島田裕巳のレビュー一覧

  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    日本仏教の変遷について。五木寛之の親鸞を読んで興味を持った一冊だったが、浄土真宗について書いてあるわけではなく、あくまで日本の仏教について。個人的には、そちらの方が包括的に知ることができたので、結果として良かった。

    0
    2012年07月29日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    なんと言ってもタイトルが秀逸だが、仏教宗派のことなど日本史で習った以上の知識はほぼなかったので勉強になった。鎌倉五山は結構インターナショナル。

    0
    2012年07月13日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    浄土真宗がいちばん多いのは、歎異抄がウケたから、ではないみたい。答えは最後にチラッと書かれている。
    日本の仏教の中で、宗派とはなんなのか、宗派がどのように生まれ分岐していったかの解説本。神仏習合、廃仏毀釈といった体制からの圧力や、創価学会の破門による勢力図の大きな変更など、近年までの歴史が描かれています。
    ただ、とくに何かの主張があるわけではなくて、宗派の紹介本、かな。

    0
    2012年07月07日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    他の方も書かれているように、タイトルについてはキャッチですね。最後に慌てて「あぁ、タイトルの内容書いとかなきゃ」的に記述がありますが、基本は日本の仏教史ダイジェストです。

    それはそれで、学校では教わらない内容、どこかに肩入れすることなく、一歩引いた立場からの解説で大変面白く読み進めることが出来ました。世代的にも親世代が遠からず亡くなっていく年齢にさしかかっているので、この先接するコトになるであろう仏事に備えた下ごしらえの第一歩としては悪くないと思います。

    0
    2012年06月27日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    うちは、亡父の実家が鹿児島の浄土真宗の寺、母の実家が兵庫の曹洞宗の寺なので、宗派による流儀の違いというのは、子供の頃から何となく意識はしていましたが、具体的にどこがなぜ違うのかについては、今まできちんと知らずに過ごしてきました。
    この本では、これらも含めて、日本の主要な仏教宗派の成り立ちや現状を、実にコンパクトにまとめてくれていて、すっきり理解することができました。
    タイトルだけみると真宗中心みたいですが、創価学会など仏教系新興宗教も含めた日本の全般的な仏教宗派の状況がバランス良く書かれていて、興味のある向きには、結構役に立つと思います。

    0
    2012年06月20日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近身近な人が亡くなり、宗教について考える事があり読んでみた。特に浄土真宗を信仰しているわけではないが、各宗派の成り立ちがわかった。タイトルの「浄土真宗は、、、」の答えは最後の最後に書かれている。浄土真宗は信徒の数1200万人を超えている、寺院は2万を超え、全国の総寺院数の約20%だという。理由は庶民の信仰だから、具体的な救済の手段が備わっている事。それは、称名念仏「南無阿弥陀仏」。又親鸞が「非僧非俗」の立場をとり、妻帯した事が血縁によるネットワークを広げた等々。最後に今は葬式仏教で寺は安泰だが、団塊の世代が亡くなった後、葬儀が減ってきた時に仏教宗派はどのになっていくのかと終わっている。無縁社

    0
    2012年06月17日
  • 無欲のすすめ 無宗教な日本人の生き方

    Posted by ブクログ

    期待していた内容とちょっと違ってたけど、名前しか知らなかったヤマギシズムについて知れた、という感じ。

    0
    2012年04月15日
  • 日本の10大新宗教

    Posted by ブクログ

    名前は聞くが、まったく知らなかった新宗教の世界。インデックス的にわかるこの本で、とりあえずフムフム。

    0
    2012年03月24日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、ざっくりわかった。

    ヒンズー教に興味が出た。
    次は、カラーの図解のを読みたい。

    0
    2012年03月09日
  • 平成宗教20年史

    Posted by ブクログ

    新宗教、新々宗教を切り口にした平成20年史の筈が、一読感じたのが平成奇っ怪事件簿。ドイツ駐在を終えて帰国したのが平成元年であり、韓国に来たのが平成19年だから、私の知る日本の世相と内容がほぼ重なり、とても懐かしく読んだ。日本は仏教を除き外来宗教を殆ど受け入れておらず、キリスト教徒が1%にも満たない国は世界的にも珍しいらしい。某宗教がもはや民族化しているとの指摘には「上手い!」と思わず膝を打つ。最後に一言。気持ちは分るがオウム真理教騒動を巡る筆者へのパッシングに関する弁解、恨み節は別の本でやってほしかった。


    平成宗教20年史 >> 読み易いというか、ちょっと読み易過ぎ。宗教と言う

    0
    2012年03月04日
  • 日本の10大新宗教

    Posted by ブクログ

    70点。10の新興宗教(本書では新宗教と呼ぶ)を選び、それら団体の来歴や教義、組織形態を客観的に概説した一冊。深く知る必要はないと思うけど、これくらいは知っててもいいんじゃないかなぐらいの感じ。
    「吹奏楽の甲子園」と言われる普門館って立正佼成会の施設だったんだと初めて知った。ブラバンの憧れは言葉通り「聖地」だ。

    社会が変われば不満の中身も変わるし、どういった人々が不満をもつかも変わる。宗教がそれら人々の受け皿になるんだとすれば、今後も新たなる新宗教が生まれるだろうし、それは時代を映す鏡にもなるのかもしれない。

    0
    2012年01月26日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

    Posted by ブクログ

    う〜〜〜ん
    宗教って何なんだろう?

    って思って読んだ本。
    図表見たいのなのがあるともっと分かりやすかったかも....

    0
    2011年12月17日
  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

    Posted by ブクログ

    孤独死について、ただ悲観的に考えるのではなく、冷静に、客観的に捉えた本。孤独死孤独死と騒がれているけれど、そんな社会を作ったのは自分たちなのだと胸に刺さる。

    0
    2011年12月05日
  • 教養としての日本宗教事件史

    Posted by ブクログ

    日本宗教事件史で私が知っていること…
    神教と仏教が喧嘩して、相手の一族郎党を滅ぼしたり滅ぼされたりしてた。
    織田信長が天台宗を奇襲してそこにいた人みんな殺した。
    秀吉がクリスチャンを弾圧した。
    オウムが恐ろしい事件を起こした。

    ろくな知識がない。

    信仰はピンとこない。幼稚園は仏教系で、小学校はキリスト系、氏神神社は京都にある。
    それぞれ愛着を感じている。けれど私に信仰という習慣はついぞ身につかなかった。
    仏教とキリスト教の教えはリンクしている部分も多い。読経も聖歌も同じように美しい。神道の伝説はどれもこれもぶっ飛んでて面白い。

    教養としての宗教は心に響く。でも一線を越え信仰になったとたん

    0
    2014年03月16日
  • 日本の10大新宗教

    Posted by ブクログ

    新興宗教も一種の企業みたいなもんで、組織論で語れるものなんだなって感じ。余談だけど、電車の中でこの本読んでたら、近くの席の人に(宗教に)勧誘されそうになったw やっぱり偏見は取れないわ。(偏見を取り除くために書かれた本でもないんだけど)

    0
    2011年11月13日
  • 平成宗教20年史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    平成20年間の宗教に関する(スピリチュアルとかも含んでいるが)事件を年毎に振り返った内容。

    平成における宗教の事件といえばオウム真理教による事件、地下鉄サリンや坂本弁護士誘拐事件を思い出すが、改めてこの本を読んでみると統一教会の合同結婚式やらパナウェーブやら「あー、あったあった」と思うものが幾つも。

    平成になって宗教に入る若者の心境の高度成長期との違いなど、読んでいるとあと何十年かして僕らが死ぬ頃には葬式のスタイルが変わっている、もしくは葬式をする人が少数派になっているんじゃないか?と考えさせられる部分もあった。

    0
    2011年10月27日
  • 日本の10大新宗教

    Posted by ブクログ

    名前程度でも知っていたのは4つくらい。
    「新興宗教=教祖が神」みたいなイメージがあったけど、実はそうでもないということがわかったのは勉強になった。
    そして、新興宗教は古くからある宗教を土台にして出来ているということも勉強になった。
    しかしながら、この本をちゃんと理解するには基本的な宗教と歴史、あと多少の地理の知識があった方が良いと思う。
    他の色々な本を読んだ後再度読み返してみたい1冊

    0
    2011年09月22日
  • 冠婚葬祭でモメる100の理由

    Posted by ブクログ

    できれば、関係する人の負担にならん方法がいいと思う。
    田舎の祖父の葬式に出たときに、村のおっさんがやたら偉そうに延々酒飲んでるのを見て、なんなんこいつらって思った覚えがある。しきたりとか習慣とかは、コミュニケーションのコストを下げられるうちは役にたつんやろうけど、逆になることも多い気がする。

    でも全般的にあんまり質問内容自体にピンとこなかったなぁ。

    0
    2011年08月18日
  • 日本の10大新宗教

    Posted by ブクログ

    天理教,大本,生長の家,天照皇大神宮教,立正佼成会,創価学会,世界救世教,PL教団,真如苑,GLAという,10の新宗教について,その成り立ちや仏教等との関連,他宗教との違いなどを解り易く説明している。
    新宗教は,社会問題となる時にしか我々の前に出て来る機会はあまりなく,病気の治療法,予言などがきっかけになっている事が多い。このため,破壊的なカルトとして私も捉えてしまいがちだが,そんなことはない新宗教の方が多い。ただ,新宗教も信者を集めねばならず,そのためにはアクティブな活動を展開をする必要があり,注目の的になってしまうのだろう。
    そもそも新宗教といっても,立正佼成会や創価学会,PL教団,世界救

    0
    2011年07月22日
  • 葬式は、要らない

    Posted by ブクログ

    なぜこんなに日本の葬式にはお金がかかるのか、そのタネを明かした本です。

    いかに、日本の葬式は、浪費であり贅沢であるかということを、
    日本での仏教の変遷などとともに明らかにする、無理のない
    葬式無用論といった本でした。

    たくさんお金を取られる、死後に名づけられる「戒名」というものは、
    実際は仏教の教義とは関係のない、葬式仏教として発展してしまった、
    日本の仏教独自の慣習にすぎないことなのだなど、いろいろと、
    葬式について知識のある人もない人も頷きながら理解を深められる内容になっています。

    本の裏表紙にも書いてありますが、
    日本の葬式の平均費用は231万円なんだそうです。
    これが、お隣の韓国

    0
    2025年06月15日