島田裕巳のレビュー一覧

  • 人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために

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    以前読んだ「無縁社会」に対しての一意見として読んだ一冊。無縁であることの危険性の裏側には、有縁から都会に逃れてきた歴史があり、手に入れた自由が無縁だったならそれもいいのでは、という著者の考え方にも確かに一理あると思いました。また、田舎での有縁社会を持ち込んだサラリーマン社会と、それを見てきた第1世代の"有縁"に対する濃さと、もともと都会で育って縁の少ない状態だったその子どもたち第2世代が求める方向が違ってくるのも当然だなと思ったり、今のU・I・Jターンが見直されている状況を過去から俯瞰して見ることができて、いい本だなと思いました。オススメかも。

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    2015年09月27日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    無宗教は、無神論とは異なって、神道と仏教を異なる宗教と認識しない多くの日本人のようなもので、自分が檀家になっている宗派以外を認めないというものではないという宗教観。

    片や世界を見れば、十字軍の時代から現代のテロに至るまで、一神教を信ずるがゆえの宗教戦争は終わっていない。

    こういう時代だからこそ、日本人の持つ無宗教的な宗教観こそが世界を救う!ってことを云いたいみたいです。

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    2015年08月27日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    「宗教に興味ありませんか?」
    と、
    声を掛けられた人は多いと思うが
    「はい、あります。」
    と、答えて速攻仲間になった人は少ないのではないか。

    そういった意味では
    勧誘後、関わる事になった人達のその後のエピソードはいい参考になった。

    メインのお話となる
    著者のお母様のエピソードを読んで思った事は

    あらゆる
    苦悩、不安、
    老いだの、病気だの、死の恐怖だの孤独だの、嫉妬だの、あー、いっぱいつきまといますね。

    それらが全く無くなれば、宗教も無くなるのかな?
    なんて思った。

    ただ、そうなると…
    幸せ、っていう実体も透明になって、
    透明をバックに透明を探すハメになるのでは。
    つまり、
    暗い困難が

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    2015年08月14日
  • 3種類の日本教 日本人が気づいていない自分の属性

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    著者はオウム事件のときにオウムを擁護したとしてバッシングされたことで有名な宗教学者の島田裕巳。
    日本には大きく分けて3つの宗教というか属性があることを説いた一冊。

    ・サラリーマン系
    ・公務員・教員系
    ・自営業・自由業系

    そしてこの属性が様々な分野で大きな影響力を持っているという分析。

    確かに自分はサラリーマン系の家庭に育ったので、自営業になることに全くリアリティが持てなかった。
    また、自営業系や公務員系に憧れはあるけれど、そういう道に転職することには躊躇する。

    逆に自由業に生きてきた人にとって(例:スポーツ選手)、サラリーマンに転職するのが難しいのもよく理解できた。

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    2015年06月21日
  • 葬式は、要らない

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    自分用キーワード
    墓埋法 エドガー・アラン・ポー『早すぎた埋葬』 白洲次郎(葬式無用、戒名不用) 自然葬 社葬(日本特有) 直葬 媒酌人(バブル前後まであった) 永代供養墓 友人葬(創価学会) 宇宙葬 奈良の古寺(葬式仏教ではなかった) 南都六宗 二十五三昧会 往生院 末法思想 エンバーミング 阿部謹也『「世間」とは何か』 寺請制度(危険視された宗教信者ではないと証明) 村の身分秩序 戒名のランク 柳田国男『先祖の話』 核家族化の影響 戒名のコンピュータソフト スタンフォード大学の設立由来 PL教団の花火大会の意味 式場で分かる人と人の繋がり(故人の人徳)

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    2015年04月01日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    作者の方が初めに書いてるように、私にとっても宗教は「用心すべきもの」だった。でもこの本のお母さんのエピソードを読んで、少し考えが変わった。

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    2015年02月05日
  • 葬式は、要らない

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    日本人の葬儀代は平均で231万円。葬儀そのものにかかる費用だけでなく、戒名や墓など、あれもこれもといろいろかかる。その後も檀家になると法要代でまたかかる。本書は、この仕組みには日本における仏教の歴史が反映されてていることを明らかにするととともに、現在、仏教の位置づけが大きく変容しつつあることを指摘しています。

    核家族化が進み、都会に住む人が増えた現代において、葬儀はともかく、檀家のシステムは変化を余儀なくされることは自然な流れと感じます。

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    2015年01月27日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    「夢をかなえるゾウ」のリアル版のような印象。
    お金を持つことが夢ではなくて、今あるお金と自分の仕事以外の時間をより大切にすること。それがイコール自分を大切にすることイコール満足感や達成感、幸せ〜♪の図式なんだなあと感じます。

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    2015年01月23日
  • 0葬 ――あっさり死ぬ

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    『葬式は、要らない』のつぎの段階に進んでいる現在を、島田先生の視線でまとめたのち、その先を見ようとしている本。
     葬儀や墓が「めんどうなもの」になったのは、結局は資本の論理によるものであるということ、そこにつけこまれるのは「世間体」とかいうあやふやなものにとらわれているからであるということ、仏教式の葬儀はもともと修行途中に死んだ若い雲水のために行われたものに発したのちに俗人に応用されるようになったこと、墓参りはモータリゼーション発達によるあたらしい習慣であることなどが平明に語られてゆく。そのうえで葬儀の簡略化は時代の必然であり、自然葬はますます広まるだろう、そして究極的には「火葬場で遺骨を引き

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    2015年01月12日
  • 靖国神社

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    比較的客観的な立場で書かれている。
    過去の経緯を知ることが靖国問題の解決には必要という考えは納得できる。
    靖国問題に関心のある人は読むと良い。

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    2015年01月04日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    高校生の子供が読んでるのをみて、さらりと読み始めました。エッセイと感じ違いしましたが、フィクションでした。
    結論をいうと、進学校に通い、これから大学受験をする自分の子供が読むのはどうかと思いました。
    小さな幸せをこの様に感じるなら、今、勉強を頑張るという説明が親でありながらできなくなります。
    というのも、私自身が主人公のようにお金じゃないものの大切さを日々感じながら、金銭的にはどうかわかりませんが、心豊かに暮らせてるからです。
    以前は、自分の時間を会社に使ってもらい、年収という形で反映してもらいました。それが全てだったし、なんの疑問ももちませんでした。
    今の様な考え方になったのは、海外での生活

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    2014年11月12日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    ネタバレ

    確かに最近、人に迷惑をかけちゃいけないという風潮は強い。迷惑・面倒をかけあうことで、人間関係が築かれる。そしてそれが財産。成人式・結婚式は自分のためじゃなく周り(親、お世話になった人)のためにやるもの。
    仕事にやりがいを求めなくていい、生活の手段として割り切っていいというのは、そういう考え方もあるんだねと感じるが、やっぱり若いし求めちゃう。
    それに昔からの古くてダサい会社、もこれからの時代は大して安定してると言えなくなってくるのでは?

    知り合いが、ストレス解消や残業で生じた心や体の不具合を治すために高いお金払っているのでは、何のために働いているのかわからないと感じると言っていたが、まさにそれ

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    2014年11月06日
  • プア充―高収入は、要らない―

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    ネタバレ

    愛読しているセミリタイヤのブログで紹介されていたので借りた。これ流行ったよな。やっぱ言葉にインパクトがあるからかな。でも宗教学者の人が提唱していたとは知らなかった。まぁ足ることを知るってのは言われてみれば宗教的なのか。日本文化みたいな感じもするけど。内容は既に実践隅と言うか、取り立てて目新しいことはなかった。IT企業とかベンチャー企業でバリバリ働く、なんて到底できないし。しかし自炊がこれほど強く推奨されているとは。まぁお金もかからず、健康に直結するしね。最近のシュークリーム生活は確かに心も満たされないわ。ちゃんとしたご飯が食べたい。規則的な生活は仕事柄難しいけどな。人との縁も少ないし。今の年収

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    2014年11月06日
  • ほんとうの親鸞

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    親鸞の同時代の直接言動を示す文献はほとんどなく世に出回る日本宗教史上のスーパースターの像は親鸞の死後形成された浄土真宗によって作られた(キリスト教のパウロのように)。
    歎異抄は親鸞の死後親鸞の思想をの異端を嘆く形で書かれたもので、うまく書かれている可能性が高い。一方数少ない親鸞の真筆からは、法然の忠実な弟子という図が浮かび上がる。妻帯は当時は必ずしも珍しくはなかったが、親鸞の子らが妻帯を継続することで、浄土真宗は有力者と婚姻関係を結んで大きくなる要因んを作った。また、分りやすい念仏をベースとする浄土宗はは庶民にも広がる基礎となった。

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    2014年10月02日
  • ウチの母が宗教にハマりまして。 ~My mom is addicted to religion.~

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    ありそうでなかった新興宗教レポート漫画。
    短編集の体をなしているが、どの話もすごくリアルで宗教を信じる人と信じない人の関わり方の難しさがよくわかる。
    最後の自分の母親の新人について、20年経って温かく見守ることができるようになった、作者や父親の変化がとても興味深い。ある意味信じる人と信じない人の調和の理想形だと感じた。
    間の島田裕巳のコメントもわかりやすくて面白い。
    ぜひシリーズ化してどんどんとぞくへんを出してほしい。

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    2014年09月12日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    無宗教と無神論は違う。。捉え方次第だろうが自分としてはそもそも同じだと考えたことは無いな。
    カトリックと仏教、神道とイスラム教、それぞれの共通点は興味深い。
    たしかに寛容な無宗教こそ平和への道だと思う。

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    2014年09月03日
  • 0葬 ――あっさり死ぬ

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    「葬式は、要らない」で知られる島田裕巳氏が、直葬からさらに進んだ時代の状況にあわせて、火葬場で遺骨も処理してもらう「0=ゼロ葬」を提唱した内容。
    極端なようですが、成年後見制度の実情などからも考えなければならない方法だと思います。

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    2014年06月29日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    毎年いろんな神社に行くが、こんなに種類があったなんて知らなかったし、それぞれの歴史がかなり面白かった

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    2014年05月18日
  • 世界の宗教がざっくりわかる

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    ユダヤ・キリスト・イスラム・仏教・ヒンズーなど世界的な宗教の生まれた背景、その教義の成り立ちと各宗教間での相違が簡潔にまとめられていて、いわゆる研究者の著作と違いすこぶる読みやすい。
    聖書の成り立ちと一神教であるキリスト教の中の多神教的要素などが興味深かった。

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    2014年03月24日
  • 0葬 ――あっさり死ぬ

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    葬儀以上に煩わしいお墓の問題、遺骨処理の問題に一石を投じる書。「葬式は、要らない」で葬儀業界・仏教界を敵に回した島田氏。今度は墓石・霊園業者を敵に回すことになった。葬儀をしない直葬に加え、遺骨を引き取らないゼロ葬。現在は過激な提案に思う人が多いかもしれないが、10年、20年のスパンで見ればかなりの人が受け入れるようになるだろう。

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    2014年01月30日