島田裕巳のレビュー一覧

  • 教養として学んでおきたい神社

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    神社は、とっても身近な存在なのですが、それゆえか、その存在について、あまり疑問を持ってきませんでした。
    が、タイトルを見て気になったので、読んでみました。

    名称に「神宮」が入っている神社は天皇にまつわる神社であること、神話に基づく神社の存在、実在の人がまつられた神社の区分など、神社についてあいまいだった知識が、かなり整理できました。

    また、「伊勢神宮」の本当の名称は単に「神宮」であることや、神社の本殿は後付け、とか、神道は教えを持たない、とか、改めて得られた知識もいろいろとありました。

    この本を読んで、神社や神道と日本人の相性のよさを感じました。
    仏教との共存(神仏習合を含めて)が可能な

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    2022年08月22日
  • 小説 日蓮 上巻

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    かなり独特な表現のように思えましたが、主人公が仏教の道にのめりこんでいく様子が、とても興味深く感じられました。
    仏教との関わりってどういったものだったのかと、とても疑問に感じていたので、主人公が感じていた疑問とともに、後半読んでいきたいと思います。

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    2022年08月10日
  • 宗教対立がわかると「世界史」がかわる

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    宗教、そして世界史についてちゃんと学んだことがなくて、最初は知らないことも多かったけど、最初から読み通すと最後には納得できた!用語も多いけど、面白かった。イスラム教は教団など組織がなく、説教を行うイマームも俗人、入信するには洗礼などもない。戒律の強制や罰することなどもないため、ゆるいといえる。啓典の民(同じ神を信仰するユダヤ教徒とキリスト教徒のことを仲間として捉える)は「ジズヤ」という人頭税さえ払えばイスラム教が支配的な地域でもユダヤ教やキリスト教の信仰を持ち続けても構わないとされる⇆キリスト教
    →キリスト教が広まった地域に住み、迫害を受けていたユダヤ教徒は、自分達の信仰を守るために、イスラム

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    2022年07月05日
  • いつまでも親がいる~超長寿時代の新・親子論~

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    老いていく親との今後の関わり方について、何かヒントになればと思い読んだが、内容が思っていたものではなかったのが残念。
    ただ、親子や人の上下関係に関して、宗教や国によって考え方が違うという事やその歴史的背景を知ることができ、意外と面白く読むことができた。

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    2022年06月17日
  • 「墓じまい」で心の荷を下ろす

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    つるりとした御影の墓石を頂く○○家先祖代々の墓。あれは実は代々受け継がれてなどいなくて高度成長期に広まった文化の一種なのである。そもそも代々続かないのは当然であり、必要以上に重く考える必要などない、だから安心して墓じまいをというのが著者の立場。なるほどと思った。確かに、誰でもみんな建てるようになり建てて一人前とされたものがやがて次代で・・という点で郊外のマイホームみたいなものなのかもしれない。深刻に悩んでいる人にとっては少しは気が楽になれる本だと思う。

    P33 これから長い年月が経てば、いつかは私を知らない子孫が出てきます。わたしは忘れ去られて、その時ようやく「ご先祖さま」とひとくくりで呼ば

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    2022年04月29日
  • 教養として学んでおきたい神社

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    キリスト教・イスラム教・仏教などには、「経典・教典」がある。
    しかし神道には「経典・教典」がない。
    だから仏教を取り入れるがで一部争いはあったものの、日本の土着宗教である神道の中に、概ね大きな争いはなく仏教は溶け込んでいった。
    というのは、なるほど、と思った。
    僧侶や親など、人づてに「教え」が受け継がれていったものの「教典」がないから解釈違いで争いがないし、時代に合わせて柔軟に変わっていくことができる。同じ宗教に属していながら異なることを言っていても、納得できる理由があるならそれでいい。
    今、「禅」や「マインドフルネス」などが一部でブームだが、仏教ではなく、このような日本民族宗教と仏教とが流合

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    2022年03月23日
  • 捨てられる宗教 葬式・墓・戒名を捨てた日本人の末路

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    <感想>
    本を読む前から、現代では宗教はあまり必要とされていないだろうという感覚はあったが、様々なデータからどのように宗教を取り巻く環境が変化しているのか知ることができた。
    本書のタイトルに「日本人の末路」という言葉があったため、宗教を捨てたことによる悪影響を主張する本なのかと思っていたが、特別そういったことはなかった。

    本書のメインである「死生観が変化している」という主張については、非常に納得感があった。これまで宗教が必要とされていたのは、「いつ死ぬかわからない」という病や死への恐怖のためであり、それらが解消されつつある現代に宗教離れが起こるのは至極当然とも思える。
    寿命が長くなってしまっ

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    2022年02月23日
  • 無宗教こそ日本人の宗教である

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    日本の特異性を見事につまびらかにしてくれている快書。仏教や神道の著作ではなく、一神教関係の著作を読んでから読むと面白さが際立つ気がする

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    2021年12月31日
  • 日本の10大新宗教

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    日本の10大新宗教 2007

    数々の新宗教をざっくりとつかめる良書
    2015年7月4日記述

    宗教学者の島田裕巳氏による著作。
    2007年出版。
    新宗教について解説している。
    しかし多くの新宗教があるのだなとそれだけでも勉強になる。

    1.天理教
    2.大本
    3.生長の家
    4.天照皇大神宮教と璽宇
    5.立正佼成会と霊友会
    6.創価学会
    7.世界救世教、神慈秀明会と真光系教団
    8.PL教団
    9.真如苑
    10.GLA(ジー・エル・エー総合本部)

    率直に言うと天理教、創価学会、PL教団くらいしか認識が無かった。
    天理教は日本史で学んだ記憶がある。
    開祖中山みきは人物名も教科書か何かで覚える機会があ

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    2021年12月23日
  • なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか

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    神社、お寺について調べるために読んだ本。教科書で習ったけれど今一つ理解できなかった神仏習合、本地垂迹説がのがよくわかった。

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    2021年11月05日
  • サクッとわかる ビジネス教養 宗教と世界

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    世界の5大宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教)をそれぞれ、テーマごとに見開きでカラーイラストや表なども交え初心者にわかりやすく開設した本。

    最近(2021年)もイスラエルとパレスチナの交戦、アメリカのアフガン撤退によるタリバンの興隆等、地政学的観点よりも、宗教的観点から見た方が状況を理解しやすい情勢がある事からも、本書を読むだけでそれらもめ事の理解のための基礎知識は得られるのはありがたい。

    もちろん、本書はあくまで入り口部分の基礎知識が主たる内容なので、より深い理解ためには他の書を多く当たる必要がある。

    私もそうだが、普段宗教とは無縁で生活している人が多い日本にお

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    2021年09月02日
  • もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない

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    親捨ては必要。
    昔は都会に出て就職したり、若くして結婚するなど必然的に親離れしていたから、わざわざ捨てる必要もなかったし、日本人も短命だったから介護する前に旅立っていた。
    長寿になり、夫婦でも老々介護、さらに子供とはいえ老人が老人を介護しなければならない事態に。
    また、都会生まれの子供が増加するに従って生涯未婚率もあがった。40歳を超えても結婚せず親と共に実家生活をしているのは共依存。精神的に親離れするのは親殺しという親を乗り越える上で必要な儀式。

    「子供に迷惑をかけたくない」は高齢者のキーワードだが、自分の死後の後始末は死んだ本人にはできない。綺麗事にすぎない。歳を取れば人に迷惑をかけない

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    2021年08月13日
  • 人は死んだらどこに行くのか

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    最近読んでる系の本の中では硬かった
    そして、本によって各宗教の解釈が異なる
    これも、伝わっていく中で変化していく様を表しているのかなぁー

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    2021年06月04日
  • 浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎

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    日本の仏教宗派について詳しく解説している本。
    教祖から複雑に枝分かれしているのでとても覚え切れない。
    ・全部の派を合計すると1,200万人の信徒 26%の寺院数 北陸、広島は殆ど
    ・真言宗は、高野山で空海が弘法大師として広める。
    ・単独では、曹洞宗が700万人で1位だが真宗大谷派(東本願寺)等の宗派を合わせると、門徒の数は1200万人に及ぶ。
    ・近東光と瀬戸内寂聴が天台宗
    ・日蓮は、伊豆と佐渡2回流罪となる。他の宗派を激しく攻撃。
    ・日蓮正宗が1700万人いたが、創価学会員を破門にした為小規模となった。創価学会員が出したお金が創価学会を通らず大石寺(静岡県富士宮市)に渡ったことに対する不満蓄積

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    2021年05月09日
  • 捨てられる宗教 葬式・墓・戒名を捨てた日本人の末路

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    宗教は話のかかりであって、メインとなるテーマは死生観の変化。人が生きて行く上で、寿命が延びることによる影響は計り知れない。

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    2021年03月30日
  • 大和魂のゆくえ(インターナショナル新書)

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    大和魂とは何ぞや、とここまで真面目に考察した本はない。「日本人の心」と言うと誰もが使う言葉で、誰もが意味を定義せずに使う。改めてこのように解析されると定義が揺らいでくる。そして今後の日本に必要な「心」とは。

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    2021年01月13日
  • なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 【最強11神社】八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祗園/諏訪/白山/住吉の信仰系統

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    宗教学者島田裕巳著
    武士に愛された八幡さん
    菅原道真さんの祟り雷天神さん
    豊年祈念のキツネお稲荷さん
    最強アマテラスを祀る神宮お伊勢さん
    国づくり得意出雲さん
    藤原氏威厳ありあり春日さんなど
    神社参拝のちょっとしたウンチクに
    いいかもですよ。

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    2021年01月03日
  • 八紘一宇 日本全体を突き動かした宗教思想の正体

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    2015年3月16日に三原じゅん子(元コアラの嫁)が衆議院で、戦時中に日本の海外進出を正当化する役割を果たした「八紘一宇」ということばを持ちだすという出来事あった。

    この言葉について宗教学者の島田裕巳氏が解説した本。

    軽い気持ちで読み始めたら、田中智学から日蓮主義、そして日蓮主義者であった宮沢賢治や満州事変の首謀者である石原莞爾へと話が進み、読むのをやめられなくなった。 そして血盟団事件や2.26事件などへも話は展開していく。

    戦前の日本で日蓮主義がいかに力を持っていたかや、日蓮の教えを基礎として創価学会など、三原じゅん子はどこへやらで日本の近代史を学べてとても面白かった
    。 

    創価学

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    2020年12月21日
  • 神社で拍手を打つな! 日本の「しきたり」のウソ・ホント

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    いつのまにやら「二礼二拍手一礼」とやらをみんながやるようになって、神社の参拝にやたらと時間がかかるようになった。そんなことは昔はやってなかったのに、いつのまにやら伝統とか正式にはこうだとかいう顔をするようになった。あほくせ、と思っていたが、島田裕巳がちゃんと解説してくれていて、清々した。要するにコレ「神社本庁」が広めている似非マナーじゃないか。神社本庁といえば神道政治連盟を関連団体に持ち、自民党の議員にも大きな影響力がある宗教団体。そしてこいつらの主張と言えば、天皇男系維持、東京裁判の否定、夫婦別姓反対といった「反動的」なやつばかり。神社本庁系の神社には賽銭だってビタイチ払いたくない自分にとっ

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    2020年12月19日
  • 葬式は、要らない

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    宗教学者 島田裕巳が日本の葬式について論じた2010年の著作。タイトルはセンセーショナルですが、海外の葬儀に比べて、非常に高額となる日本の葬儀について、宗教史を紐解きながら解説しています。内容はいたって論理的です。これからの葬式の在り方についても触れられています。誰もが必ず通る道だけど、全然知らないというか、知る機会がないお葬式について考える機会になるのは非常に有益だと思いました。

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    2020年07月17日