    「おひとりさま」は孤独でさびしい物か、自由で豊かなものか・・・

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    2012年04月05日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    文も平易で内容も現在と宗教の結び付きが書かれていてざっくり読むには良い本。一神教と多神教という軸で話は進んでいきます。

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    2012年04月02日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教に関してさっぱりぱりぱりだった私でしたが、本書を読んだことで今現在も続いている宗教上の対立がなぜ起こったのか、その根本的な理由を知ることができました。様々な宗教が登場してきますが、タイトル通りざっくりと解説されているので、「宗教?なにそれ?」という方でも混乱することなく平易に理解することができると思います。

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    2012年04月01日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教に関して、題名通り「ざっくり」わかる本。
    ほとんどの代表的な宗教が挙げられていて、その背景や教義、対立構図などがなんとなくわかった。

    「なんとなく」と書いたのは、1度読んだだけだから。別に本の中身が薄っぺらいからというわけではないと思う。むしろ、ざっくりまとめられていることで、すごくスラスラと読めた。入門書としては、とっつきやすかったように思う。

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    2011年12月16日
  • 教養としての日本宗教事件史

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    つまみ食いって感じで気軽に読めました。
    大学の講義で宗教についてやってるんだが、それも合わせて読むとなかなかいろいろ批判的に読めて面白いです。
    戒壇がすごく重要なんだとか、廃仏毀釈によって失われた大寺社があるとか、鎌倉新仏教だって新興宗教なんだぜとか、改めてそうなんだよなって思いながら読んだ。

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    2011年12月13日
  • 平成宗教20年史

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    平成に入ってから、宗教関連で話題になった様々な出来事と著者による意見を時代順に書かれている。
    それぞれの宗教がどのようなものなのか、これを読めば理解が深まると思います。

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    2011年11月13日
  • 日本の10大新宗教

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    新宗教(新興宗教)についてわかったようなわからないような。

    わかったこと
    ・従来の宗教との類似性、違い
    ・各新宗教の教義(系列)の違いと関係
    ・新宗教の発展理由
    わからない
    ・新宗教の目指すもの(創価学会は何となくわかった)
    ・宗教を起こす、教祖となる理由

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    2011年11月11日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    ネタバレ

    題名のとおり、世界の代表的な宗教を、ざっくりと説明してくれています。
    第1章では、西側のユダヤ教、キリスト教、イスラム教を中心に、2章ではアジアの宗教、バラモン、仏教、ヒンズー教、儒教、道教等、そして3章では、日本の宗教について。
    それぞれの宗教がどのように影響を与え合ってきたかということも、ざっくりと説明。
    で、そのざっくりさ加減が絶妙で、知的好奇心を刺激します。
    特定の宗教について、もっと知りたくなった方には、あとがきで詳しい本をおすすめしてくれています。

    前に読んだキリスト教についての本がイマイチだったからか、この本の印象はとてもよかった。
    宗教を分析するのではなく、淡々と、歴史的に流れを説明してくれています。

    特に興味深かったのは、「日本人は無宗教か」という第3章。
    実は日本の生活の中にしっかり宗教が根付いているがゆえに、無宗教だと感じているという。
    うん・・・確かに、神仏世俗ごちゃまぜ生活の中では「信仰」という考え方って育たないのかもしれない。
    しかも、「信仰」という概念が日本に入ってきたのは、明治時代だという。(じゃ、江戸時代のキリシタンはどうなのかって話だけど、それは一部ということで除かれているのかも)

    なんか、宗教を中心に考えると、自分のことがわかってないような、がっかりな日本なのではありますが、
    著者は、日本が日本という独立した国でいられるのは、意識できないほどに
    生活に溶け込んだ宗教にも理由を求められるとしている。
    さらに、この「無宗教」感覚に、平和を導くヒントがありそうだ、とも。

    そして、終章の、いま世界の宗教は、 という章がさらに興味深い。
    これまたざっくりとではあるが、911の同時多発テロの起きた理由にも触れられている。
    本編に興味のない方にもぜひ読んでいただきたい。

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    2011年09月12日
  • 公明党vs.創価学会

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    公明党が気持ち悪いのにはかわりないが,福祉担当の公明党,経済・外交担当の自民党と役割が分担されているのは政党の暴走を防ぐのにはいいのかもしれない.
    良くも悪くも自民党の足かせになっていると感じた.

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    2011年07月29日
  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

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    無縁社会は、我々が望んで作った訳ではないが、結果敵には出来上ってしまったのだが、、!(◎_◎;)
    人は関わり合って生きていたい、うーん、いや仮面かも(笑)
    社会制度が悪い訳では無い。
    しかし、肉体は借り物、しんだ状況だけではないと思う。いつ死を迎えるかわからないから、たえず悔いのない時間過ごしたい。

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    2011年07月18日
  • 平成宗教20年史

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    平成元年、週刊誌が坂本弁護士事件を報道して糾弾を開始しオウム真理教はにわかに注目を集める。
    その後オウムは一連の騒動を起こし、その間、幸福の科学も台頭、宗教は社会の重大な関心事となり、ついに平成7年、地下鉄サリン事件を迎える。
    一方、平成5年、万年野党だった公明党が連立政権に参加、11年以後、与党として君臨し、ついに日本は新宗教団体が政治権力を行使する国となった―。
    オウム、創価学会以外にもさまざまな新宗教やスピリチュアル・ブームに沸いた現代日本人の宗教観をあぶり出す。

    [ 目次 ]
    昭和63年(1988年)自粛騒動と時代の転換
    平成元年(1989年)バブルの頂点とオウム真理教
    平成2年(1990年)オウムの選挙と変わる創価学会
    平成3年(1991年)幸福の科学の台頭と散骨の容認
    平成4年(1992年)オウムのロシア進出と合同結婚式
    平成5年(1993年)集団自殺とマインド・コントロール
    平成6年(1994年)サイババ・ブームと政治問題化する創価学会
    平成7年(1995年)地下鉄サリンと私へのバッシング
    平成8年(1996年)麻原初公判と宗教法人法改正
    平成9年(1997年)破防法の棄却と酒鬼薔薇事件〔ほか〕

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    2011年06月05日
  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

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    NHKが「無縁社会」をことさら問題視し番組で取り上げたときに、反射的に違和感を持った(番組の大越キャスターと青山キャスターはお気に入りだけど)。いささか単純化しているかもしれないが、無縁とは自由を求めるための代償というようなものでもある。著者が述べているように、網野善彦が世に問うた『無縁・公界・楽』は、私が大学生の時、人生に大いなる希望を与えてくれる著作だった。
    人は一人で死ぬ。たとえ今わの際に誰かがそばにいても、一人であの世に行くことに変わりはない。そのことを覚悟し、泰然としていたいと思う。

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    2011年03月18日
  • 相性が悪い!

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    これ2003年か。生まれ順を元にした相性の法則は、血液型や星座占いに比べて、かなり実践的に思える。自分との関わりでも概ねあたっている。

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    2011年02月20日
  • 教養としての日本宗教事件史

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    宗教はスキャンダラスなものである、

    教えの真偽を確かめることが本質的に困難
    人間の苦しみや悩みを扱っている、

    神道の神と仏教の仏は同列にできない、性格が違うものだからこそ神仏習合の信仰が成立した。

    奈良の大仏、同・水銀公害と基金・疫病・遷都の関連、

    創価学会の国立戒壇建立の野望

    キリスト教徒は1パーセント
    韓国、フィリピンのキリスト教との違い、宗教的空白。

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    2010年11月10日
  • 3種類の日本教 日本人が気づいていない自分の属性

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    [ 内容 ]
    格差社会が到来したと言われ、勝ち組と負け組との差が大きくなったとも伝えられている。
    このまま将来性のある職につかなければ、負け組になってしまうのではないか。
    そうした恐怖心を抱えている若い世代も少なくない。
    では、どうしたらいいのか。
    この本では、自分の生きる道をどこに見出したらいいのか、それを考えるヒントを与えることをめざしている。
    その出発点になるのが、三種類の日本教、三つの属性ということであり、自分がそのどこに属しているのかを知ることで、考えるための道筋がはっきりしてくるはずである。

    [ 目次 ]
    序章 本書がなぜ人生を変えるのか
    第1章 サラリーマン系に属すべき人々
    第2章 自営業・自由業系に属すべき人々
    第3章 公務員・教員系に属すべき人々
    第4章 三つの属性が伝えられる過程
    第5章 三つの属性に対応する大学
    第6章 一流企業に入ると不幸になる人々
    終章 正しい属性で生きる人間の可能性

    [ POP ]


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    2010年10月03日
  • 公明党vs.創価学会

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    私自身、折伏のターゲットになった経験はないが、学会員のクラスメイトから、公明党議員への投票を頼まれたことはある。だいたい、そういう経験がない人のほうが少ないのかもしれないが。このときの経験から、公明党と創価学会に嫌悪を抱いていた。政教分離の原則はどうなっているんだとも思うし、そういう政党が政権を握っている現況に恐怖を感じてもいる。しかし、本書によれば、我々が生まれる前ごろのほうがより攻撃的で危険な集団だったようだ。

    本書では、創価学会の足跡とともに、公明党の歴史もかなり踏み込んで述べられている。そして両者が同一のものではないということも。政治の流れに沿って説明がなされており、非常にわかりやすく、勉強になった。著者が一貫して中立的な立場での記述を心がけている点も、読みやすさの一因であると思う。

    本書で学んだことは非常に多い。ぜひ身近な人に薦めたい1冊である。ただ、著者は本書の中で軽く否定しているが、文化的側面から、学会がある意味でカムフラージュしつつ、社会的影響を強めていることは、最も影響力のあるメディアであるテレビが学会批判をできないことから、自明のことと考える。

    ネットや、一部のメディアでは学会への監視の目がはたらいてはいるが、なにせ国家権力を手にしてしまっている政党の支持母体である。「ポスト池田」という事態になった後の創価学会の動向は、やはり注視せざるをえない。

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    2010年09月06日
  • 教養としての日本宗教事件史

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    [ 内容 ]
    現代人にとって、宗教についての知識・教養は不可欠なものになりつつある。
    そしてその本質に迫るには、宗教のもつスキャンダラスな側面を無視することはできない。
    仏教伝来、大仏開眼、空海VS最澄、末法思想の広がり、信長の蛮行、お蔭参り、大本事件、天皇の人間宣言、踊る宗教、宗教の「お一人様化」…さまざまな意味で対立を引き起こしたもの、一般の宗教史ではあまり触れられないものを中心に、24の事件を現代と通じるかたちで取り上げながら、日本人と宗教の歴史をダイナミックに描く。

    [ 目次 ]
    新しくやって来た仏教とそれを迎え撃つ神道との対決
    大仏開眼という国際的イベントと環境破壊
    命をかけて海を渡ってきた鑑真は本望をとげたのか
    空海と最澄との戦いはけっきょくどちらが勝利したのか
    往生への異様な情熱が時代を席捲する
    日蓮の真の敵は空海だった
    蓮如がいなかったら親鸞は生き残ったか
    茶道はドラッグとして輸入された
    禅寺で中国語が使われていた深いわけ
    日本を一挙に近代化した織田信長の蛮行
    キリシタンは日本をキリスト教化する可能性を持っていたのか
    人を神として祀ることは冒涜ではないのか
    出開帳という新しいビジネス・モデルの登場
    宗教バブルとしてのお蔭参り
    廃仏毀釈に飲み込まれた大寺院
    宗教的原理主義の先駆けとしての明治政府
    天理教は天皇制に対抗したのか
    熱病のように広がった聖霊降臨
    徹底して弾圧された大本の真の野望は
    宗教国家としての満州国と日蓮主義
    天皇の人間宣言は何を意味したのか
    踊る宗教と戦う宗教が戦後日本を変える
    地球温暖化と戦う明治神宮
    お一人様宗教の時代

    [ POP ]


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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
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    2010年07月14日