【感想・ネタバレ】大和魂のゆくえ(インターナショナル新書)のレビュー

あらすじ

霊や魂に関心が向けられなくなった今、日本人の精神はどこに求められるのか? 国学者・本居宣長は、漢意(からごころ)や儒意(じゅごころ)の知性より大和魂の知恵が肝要だと説いた。日本的反知性主義である。幕末、尊皇攘夷の思想と結びついた大和魂は、戦争を契機に大いに叫ばれ、日本人の勇猛果敢な精神と捉えられた。近世から近代にかけて強い関心が集まった大和魂だが、現在の日本人の精神はどこに求められるのだろうか。グローバル化が成熟する今、日本での霊や魂の変遷をたどりながら、大和魂のゆくえを探る。

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Posted by ブクログ

大和魂とは何ぞや、とここまで真面目に考察した本はない。「日本人の心」と言うと誰もが使う言葉で、誰もが意味を定義せずに使う。改めてこのように解析されると定義が揺らいでくる。そして今後の日本に必要な「心」とは。

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2021年01月13日

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