島田裕巳のレビュー一覧
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良著。
日本人でいながら、日常的過ぎて解っていなかった仏教の宗派毎の性格が成り立ちを通して良くわかる。
(前に「ビートたけしの“教科書に載らない”日本人の謎」でも仏教扱ってたけど、あれも良かったな。)
仏閣・仏像や歴史が好きだから、あの名刹が○○宗なんだとか、戦国期の本願寺や加賀一向宗のクダリが良くわかって余計に面白かった。
日本史等でも習ってるのにねぇ、神仏習合時の影響で仏教と神社(日本古来の神)の区別もあいまいなこと多いから。
題名は、ちょっと釣りに匂いがするけどね(笑)
全体通して、殆どその主張のためには向いてないから。
それでも、釣られてみても良い本。 -
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近年パワースポットなどと呼ばれ、熱い注目を浴びている場所も、元をただせば何某かの信仰と結び付いている場所であることが多い。そのような聖地と呼ばれる場所が形成されるうえで、決定的に重要なのは祭司である。祭祀が営まれ、それがくり返されることによって、その空間は聖性を帯びてきた。
一方で、数百万単位の人間を集める聖地が、それこそいくつも存在しているのは日本くらいであるという。われわれ日本人の多くは、無宗教でありながら、複数の神を信仰するという離れ業を演じてきた。本書はそんな日本の聖地を辿り、その秘密を解き明かしていく一冊である。
◆本書の目次
第1章 クボ―御嶽 @久高島
第2章 大神神社 @ -
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これを、公明党や創価学会への賛美本ととるのも、批判本ととるもの、間違いだと思います。良い所も悪い所も含めて、公明党と創価学会を中立的にとらえてみようという内容になっていると思います。
少なくとも、公明党や創価学会がどのような団体かさえ知らずに批判ばかりしている人は、一読すべきだと思います。
特筆すべきは、戸田から池田への交替によって創価学会の進む方向が変わってきたことではないでしょうか。戸田がもう少し長生きしていたら、こんにちの創価学会は多少、性格の違う団体になっていたかもしれません。
公明党の住民相談については、他党の議員も見習って欲しいと思います。他党が全くやっていないという訳ではな -
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先日、父の葬儀をしたので、本書を読んだ。私は本書でも述べられてる「葬式仏教」に対して本当に納得がいってない。(本来の仏教の考え方は共感しているが)
まず価格の高さに納得がいかない。ややデータは古いものの、本書には日本の葬儀費用の平均が200万を超えているとあった。他の世界は数十万程度で、はっきり言って葬式は贅沢なものである。
またお布施や戒名といったものが、ブラックボックスなこともだ。戒名は本来修行した者に与えられる名前であるはずなのに、仏道に励んでるわけでもない故人に与えられるというのもよくわからない。
そもそもの話であるが、檀家制度に納得がいってない。本来は戸籍管理やキリスト教への信 -
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作者の前著(「葬式は、要らない(2010年)」、「ゼロ葬、あっさり死ぬ(2014年)」もすでに話題になっていたらしい。
自分事だが、1970年代に、祖父の葬儀で棺桶を担いで墓まで歩いて埋めた記憶があるなあ。
今や火葬が100%近いそうだ。骨を神聖化する習慣は、火葬になってからのこと。
同じ火葬でも、東日本では全拾骨、西日本では部分拾骨らしく、骨壺の大きさが違うそうだ。
伝統(?)と思っていた葬儀、戒名や布施、墓・骨壺などの由来・経緯も解説される。例えば、キリスト教やイスラム教の慈善や喜捨と仏教の布施は根本的な異なる。余裕のあるものが貧しいものに与えるのでなく、布施は貧しくても寺や僧侶に収め -
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ネタバレ天理教と大本教が気になり読んだ。コンパクトに分かりやすくまとめられている。
大本教に関しては、王仁三郎の孫出口和明の手になる小説『大地の母』(全12巻)を読んだあと「大本のことだけは研究すまい」「大本にかんしての研究は不可能だ」と思ったって書いている。
『大地の母』は、ざっくり言えば事実に基づく「神話的なドラマであり、初代教祖である出口なおと王仁三郎の神憑りであり、二人に降った神同士の対立と抗争の話である」らしい(事実に基づく…?)。めちゃくちゃ気になるが、全12巻にわたる実録神々のケンカ話かぁ…。いや、でも『霊界物語』全81巻に比べたらまだ可愛いもんか。 -
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島田裕巳氏は、1953年東京都生まれの宗教学者・作家。東大文学部宗教学宗教史学専修課程卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程満期退学。柳川啓一氏に師事し、通過儀礼の視点から宗教現象を研究。ヤマギシ会への参加経験を通じて宗教の実践と理想を体験的に探究した。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東大先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任。ベストセラーとなった『葬式は、要らない』ほか、宗教史から現代宗教、死生観まで多岐にわたる一般向け著書多数。
本書は、世界の歴史の中で、帝国と宗教がお互いに利用し、利用されてきたさまを考察したもので、2023年に出版された。
概要及び(私に -
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こういう言い方はなんだが、思ったより面白かった。
神社は神所なので神職であったとしても人が住む場所ではない、という一方で寺はもともと中心としたのは仏舎利+それを納める仏塔でそこで修行する僧が集まるから居住空間というのはわかりやすい。
そもそも神社というか神道の社殿は存在せず、鳥居だけがあった、それ以前は鳥居すらなく自然環境のみや茅の輪を作る程度で重要なのは儀式というのは納得感がある。
あと新興宗教は現世利益がメインで、故人を弔うことは重視していないというのは言われてみればそうなのだろう。
日本人男性は50代から急に宗教を意識し始めるという話はちょっと面白かった。まぁ平均取っただけの単純な
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