島田裕巳のレビュー一覧

  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    文字通り世界の宗教がざっくりわかる。
    宗教は互いに複雑に絡んでいるので、話が行ったり来たりすることも多いが、大体のことは把握できる気がする。
    個人的にはバラモン教、ヒンズー教、仏教の説明をもうちょっと分かりやすくしてほしかった。

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    2013年08月20日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    本書のタイトルは「日本における仏教の歴史」が正しい。
    古代仏教から鎌倉新仏教まで、成り立ちから変遷・現状までと、仏教界全体から見た立ち位置を説明した解説書。文章は分かりやすく、原因と結果、経緯・文脈が明快なので理解しやすい。
    表題のテーマに関してはおまけ程度でしかもピントが定まらないボヤっとしたモノで感心しないが、それ以外は素晴らしい。

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    2013年07月16日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    我が家の宗派は真言宗だが、日常意識することもない。父母の葬式は無宗教で済ませた。とは言えおおまかに真言宗については気になる毎に少しは調べているのだが、近親の宗派が浄土真宗が多く、そちらの思想なりを調べるたび、真宗の考え方に興味と共感を覚えることが近年多くなってきている。正直、もう少し信心深かったなら、真宗に改宗しようかとも思うだろう。
    先に読んだ『日本の10大新宗教』と比べるととりあげる範囲も広く、そのため用語も多岐にわたり個々の言葉を記憶するだけでもひと苦労してしまう。そのぶんひと通りの宗派はこれ一冊でほぼ概要を知ることができるのだと思うが。ここから興味を持ちより深く理解するためには各々が調

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    2013年04月06日
  • 葬式は、要らない

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    ネタバレ

    日本の葬式のあり方、そして今後について考える一冊。
    葬式とは一体何のためにするのか。
    葬式はそれほどにお金をかけなければいけないのか。

    内容のメモ
    日本の葬式は高い
    葬式費用が高いのは式の費用と戒名が主
    葬式は特権階級のもの。
    豪華にすることで極楽浄土を現世に表そうとした(平等院鳳凰堂しかり)
    僧侶が行っていた葬式を庶民で行うため修行中の僧の様式で葬儀を行ったため、戒名が必要になった。
    寺領が上知令により取り上げられて、収入がなく、戒名等で寺を運営しなくてはならなくなった。
    死んだら健康保険から埋葬料がもらえる。

    豪華な葬式もいいけど、結局は遺族の気持ちの問題だということ。

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    2013年03月24日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    浄土真宗に関わらず、日本の仏教の宗派の成り立ちを見渡す。
    とても判り易いが、途中で面倒くさくなったわ。

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    2012年12月30日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    浄土真宗につというよりも仏教全般について説明しており、そのなかでの浄土真宗に位置づけが説明されている。題名に惹かれて読んだが、題名については情報量少なめ。

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    2012年10月24日
  • 日本の10大新宗教

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    いわゆる日本の「新興宗教」に関して、その創設や変遷の背景を踏まえながら、その特徴を明らかにするべくまとめられている本。新興宗教とうのはなかなかいろいろな意味で刺激的なもので、そういうものに対して概観がつかめるようになるこの本のような存在は非常にありがたい。

    個人的に面白い信条を持っているなと思えたのはPL(あの野球のPL学園の!)で、「人生は芸術だ!」なんていかにも若者受けしそうな信条を掲げているのが興味をそそる。

    ちなみに最近一番元気があるように見える幸福の科学はここでは収録されておらず。幸福の科学関連本はいろいろあるけれども、こうやって複数の新興宗教を同列に扱った本の中でどのような描か

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    2012年08月06日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    ネタバレ

    宗教にとても感心のある時期に読んだ本。実家・婚家とも浄土真宗なので、興味深く読んだが、日本の仏教についてよくわかった。

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    2012年07月31日
  • 日本の10大新宗教

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    島田裕巳氏の比較的最近の著作。日本の主だった新宗教を10選び、それぞれを概括的に解説している。さすがに宗教学者だけあってよく勉強しているなという感を覚えた。キリスト教以外の宗教についての知識が殆どない小生にとっては、日本全体の宗教的様相を改めて考察するいい材料となった。なお本書を、小生はマーケティングの見地からも読んでいた感がある。成功している新宗教は、いずれも日本の歴史的ニーズに対応しており、その結果として多くの信者を獲得している。なお、これはべつに宗教は多くの信者を集めるのが良いという意味ではなく、あくまでも精神的消費者としての大衆のニーズをつかむことに成功しているという意味である。その意

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    2012年05月11日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    外国で宗教について聞かれる際に、日本人は「無宗教」であると答えることが多いけど、その答えに負い目を感じなくてもいい、と無宗教をポジティブにとらえさせてくれる本。日本人が無宗教と感じるゆえんがよくわかった。

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    2012年05月01日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教を知る為では無く世界情勢を理解する為に読んだ本。
    国家間の問題には必ず宗教の問題が関連してくるが、この本を読んでおくとその手の問題を理解する手助けになる。

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    2012年04月24日
  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

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    「無縁死」することへの不安に対して、自由と豊かさを求めた果てに到来したのが「無縁社会」だと説く。

    痴呆により長期間家族の介護を受けみとられて死ぬのと、孤独死・無縁死するのと、どちらが尊厳ある死か?と問いかける。

    「無縁社会」と「有縁社会」のどちらを選ぶのか?

    村社会から、企業社会へ、

    「冠婚葬祭」の変化

    村の信仰と、新宗教の有縁社会、創価学会の躍進と停滞、

    「おひとりさま」は孤独でさびしい物か、自由で豊かなものか・・・

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    2012年04月05日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    文も平易で内容も現在と宗教の結び付きが書かれていてざっくり読むには良い本。一神教と多神教という軸で話は進んでいきます。

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    2012年04月02日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教に関してさっぱりぱりぱりだった私でしたが、本書を読んだことで今現在も続いている宗教上の対立がなぜ起こったのか、その根本的な理由を知ることができました。様々な宗教が登場してきますが、タイトル通りざっくりと解説されているので、「宗教?なにそれ?」という方でも混乱することなく平易に理解することができると思います。

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    2012年04月01日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    宗教に関して、題名通り「ざっくり」わかる本。
    ほとんどの代表的な宗教が挙げられていて、その背景や教義、対立構図などがなんとなくわかった。

    「なんとなく」と書いたのは、1度読んだだけだから。別に本の中身が薄っぺらいからというわけではないと思う。むしろ、ざっくりまとめられていることで、すごくスラスラと読めた。入門書としては、とっつきやすかったように思う。

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    2011年12月16日
  • 教養としての日本宗教事件史

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    つまみ食いって感じで気軽に読めました。
    大学の講義で宗教についてやってるんだが、それも合わせて読むとなかなかいろいろ批判的に読めて面白いです。
    戒壇がすごく重要なんだとか、廃仏毀釈によって失われた大寺社があるとか、鎌倉新仏教だって新興宗教なんだぜとか、改めてそうなんだよなって思いながら読んだ。

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    2011年12月13日
  • 平成宗教20年史

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    平成に入ってから、宗教関連で話題になった様々な出来事と著者による意見を時代順に書かれている。
    それぞれの宗教がどのようなものなのか、これを読めば理解が深まると思います。

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    2011年11月13日
  • 日本の10大新宗教

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    新宗教(新興宗教)についてわかったようなわからないような。

    わかったこと
    ・従来の宗教との類似性、違い
    ・各新宗教の教義(系列)の違いと関係
    ・新宗教の発展理由
    わからない
    ・新宗教の目指すもの(創価学会は何となくわかった)
    ・宗教を起こす、教祖となる理由

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    2011年11月11日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    ネタバレ

    題名のとおり、世界の代表的な宗教を、ざっくりと説明してくれています。
    第1章では、西側のユダヤ教、キリスト教、イスラム教を中心に、2章ではアジアの宗教、バラモン、仏教、ヒンズー教、儒教、道教等、そして3章では、日本の宗教について。
    それぞれの宗教がどのように影響を与え合ってきたかということも、ざっくりと説明。
    で、そのざっくりさ加減が絶妙で、知的好奇心を刺激します。
    特定の宗教について、もっと知りたくなった方には、あとがきで詳しい本をおすすめしてくれています。

    前に読んだキリスト教についての本がイマイチだったからか、この本の印象はとてもよかった。
    宗教を分析するのではなく、淡々と、歴史的に流

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    2011年09月12日
  • 公明党vs.創価学会

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    公明党が気持ち悪いのにはかわりないが,福祉担当の公明党,経済・外交担当の自民党と役割が分担されているのは政党の暴走を防ぐのにはいいのかもしれない.
    良くも悪くも自民党の足かせになっていると感じた.

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    2011年07月29日