島田裕巳のレビュー一覧

  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    代表的な宗教について、知識ベースなところを要約している本だけど、その客観性ゆえに、そもそも宗教ってなんで興ったんだろうとか、宗教と文明の共存についてとか、考えることができる本でした。

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    2014年02月16日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    国内を旅行すると、何気なく寺社仏閣を訪れることあがあるが、寺と神社の違いを意識したことはなかった。仏教には根拠となる仏典があり宗祖があるため相対的に分かりやすいが、神道の祭神は実在したかどうかが曖昧なものもあり、神としての性質も変遷している。八百万の神がいる日本に住む者として、そうしたことを意識してこなかったことに恥じ入る。最近の靖国参拝の問題も同様。実在した人間を神として祀るというのも神道の特殊性だろう。
    八幡・稲荷は日本書紀には登場しない渡来人によるもの。天神は菅原道真を祀った者だが、最初は祟りの神で、徐々に善神に変わってきた。伊勢は天照大御神を祀り、天皇と農業に強いつながりがある。春日は

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    2014年02月09日
  • 日本の10大新宗教

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    宗教関係の島田氏の著作は前々から気になってはいたのだが、
    彼のオウムに対する総括とでもいったものを一度きちんと調べ
    オウム関係の著作を読んでからでないと、他の著作にはちょっと
    手が出しづらいなと思っていた。その、着手するには少々気が重い
    作業が億劫で今まで手にしていなかった著者の本を読んだのは
    単に古書店で105円という安さで売っていたからだ。安直で申し訳
    ない。

    で、この本の感想だが、読み物として実に面白いものに仕上がって
    いると思う。まず何よりもこれらの新宗教をまとめて取り扱うと
    いう著作自体が珍しいのではないだろうか。それだけでも一読の
    価値はありそうだ。

    気になったのは著者の視点が

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    2014年01月05日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    ネタバレ

    自分にとっての宗教って、自分と近いようで遠いようで、理解できなくて理解してみたくて…という矛盾する存在。
    信じる人に会うたび、少しの嫌悪感と少しの羨ましさを覚えるのです。「いいなあ、信じることができて」と。

    宗教をいまいち信じられない自分は、不条理や悲劇などに遭っていない、祈るという行為が発生する事態に遭っていない、ぼんやりと幸せを享受している人間なのだろう。

    でも、最後の最後には、わたしも祈るのかもしれない。
    自分ができる術をなくしたとき、最後の最後に自分でできることが「祈ること」というのは納得。


    著者の宗教に対するあたたかい視点を感じられる作品。むやみに肯定するでも否定するでもない

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    2013年12月29日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    これを読んで、現実に宗教絡みで困ってる人の何かが解決することはないんでしょうけど、こういう収め方もあるんだ、という点で興味深いものでした。
    家族の誰かが、ある日、共通の日常から逸脱したときに、その逸脱が許容範囲内かどうかってかなり重要だよな…と思いました。
    この作者さんは、成人してから・比較的穏やかな形で、の母親の入信だったからこそ、時間をかけてでも家族の形が落ち着いたんだろうなと。
    島田さんの解説が所々に入っててわかりやすいです。


    あ、宗旨がどうあれ、小さな子を布教に連れて歩くような宗教を私は一切信用しません。

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    2013年12月26日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    柳田国男の本を読んでから、八幡神に疑問があった。新聞の広告で知った本書を手に取る。
    新書でさっと疑問解明ができるとは期待していなかったが。

    東大寺建立に協力した八幡神が、各地の国分寺に勧請されたとのこと。これも八幡神社が増えた理由の一つなんだろうな。
    出雲の大国主と三輪山の大物主は別の神だったものが習合したもの。成程。
    住吉社への話の中で、安曇氏が志賀島で祀っていたのが底津小童命、中津小童命、表津小童命を祭神とする志賀神社とある。海神が子供とする信仰があったわけだ。中沢新一の「大阪アースダイバー」には朝鮮半島からの海民達の日神に仕える女神達の信仰が語られていたが、日光感精の神話は北方の新羅の

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    2014年01月01日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    ≪目次≫
    序章   日本の神々と神社
    第1章  八幡ー日本神話に登場しない外来の荒ぶる神
    第2章  天神ー菅原道真を祀った「受験の神様」の謎
    第3章  稲荷ー絶えず変化する膨大な信仰のネットワーク
    第4章  伊勢ー皇室の祖先神・天照大神を祀る
    第5章  出雲ー国造という名の現人神の圧倒的存在感
    第6章  春日ー権勢をほしいままにした藤原氏の氏神
    第7章  熊野ー浄土や観音信仰との濃密な融合
    第8章  祇園ー祭りで拡大した信仰
    第9章  諏訪ー古代から続くさまざまな信仰世界
    第10章 白山ー仏教と深くかかわる修験道系「山の神」
    第11章 住吉ー四方を海に囲まれた島国の多士済々の「海の神」

    ≪内

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    2013年12月17日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    201312/この題材で、重たさや嫌悪感を感じさせなく描かれてるのってすごい。お母さんとお父さんの話、とても良かった。

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    2013年12月14日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    タイトルと中身にはだいぶギャップがあるが、日本仏教の成り立ち、宗派の違いのダイジェストだと思えばいいのかな。
    分かり易く簡潔に解説してはいるものの、読み物としての面白さは無い。

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    2013年12月11日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    う~ん。
    共感できる部分と出来ない部分と半分。
    老後はどうするのかな?とかいろいろ疑問…。
    でも、贅沢や見栄にしばられた生活は嫌だからシンプルな暮らしはいいなって思うし…。
    いいところだけ覚えておこう。

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    2013年12月02日
  • 日本の10大新宗教

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    新興宗教でなく新宗教という言葉があるのか、というところから驚きではありましたが、創価学会以外のいろんないわゆる新興宗教についてそのルーツや現状を解説している本ってあまりないと思うのでその点ではけっこう面白かった。宗教と言ってもけっこうヘビーな関わり方が必要な物からそうでもないものまでいろいろあるということもよくわかるし。

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    2013年10月07日
  • カルロス・カスタネダ

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    まだ全部読み終わっていませんが、なんというか、スターウォーズエピソード1を観終わった時の、なんともいえない香ばしい感じを思い出しました。

    ...いやぁ面白いですよ。
    1500円という価格は、探していた本を新本特価で発見したような喜びもありますし。
    内容は、本のあとがきのデラックス版といった趣きで、カスタネダシリーズの美味しい所の全部盛りの構成なので、興味は有るけど、どれから読んで良いのかが解らない人や、全部揃えるは正直しんどい人、最適だと思います。

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    序章に、作者がカスタネダとの出会いに関する、どうでも良いような事が書いてありますが、この本の発している香ばしさは、島田裕巳自身が

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    2013年09月26日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    日本仏教の、それぞれの宗派の成り立ちや歴史を知って、これからの仏教の在り方について考える本。仏教については興味があるので、それぞれの宗派がどのようにして広まっていったかについては考えながら読めたのですが、歴史苦手なので、宗派を興した人物の話になってくると名前に苦労しました。知っている人物はすぐに入ってくるのですが…

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    2013年04月16日
  • 7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源

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    宗教との関係をあぶり出しながら日本の著名大企業の経営史を語っている本である。宗教学という視点というよりも日本起業経営史的視点で分析された本。

    非常に詠みやすく平易な内容であるため、宗教学に興味がある人よりも経営学の入門者におススメである。

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    2013年03月01日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    副題が「仏教宗派の謎」です。中身は日本のおもな仏教宗派について発生から派生までくまなく取り上げ、歴史的経緯をふまえ解説したもの。なので副題の方が中身に対しては正確で、より直截な題名にするなら「日本の仏教宗派の歴史」なんて言う方が合ってます。が、こんな題名では手に取る気も起きないでしょう。「浄土真宗はなぜ日本で一番多いのか」という書名は大当たりです。

    で題名に対する回答ですが、他の宗派は修行して仏教の教えを自らの力で悟らなければならないのに対し、浄土真宗の教えは「南無阿弥陀仏」を唱えれば極楽浄土でき、阿弥陀仏の力で成仏するという「他力本願」であるというシンプルなものであるから、ということらしい

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    2013年02月20日
  • キリスト教入門

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    文字通りキリスト教の入門書。なぜ日本ではキリスト教が普及しなかったかについての考察が興味深い。欧米人と日本人との考え方の差異は小さくない。グローバル社会で生きていくためには宗教への理解が欠かせない。

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    2012年11月10日
  • キリスト教入門

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    キリスト教に関する一般的な解説に関して,重要な論点は網羅しているが,それぞれについての掘り下げが不十分だ.また,多少誤解している点も多々見受けられる.日本でキリスト教が受け入れられなかったことに関する議論も,かなりぼやけている感じだ.

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    2012年11月08日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    自分なりに宗教観の糧に一読。
    無宗教は、無神論とは異なるものであり
    諸外国では「無宗教」という意味を説明するのが困難であるなど
    へ~っとなる内容や?や未消化な内容がありました。

    結局は、無宗教は 掴みどころのないものだと知りました。

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    2012年10月07日
  • キリスト教入門

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    日本にいながら様々な場面でキリスト教に私的にも公的にも触れる機会があり、根本的な理解を始めるために本書をとった。

    そもそも聖書における翻訳の問題や、キリスト教における神を大日と表現し、大日如来とほぼ同一視していたことなど非常に興味深い記載があった。

    また、未読ではあるが遠藤周作の「沈黙」に触れながら、日本におけるキリスト教は、本来のキリスト教から、日本の測りえない文化的・社会的・宗教的受け入れ能力である「底なし沼」に飲み込まれ、全く異なるものに変質してしまっているという記載にも興味を感じた。

    また、日本においてキリスト教の布教率が0・8%にとどまっていることは、戦後においてインテリ層には

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    2012年09月09日
  • 日本の10大新宗教

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    私は、家の宗教が金光教(こんこうきょう・岡山県に本部がある)で、幼稚園がルーテル(キリスト教系)、大学の友人が創価学会で、仲人さんが立正佼成会で人間ドックも去年まで佼成病院という無節操な「宗教遍歴(?)」があります。
    この本では金光教は「10大」には漏れて、「おわりに」で「言及できなかった新宗教」の一つとして名前が挙がっている程度だったのがちょっと残念ですが、
    1.天理教
    2.大本
    3.生長の家
    4.天照皇大神宮教と璽宇
    5.立正佼成会と霊友会
    6.創価学会
    7.世界救世教、神慈秀明会と真光系教団
    8.PL教団
    9.真如苑
    10.GLA
    の10の「新宗教」が取り上げられています。なかなか面白か

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    2012年08月17日