島田裕巳のレビュー一覧

  • 葬式は、要らない

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    『世界のすごいお葬式』(ケイトリン・ドーティ)を読んで、

    「自分の葬儀は簡素にしてほしい。面倒な手続きもいらない」と思ってた時に見つけた『葬式は、いらない』(島田裕巳)。

    葬式の流れを読んで、「直葬でいいし、お墓はいらない。何なら散骨してほしい」という思いが強くなった。

    自分のためにお金がかけられる事が馬鹿馬鹿しい。

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    2023年07月26日
  • 新宗教 戦後政争史

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    新宗教というものがどう生まれどう変遷してきたのか、ザッと知ることができた。
    統一教会だけが問題なのではなさそうだ。

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    2023年05月31日
  • 葬式は、要らない

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    いつになるかわからぬが、将来の自分の葬式を考えるに大変参考になった。遺された者に良かれと思う限り、宗教、形式まして費用にこだわる必要は全くないのだと。高額の戒名料に頼らざるを得ない葬式仏教寺院の背景や破戒僧が戒名を与えることの矛盾などは特に興味深く読んだ。

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    2023年05月21日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    5大宗教の始まりから現代までの歴史と、近現代の宗教にまつわるトピックの概要をさらりと書いた本。絵や図が多くとっつきやすい。全体像を掴める。さらりとしてるので知的好奇心は少ししか高まらなかった。ほかの本や動画もいっぱい見つつ都度全体像を再確認するのに最適。

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    2023年04月05日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    神社とはどういうものなのかが広く浅く、要点を踏まえて解説されている。日本にある様々な神社、その神社に祀られているものがどういう神なのかが丁寧に説明されている。学生時代に学んだ『神仏習合』や『本地垂迹説』『神仏分離』の流れが、時代背景と共に良く理解出来る良書。
    ただし、ある程度『古事記』の知識や歌舞伎などを知らないと、かなり読みにくく理解しにくい。古事記と、歌舞伎関連の本を読んで読み直したら新しい発見がありそう。

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    2023年01月30日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    仏教、キリスト教、ヒンドゥー教についてイラスト付きで解説されている本でした。経済と宗教の部分が一番面白かったかもしれない。
    一度読んだだけだと記憶に定着しないくらいボリューム満点なので、何度か読み返したい教科書みたいな本でした。

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    2023年01月12日
  • もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない

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    結婚しない、子供を作らないのも自由だけど、いないと最期みとってくれるのはだれもおらず孤独に死ぬしかないというようなことが書かれており、その通りだなと。
    親の立場ですが、うまく子離れしたい。。いつまでも甘やかしてしまって、難しいのだけど。

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    2023年01月12日
  • 葬式は、要らない

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    日本人が葬式にお金をどれくらいかけているのか、すごくわかりやすく説明されていました。また、"伝統"といいつつその歴史も浅いもの、という宗教的なこともせつめいされていてなるほどなと。

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    2023年01月12日
  • 捨てられる宗教 葬式・墓・戒名を捨てた日本人の末路

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    日本人の平均寿命が伸びることで、死生観が変わった。死生観A(宗教により救いが必要な世界)とB(長く生きるため、老後までスケジュールする必要がある世界)があってBに移行しつつある。そうなると、宗教は不要になってきてむしろ葬式に呼ぶ人がお互い死んでしまっていなくなるとか。
    死生観変わったというのが確かにその通りで、私も感じてはいたことが思っていた通りに言語化されていて、うんうんうなずきながら読みました。

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    2023年01月12日
  • 葬式消滅 お墓も戒名もいらない

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    自分が死んだときに、葬式も墓もいらないと思っていたので、すべてに同意。世の中の流れもそのような方向に向かいつつあるという点は、あまり意識してなかったので意外な事実だった。

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    2023年01月07日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    いろんな要素がありすぎて全てを理解できていない部分がありつつも、いろんな宗教をかいつまんで理解するにはとてもよい本でした。

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    2022年11月06日
  • 親鸞と聖徳太子

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    ご存じだろうか
    親鸞は晩年、聖徳太子を讃える和讃を詠んだ
    師である法然の教えを西方指南抄にまとめて
    宗教家として信仰の根本を再認識する為には
    天台宗開祖の最澄が日本最初の法華経理解者
    としてとらえている「聖徳太子」を抜いては
    日本仏教を語れないのだろう
    【知っておきたい聖徳太子】
    母の間人皇后の口中に救世観音が入って入胎
    厩の前で産み落とすと赤・黄色の光が差込む
    2歳で合掌し「南無仏」と称える
    6歳で百済の僧が持つ経論を見たいと望む
    16歳で物部守屋と戦う(四天王像の加護)
    26歳、百済阿佐王子と面談し眉間から白光
    27歳、愛馬黒駒で富士山登頂(3日で帰還)
    37歳、魂で前世修行時の経典を持ち

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    2022年09月16日
  • 教養として学んでおきたい神社

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    神社は、とっても身近な存在なのですが、それゆえか、その存在について、あまり疑問を持ってきませんでした。
    が、タイトルを見て気になったので、読んでみました。

    名称に「神宮」が入っている神社は天皇にまつわる神社であること、神話に基づく神社の存在、実在の人がまつられた神社の区分など、神社についてあいまいだった知識が、かなり整理できました。

    また、「伊勢神宮」の本当の名称は単に「神宮」であることや、神社の本殿は後付け、とか、神道は教えを持たない、とか、改めて得られた知識もいろいろとありました。

    この本を読んで、神社や神道と日本人の相性のよさを感じました。
    仏教との共存(神仏習合を含めて)が可能な

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    2022年08月22日
  • 小説 日蓮 上巻

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    かなり独特な表現のように思えましたが、主人公が仏教の道にのめりこんでいく様子が、とても興味深く感じられました。
    仏教との関わりってどういったものだったのかと、とても疑問に感じていたので、主人公が感じていた疑問とともに、後半読んでいきたいと思います。

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    2022年08月10日
  • 宗教対立がわかると「世界史」がかわる

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    宗教、そして世界史についてちゃんと学んだことがなくて、最初は知らないことも多かったけど、最初から読み通すと最後には納得できた!用語も多いけど、面白かった。イスラム教は教団など組織がなく、説教を行うイマームも俗人、入信するには洗礼などもない。戒律の強制や罰することなどもないため、ゆるいといえる。啓典の民(同じ神を信仰するユダヤ教徒とキリスト教徒のことを仲間として捉える)は「ジズヤ」という人頭税さえ払えばイスラム教が支配的な地域でもユダヤ教やキリスト教の信仰を持ち続けても構わないとされる⇆キリスト教
    →キリスト教が広まった地域に住み、迫害を受けていたユダヤ教徒は、自分達の信仰を守るために、イスラム

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    2022年07月05日
  • いつまでも親がいる~超長寿時代の新・親子論~

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    老いていく親との今後の関わり方について、何かヒントになればと思い読んだが、内容が思っていたものではなかったのが残念。
    ただ、親子や人の上下関係に関して、宗教や国によって考え方が違うという事やその歴史的背景を知ることができ、意外と面白く読むことができた。

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    2022年06月17日
  • 「墓じまい」で心の荷を下ろす

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    つるりとした御影の墓石を頂く○○家先祖代々の墓。あれは実は代々受け継がれてなどいなくて高度成長期に広まった文化の一種なのである。そもそも代々続かないのは当然であり、必要以上に重く考える必要などない、だから安心して墓じまいをというのが著者の立場。なるほどと思った。確かに、誰でもみんな建てるようになり建てて一人前とされたものがやがて次代で・・という点で郊外のマイホームみたいなものなのかもしれない。深刻に悩んでいる人にとっては少しは気が楽になれる本だと思う。

    P33 これから長い年月が経てば、いつかは私を知らない子孫が出てきます。わたしは忘れ去られて、その時ようやく「ご先祖さま」とひとくくりで呼ば

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    2022年04月29日
  • 教養として学んでおきたい神社

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    キリスト教・イスラム教・仏教などには、「経典・教典」がある。
    しかし神道には「経典・教典」がない。
    だから仏教を取り入れるがで一部争いはあったものの、日本の土着宗教である神道の中に、概ね大きな争いはなく仏教は溶け込んでいった。
    というのは、なるほど、と思った。
    僧侶や親など、人づてに「教え」が受け継がれていったものの「教典」がないから解釈違いで争いがないし、時代に合わせて柔軟に変わっていくことができる。同じ宗教に属していながら異なることを言っていても、納得できる理由があるならそれでいい。
    今、「禅」や「マインドフルネス」などが一部でブームだが、仏教ではなく、このような日本民族宗教と仏教とが流合

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    2022年03月23日
  • 捨てられる宗教 葬式・墓・戒名を捨てた日本人の末路

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    <感想>
    本を読む前から、現代では宗教はあまり必要とされていないだろうという感覚はあったが、様々なデータからどのように宗教を取り巻く環境が変化しているのか知ることができた。
    本書のタイトルに「日本人の末路」という言葉があったため、宗教を捨てたことによる悪影響を主張する本なのかと思っていたが、特別そういったことはなかった。

    本書のメインである「死生観が変化している」という主張については、非常に納得感があった。これまで宗教が必要とされていたのは、「いつ死ぬかわからない」という病や死への恐怖のためであり、それらが解消されつつある現代に宗教離れが起こるのは至極当然とも思える。
    寿命が長くなってしまっ

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    2022年02月23日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    日本の特異性を見事につまびらかにしてくれている快書。仏教や神道の著作ではなく、一神教関係の著作を読んでから読むと面白さが際立つ気がする

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    2021年12月31日